おはよう!・・・(^^ゞ
今日は以前から気になっていた登山道を紹介します
沢山の登山道があります、アイスロード・徳川道・石切道・魚屋道など
■人の手が支える登山道
神戸市で維持補修を行っているハイキングコースは66ルート、合計約220kmに及びます。風化しやすい花崗岩の特性もあり、自然環境を守りつつ、安全に親しめる山道を保つには、様々な困難が伴います。
広範な登山道の補修や手入れには、地元の登山会など山に関わる人々の協力が欠かせません。また、市から委託を受けた「グリーンパトロール」の人々が、山火事防止の普及に努めています。
神戸市で維持補修を行っているハイキングコースは66ルート、合計約220kmに及びます。風化しやすい花崗岩の特性もあり、自然環境を守りつつ、安全に親しめる山道を保つには、様々な困難が伴います。
広範な登山道の補修や手入れには、地元の登山会など山に関わる人々の協力が欠かせません。また、市から委託を受けた「グリーンパトロール」の人々が、山火事防止の普及に努めています。
沢山ある登山道の中で今日は魚屋道を取り上げます
神戸市にお住まい、また六甲山にハイキングしたことある人なら聞いたことあると思いますが
六甲最高峰(931.25m)に行くには魚屋道を通る事になるからなんです
そこで今回は魚屋道のルーツを探ってみたいと思います
魚屋道とはトトヤ道とも言います
魚のことをトトと言います(関西弁かな?)
まぁ~それだけハイカーの皆さんに親しまれていたんだと思われます
魚屋道は江戸初期から灘地方と有馬を結ぶ東六甲最古の山越え交通路で
絵地図では森から山に登り、蛙岩、山の神、風吹岩、東おたふく山、
本庄橋、一軒茶屋、射場山山復、有馬ルートを通り
「六甲越え」と呼ばれた
幕府が定めた有馬への正規の街道ではないので「抜け荷の道」とも言われた
文化3年(1806)に灘本庄と有馬の人々がひそかに道の大修理をしていた
深江浜の魚は大正時代まで、この魚屋道を使っていたと思われます
その当時は電車もバスも車も無かったのですから
港から荷揚げされた魚を逸早く有馬の旅館に届けるのは
魚屋道を使うのが一番早いと思われます。
■そこで魚屋道を実際に歩くことにしました
深江浜から有馬温泉まで約15km歩いてみました

■深江港
神戸港第7 防波堤に渡るための、
渡し船が停泊しているぐらいですね

■旧魚崎港
今は埋め立てされて昔の面影がまったく見られません
実は浜ちゃんはココに港が有って早朝に魚が揚げられて市が開かれている様子を見た覚えがあるのですよ!
ここ港から真正面に見えるのが六甲山の山頂なんですよ
六甲山を越えて有馬温泉まで重たい荷物を背たらって登ったんですね
魚ですから日持ちしないので毎日のことでしょうね!
■阪神電車深江駅の近くに魚屋道の古道基点の石標と解説板です


■魚屋道・登山道の入り口です


■登山道入ってすぐに木が茂っていて倒れた枝が邪魔で苦労します


■蛙岩
カエルに似ているので名が付いたそうですが?似ている?


■珍しい自生している「オカトラノオ」ではないか?


■風吹岩
芦屋ロックガーデンからの合流地でもあります
ここからハイカーさんが多くなります


■掲載される画像のサイズがオーバーしましたので次回に続く!