【市況/通常市況】
クロス円は持ち直すも、小幅レンジでこう着市場区分:東京 通貨区分:ドル円・ユーロドル・ユーロ円・豪ドル円 クロス円が持ち直す展開に。
中国株が安寄り後に反発する動きとなったことで、ユーロ円は125.10円前後、豪ドル円は82.65円前後まで水準を戻している。ただ、全体的には手がかり不足の状態は否めず、積極的に上方向を狙う動きも限定的で、午前のこれまでのレンジを越えるような動きには至っていない。 11時16分現在、ユーロ円は125.05円、豪ドル円は82.67円で推移。
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先週のFRBによる突然の公定歩合引き上げは「引き締め開始(金融政策の正常化)の兆候」であることに間違いない。
今週は、先週のアクションを踏まえてのバーナンキFRB議長の議会証言が最大の関心事だ。
米景気の回復状況が確認され二番底の懸念が腐食されるのか、また金融セクターが十分安定したと結論できるのか否か、市場はバーナンキFRB議長の言葉から回答のヒントを探ることとなる。
市場が米景気回復に確信を持ち、小売各社の決算が改善するようであれば米ドルは、EUや日本の状況との対比からも更に上昇するだろう。
オーストラリア準備銀行も先週議会証言で、「経済が予想通り改善すれば一段の金融政策の調整が必要になる」との認識を表明しており、来月の利上げが視野に入ってきた。
利上げに動く国と、動けない国、さらにはデフレにあえぐ国、とそれぞれの国を取り巻く状況が明らかになってきた。
為替市場では、今後一層素直に金利、ファンダメンタルズに反応していくことだろう。
大局観だけはぶれないよう取引に心がけたい。