電気ラッパ吹きの奮闘記

電気ラッパ吹きの奮闘記

電気ラッパ(ウインドシンセサイザー)で、路上演奏を中心に活動しています。その活動の記録です。

 

 

 

 映画鑑賞とカレーのついでではありますが、天気予報を見ると、年末年始唯一、路上演奏ができるようなので、三週連続で、駅前広場の手前に、陣を張りました。

 

 映画の関係で、いつもより早めのスタートになりましたが、あいみょんの「裸の心」を「この歌、大好きなんですよ」と聴いてくれたオニイサン、「夜空ノムコウ」を熱心に聴いてくれた、自分と同世代くらいの女性、「タイタニックのテーマ」を「懐かしいね。でも、風邪ひかないでね。」と声を掛けてくれた男性、他の皆さん、ありがとうございました。さすがに寒いのと、夏なら路上演奏二回はいけるアンプのバッテリーが切れ気味で、バリバリと鳴り始めたので、一時間を超えた辺りで、終了しました。クリスマスソングは、もう外しましたがその分、来月の「新潟ジャズストリート」に向けての楽曲も演れました。ソロ、ユニット、の楽曲と、「新潟ジャズストリート」で予定している演目をなるべく被らせて、いきたいと思っています。

 

 帰りに万代の駐車場へ向かう途中、ビルとビルの谷間の小路で、聞き覚えのある弾き語りの青年の歌声がしました。今夜は寒い事もあり、自分が演っている間は、駅前広場から歌声は聞こえませんでしたが、ここへ移って来た弾き語り青年も、駅前広場での「音被り」の煩わしさに、気づいたのかも知れません。楽曲の練習も不可欠ですが、状況も変化していて、それを早く察知するのも路上演奏では、大事な事なのです。最近、自分がよく演っているドラッグストアの前ですが、実は来月には閉店します。まぁ、新潟駅前の一等地ですから、次に入るお店も決まっているのかも知れません。場所がいいので、いつまでも空いている事もないと思います。今後、どうなるやら。また何と言っても、本格的な冬が到来して足を止めてくれる方が少なくなってきたのも事実です。使っている機材の電池の消耗も激しくなってきました。

 

 

 昨年、2024年は50回以上、新潟駅前広場のエリアで路上演奏をしましたが、一度もとがめられる事はありませんでした。それが今年の8月に、新潟駅南広場界隈の治安の悪化により、取り締まりが強まり、万代口広場で演奏していても、中止を勧告されるようになりました。その後、正式な許可をもらえないかと、新潟市役所を訪れたり、場所を変えたり、演奏の機会そのものを探したりしました。そして結局、人通りの多さよりも、快適に演る事に趣を置いて、駅前広場から通りを隔てたところに、陣を張るようになりました。これは、取り締まりから逃れる意味もありますが、生音であっても全力でギターを弾いて歌う弾き語り青年や、マイクとアンプも持ち込んで歌う弾き語り青年等との音が被ってしまう状態を回避する意味も強いです。

 しかし今回目撃したように、弾き語り青年も、駅前広場から移動してきたので、春になればどうなるか全くわかりません。さすがに、マイクとアンプの輩は、電池駆動でも路地ではしないと思いますが、アンプラグド弾き語り青年は、自分以上に身軽なので、どう動くか見えません。なんかドキュメンタリー番組か何かに、放り込まれたような感じです。

 そんなわけで、2025年も暮れて行きますが、自分の拙い演奏に傾聴していただいた皆さんに感謝します。

 

こんなに暖かい12月の土曜日も、なかなかないだろうと、いつものように、ここへ来てしまいました。一応、駅前広場行ってはみたのですが、21時を過ぎると弾き語り青年登場だろうと、やはりここに陣を構えました。実際に、21時過ぎからアコギ弾き語りの青年の声が聞こえてきましたが、ここまで聞こえるという事はかなりのヴォリュームです。確かに駅前広場は電車とバスを利用する人で終電近くまで、ある程度の人通りがあるし、明るいので譜面ライトなどの照明設備が必要ありません。生音ならギター一本で路上演奏できます。地べたに座り込んで、かたわらにタブレットを置けば、譜面台も必要ありません。アコギ弾き語りの若者が増殖するのも自然な流れです。(画像は、前回の物)ただし、二組以上の演奏者が離れて演奏しても、音は被ってしまい、人によっては騒音に感じるでしょう。また演奏する方も、他の演奏者の音が聞こえると、自分の楽器の音も声も、聞こえ難くなるので、大きな音になり、お互いにそうなると、悪循環になります。そこへ巻き込まれると、思う様な演奏はできなくなるので、残念ながら夜は控えた方がいいでしょう。

 

 

 

そこで今回も通りを渡ったドラッグストアの前に陣をはりました。すると演り始めてすぐに、クリスマス会の帰りらしい小学生とその親御さんに囲んでもらいました。その中の男の子に帰り際に「また聴かせてください」と声を掛けてもらいました。そもそも、今夜は出かけて来なかったら、ここに陣を張らなかったら、掛けてもらえなかった言葉です。ありがたいです。

 その後も、目の前のドラッグストアの段に腰を降ろして聴いてくれた方、一カ月ぶりに帰省したという男性、「糸」を大合唱してくれた若者のグループ、ありがとうございました。

 

途中、繫華街の特別警戒なのか、お巡りさんが数人並んで、目の前を通りましたが、こちらを見る事もなく、完全にスルーして行きました。油断はできませんが、駅前広場から道を隔てたこの場所で、この程度のヴォリュームなら、お咎めは無いようです。

 

今回は、古町へ用事もあったので、1時間半くらいで切り上げました。しかし、年末でクリスマス前という事もあり、密度の濃い、新潟駅前路上演奏となりました。

 

 

もし、来週末が悪天候なら、寒いけど降雨降雪や強風はない今週に路上演奏を催行しなかった事を、悔やむに違いない。そう思ったらやはり、ここへ来てしまいました。19時半に到着すると、ここからも見えるいつもの場所には、誰もいなかったのですが、今回はこの場所にしました。今はいなくても、これから1時間後くらいには、アコギ弾き語りの青年たちが来て、演り始めるという予想はつきました。そして実際に、そうなりました。それなら、最初から最後まで演り通せるここの方がいいだろうという判断です。

 

 

「HappyChristmas」をリクエストしてくれた女性は、小さな声ですが、素晴らしい発音で、私の吹くメロディーに合わせて歌ってくれました。「クリスマス・イブ」をリクエストしてくれた女性は、楽器メーカーに勤務されていた事があるとかで、久々に機材について、説明させてもらいました。その他、熱心に聴いてくださった皆さん、ありがとうございました。

 

 22時を過ぎ、気分良く撤収して万代口広場を通過すると、途中から音が聞こえて来た、アンプラグド弾き語りの男の子が二人、25メートル程は離れていますが、双方とも歌とギターはかなりのヴォリュームです。そうしないと、自分の出す音が聞き取れないのです。これでは聴く方も、大変だと思います。楽曲を聴いてもらおうというより、自分自身を主張する事に趣を置いているようです。残念ですがやはりこの場所は、諦めて正解だったようです。もし、アコギ弾き語りの青年が群雄割拠すれば、また夏のように当局の指導が強まるでしょう。今後の展開が気になります。余波が通りを渡って来なければと、祈るばかりです。