いらっしゃいませ! ようこそ、居酒屋・雑食館へ! いつも御贔屓、ありがとうございま~す!
……って、一体どうされたんですかぁ? その恰好は。
あっ、わかった! さてはこのところ陽気が良くなったもんだから油断して、Aさん、風邪ひいちゃったんでしょお~! そんな大きなマスクして。鼻グズグズさせて目ェ潤ませてぇ~しょーがねぇなぁ。ったくぅ。そんなに酷そうなのにこんな所に来ないで、家で大人しく寝ていればいいじゃないですか~もぉ。
えっ! ちがうの? あ! あぁ…かふんしょー…なんですかぁ、納得いたしました。こりゃ失礼をば(汗。
うんうん、そうですよね。風邪で会社は休めても、花粉症じゃあ休むわけにはいきませんものね~。
え? 僕ですか? そうですねぇ、ウチのお袋は数年前から花粉症になりまして毎年この時期になるとAさんと同じでとても辛そうですけれど、僕は幸いまだですね(笑)
でも、いずれは罹るんでしょうけどね。。。よくコップの水に喩えられますよね、そういうのって。
年々体内に蓄積された花粉が、ある年ドッとコップの縁から零れ落ちるように溢れだすそうで……。
それを思うと……チョット、不安になるけれど。。。
え、なんですって? 「この時期に味わう花粉症のツラさときたら、頭痛に鼻水鼻づまり。咳にくしゃみに目の痒みって、お前になんか分かるまい。もぉ、死んじまいたくなるくらいにヒドイんだぞ…」ですか……。
まぁ、仰ることは分かりますけどねぇ、杉なんかのために死んじゃあダメでしょ(笑)
「杉のために死ねるか!」って、気合入れ直して、まずは一杯いきませんか?
とびっきりのいいネタが今日は入ってるんですよ~w
杉は杉でも花粉の出ない杉、杉サマこと杉良太郎で、「君は杉のために死ねるか」じゃなかった、
「君は人のために死ねるか」
どうぞ、おひとつ!
説明しよう! この曲「君は人のために死ねるか」は1980年フジテレビ系列で放送された杉サマ主演の刑事ドラマ「大捜査線」のエンディングテーマである。
作詞は杉サマ本人が手掛け、詞の着想はアリスの大ヒット曲「チャンピオン」から得たらしく、曲をつける際、作曲家に「チャンピオンみたいにしてほしい!」と注文をつけたのだとか。
残念なことに発売当初それほどのヒットにはならなかったが、数年後、深夜ラジオを中心にこの曲が取り上げられて一部では異様な盛り上がりをみせることとなる。
そのひとつであるニッポン放送の「大槻ケンヂのオールナイトニッポン」においては、パーソナリティーの大槻ケンヂが「まるでロキシーミュージックのブライアン・フェリーのようだ!」と絶賛!
サビの部分の、「アイツのニャは~ポリィースミャーン♪」は当時隠れた流行語となった。
ちなみにフジテレビ主宰の「FNS歌謡祭」に出演してこの曲を歌ったら、場内(日本武道館)に集まった観客から爆笑されてしまい、杉サマが怒って番組途中で帰ってしまったというエピソードがある。
どうです? Aさん。少しは気持ちが楽になりました?
なに? 「可笑しすぎてよけいに苦しくなった? 俺は杉のために死ぬのか?」ですって!?