廣田神社のコバノミツバツツジ群落その2 | 浜ちゃんの悠々自適!

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こんばんは! (@_@)
 
先日、日曜日の早朝に”コバノミツバツツジ群落”を見てきました
 
4月12日~13日の2日間
第19回つつじ祭りが開催されていました
 
廣田神社の神苑は、後ろは甲山に接して六甲山を背負い、前は西宮市街を瞰下して武庫の静海を望み、摂津・河内・和泉の山野を一望の内に収めて、四方の眺めに富み、殊にツツジの満開となる四月初旬から中旬には満山ツツジを以ておおわれ、その情景は千紫万紅天に映ずるの美観にて筆舌に尽くしがたく、千古の神蹟に相応しい。
 我が国植物学の父である一大権威者の牧野富太郎博士も、その盛況な様子を遊覧されて「ただ三葉千萬人をおびき寄せ」と一句を詠まれて絶賛されたのである。
コバノミツバツツジは、関西地方の低山を中心に分布し、特にアカマツ低木林内に多くみられ、本州(静岡県西部・長野県・福井県以西)・四国・九州の山地に自生する落葉低木のツツジ科の植物で、葉が小枝の先に三枚輪生する特徴があり、他のツツジ科の植物よりも早く葉が出る以前の3月末から4月中旬に一斉に開花し、紫花燃え出ずる紫雲の眺めは格別なものである。  
花色は淡紫・濃紫・白色が有るが、廣田神社の躑躅は概ね淡紫色で、中には花弁に斑紋を表すものもある。
 廣田神社のコバノミツバツツジは古く元禄年間人文に詠まれ、元禄・寶永・正徳の頃(1688〜1715)に既に栽培され「廣田山の躑躅(ツツジ)」として殊に有名であったことから少なくとも300年以上に亘り人々に慈しまれて来たことが推察され、民間行事の春の山行きでも、廣田山で手折った躑躅を田の水口に挿し立てることが記録に残っている。
 ツツジ科の植物は株を叢生して拡大し、株の中央の幹は枯死するので、樹齢の推定は困難であるが、廣田神社のコバノミツバツツジは大株で樹齢約150年以上と推定され、其の高さも3、4メートルに達する。
 
コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)ツツジ科ツツジ属の落葉低木。
中部地方から関東地方に分布するミツバツツジに比べて、葉が多少小さいためこの名がある。
 
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廣田神社
 兵庫県西宮市大社町7番7号 
TEL : 0798-74-3489