これまで映画や講演、ワークショップなどで
いろんな聖地と言われるところに呼んで頂きました。
その場所はパワースポットという言い方ではないのかもしれませんが
多くの方が尊敬を込めて訪れる場所です。
ハワイのマウナケア山
アメリカのシャスタ山
セドナ
マチュピチュ
イギリスのコーンウォール
セント・マイケルズ・マウント
グラストンベリー
エイヴベリー
トールの丘
ストーンヘンジ
モンサンミッシェル
カルナック
サグラダファミリアも入る?
インドのアルナーチャラ
ニュージーランドの最北端マオリの聖地ファーノース
・・・などなど書き忘れている場所もあるかもしれません。
各国各地で興味深い体験をしていますが、
やっとその体験の意味がわかるようになってきました。
各地での不思議な体験は、
体験したからどうとか
神秘体験が人を変える とも思っていません。
それに、これらの経験は、個人的であり
どれもが神聖で、大事な経験ですから
逆に軽はずみに書いたり、言ったりするものではない、と感じていました。
ただ、今は、そういう体験を伝えることも大事なことのような気がしてきたのです。
これまでのように、自分の中だけで終わらせ、秘するものも必要です。
しかし、そういう体験を、どんどん人に伝えシェアする為に、
そういうものを見せてくれる事があるとわかってきたからです。
自分のものだけで終わらせている場合、その人で流れが止まっているのがわかりました。
それを エゴ太り と聞いた事があります(笑)
良いものを人に流さないという事です。
例えば、伝えるべき事を伝えないといけないのに
自分が変に思われたくないという理由は
身欲
と言って自分の身を守る方に意識が行っています。
その場合は、自分もどこかでそれを知っていますから、
湧き上がるものが減りますし、伝える役割が他の方に移行していくこともあります。
溢れるように伝えている人はどんどん上から流れてきます。
かと言って、秘するが花ということもあります。
なんでもかんでも軽くお話しすることがいいというのではないし
誰にでも話していいものではないものもあるので
誤解のないように、ご自身で感じて判断していくしかありません。
でも、腹で感じると上手いことなっていくんです
自分では、しまった!と思うことも
実は言わされていることがあります。
腹を深めていくと、
言い過ぎる人は言わないで済む喜び
言わない人は言える喜び
というように、人によって丁度良くなってきます。
私も実際、ある種は多く語り
ある種はどうしていいかわからないものがたくさん今もありますから
いい風に伝わるにはどうしたらいいのかなぁと
コツコツへそに意識を向け感じているうちに
へそから上がってくるようになってきました。
ですので、じわじわと、いろんな学びをシェアさせて頂こうという思いになってきたわけです。
今後ブログでいろいろ書ける範囲で書いていこうと思っていますが
信じなくてもいいのですが
出来れば疑いながら読むのではなく
「入江さんはそういう経験されたのね」
「そういう風に受け取ったのね」
と、いう風に私の物語に付き合って頂けたらと思います。
そして、それは読んでくださっている方の物語になる可能性もあるのです。
そう思って書きますので、優しい目で読んでくださいませね。
まず、今回は世界の中で一番行きたい場所と言われるマチュピチュでの事を書いてみます。
不思議というよりもリアルに大切なことを書いてみようと思います。
昨年、マチュピチュツアーが決定した時の私の心の中は
・・・行きたいけど行きたくないような💦
私はまず高山病のことしか頭にありませんでした
そして、正直行けたらいいけど、行けなくてもいい的な
言わば 逃げ腰のマチュピチュ でした。
というのも、私はあまり体力がある方ではなく
暑いのも、寒いのにも弱く、歩くのも得意ではないし、
山登りもピクニックならいいけど、それ以上は、
途中で倒れたらどうしよう!
トイレも近いし・・・
などなど、ネガティブ感情総動員な私なのです(笑)
なので、アウトドアー
イメージは好きなのですが
体がついてこないーー
ちなみに、セドナにへそ道ツアーで行った時は、私は一番イケテナイ人でした
カテドラルロックの山に登る時、地べたにしゃがみこみながらみんなに
「私は無理だからみんなで山に登ってきて!私はここで待ってる」
と、ゼーゼーいいながら言い放ちましたから(笑)
しかも、そこは、駐車場から山の麓に辿り着くまでの平坦な道でです。
まだ、そこ山違うしーーーーー
と自分で山を眺めながら思いました。
生徒さんの一人が、山に登らないと言う私に
「え!?へそ道やってたら何でも出来るようになるんじゃ無いんですか?」
と言うので
違うよ!
出来ないことは出来ないって言えるようになるんだよ
無理しなくなるんだよーーっ
ゼーゼー
直射日光と暑さでほぼパニックになりそうなメンタル(笑)
そう言いながら、結局、その都度へそに繋がりつつ、
みんなと同じ頂上まで登りきった事があります。
この時も奇跡があったのですが、それはまた今度^^
あれほど、あきらめながらも(笑)しかも、自分を奮い立たせるでもなく、
へそと一緒にいることに集中すれば、結果はちゃんと最善の場所に、運ばれるんです。
これは間違いなしですね。
そんな感じで私自身は、無敵なわけでもなんでもありません。
へそが無敵なだけです^^
そんな事もあり、ペルーツアーは、高山病や山登りと、
生徒のことも気になるし、私にとっては緊張感溢れるものでした。
なので、生徒さんに
私は自分の事で精いっぱいなので、みなさんの事助けられませんよーー
と言ってました。
しかし、ガイドは歩くウィキペディアと言われる阪根博さん。
「何があっても、なんとでもできる!」
と言い切ってくださってました。
ペルーに行くならこの人のガイドしかない!という阪根さんは
映画「1/4の奇跡」に出演頂いた、チャンカイの遺跡を展示されている天野博物館の事務局長さん。
世界ふしぎ発見!などのテレビでもひっぱりだこの阪根さんのガイドで行けるツアーは貴重!
まず最初に博物館ででへそ道ワークショップを開いてからツアーに出かけました。
ツアーの場合、ワークショップで
どうやって自分の中の一滴の無敵と繋がるか
を実際に体感しながら学び
その後のツアーが本当に生きた実践の場になるんですね。
実はこの時期に、2組の知り合いの若者チームが、別のツアーで先にマチュピチュに行かれていて
その時のお話を聞いたら、チーム全員高山病になったって言うんです。
怖がりの私は
えーーーーー!こんな元気で若い人たちで高山病になるんなら
私たち大丈夫なのかい!?
と思いました。
ですので、一応、病院でダイナモックスという高山病のお薬を処方してもらっていきました。
結構慎重なタイプなんです。 おほほ
アンデス山脈で標高3400mにあるクスコに到着した時
年配の I さんが調子を崩されました。
飛行機で一気に高山に上がってしまうクスコは調子が悪くなる人が多いそうです。
話を聞いた若者のメンバーもここで全員体調を崩したと聞いていましたが、
私たちのチームは、幸い他のメンバーはなんともありませんでしたから、驚きでした。
私も自分の体調を最後まで崩さないようにと慎重にゆっくり歩きましたけど
逆に何もないので、心配が吹き飛びました。
ほぼ、窒息するんだろうくらいの気持ちで挑みましたから(笑)
ほんまに!
そこから素晴らしいクスコで食事をし
ずいぶん調子が悪かった I さんはバスで酸素吸入をすると劇的に回復され
酸素のすごさを知りました。
高山病の症状は、下痢や頭痛もありますが基本は低地に戻ると治るものです。
食べ物にあたるのではなく、高山病の一症状です。
メンバーに下痢になった人がいたら、トイレに行きたい!って言いにくいかもしれない!と思い
移動のバスの中でマイクを持って
「みなさん、下痢の方おられるかもしれませんが、大丈夫ですよー!
どうぞ、遠慮なくトイレ行きたいって言ってくださいね。
その時に、言いにくいなぁ なんかトイレ行くの嫌だなぁ
トイレって言うの恥ずかしいなぁ と思うと、旅中ずっと楽しくないので
何回でも遠慮なく言ってください
なので、トイレ行きたいって言いにくいと思うので、
ハッピーに『行きたいですー』と言いましょう(笑)
みなさん、何回言ってもらっても大丈夫ですよー。
バスにもトイレ付いていますし、(とても豪華なバスです)
ちなみに私もすでにハッピーでーーーす!(笑)」
そう言うと、みなさん大笑いされ、そこから、みんながなんの遠慮もなく
「ハッピーでーす。」
「次ハッピーお願いしまーす」
「ハッピーが止まりませーん(笑)」
と、逆にハッピーって言うのが、トレンドになり、ハッピーって言いたい感じになりましたw。
下痢をせず言えない人の方が、可愛そうなくらい ハッピーに、行くって言う度に盛り上がり
そんな楽しい中 いよいよ マチュピチュに登る日。
高山病だった I さんも、
ガイドの阪根さんと、同行されていたクスコのシャーマンのラケルさんにサポートされながら
一緒に登りました。
・・・しかし!
残念ながら!!
雨が降り、お天気に恵まれず霧も深く出ていました。
しかも、足元が滑るうえ
さらに、 I さんがゆっくりしか登れないため、少しずつしか進めないマチュピチュ登山・・・
なーーんて全く思いませんでしたーーー
本当は 『残念ながら〜』なんて まったくなくーーーーー
ありがたいことに小雨のおかげで私たちは
直射日光をガンガン浴びることなく
体力の消耗も
日焼けも気にせず
暑さも気にせず楽に登れ
雨で滑るため、ゆっくりと
さらに I さんのおかげで
「待ってくださいーー」
とか
「私はここで待ちますー」
とか
遅れて悪いなぁ
とか
そんな気持ちにならずに、マイペースで楽しみながらゆったりと登れたんです。
どれだけ、 I さんに感謝したことか(笑)
気を使わずみんなもゆっくり登れるやんーーーー。
I さんは、自分のペースに合わせてもらっていると気を使っておられましたが
逆!ぎゃくーーー!
I さんのおかげで良いペースで楽しめてるー!
ってみんな心から思っていました。
そして、とうとうあの有名なマチュピチュを望むところまで登って来れました。
やったーーーーー!
しかし、あの阪根さんが
「いやー僕は100回以上マチュピチュ来てるけど、こんな濃い霧は初めてだなぁ」・・・と
(後から聞いたのですが、
今回ばかりは、残念ながら、 マチュピチュは見れないなぁと内心思ったそうです)
私は、霧は私のせいではないとはいえ
私のツアーでみなさん、こんなに遠くまで来て、見れないなんて申し訳ないなぁと思いました。
でも、あの霧の奥に写真で見たマチュピチュがあるんだ
ってふっと満たされた感じがしたんですね。
すると、他の方達が口々に
見えないけどあの向こうにあるんですね
と各自が見えない事よりも
見えなくてもあるんだ
って、まるで子どものように、楽しそうにその場で写真を撮ったり、冗談を言ったり、
まるでマチュピチュが見えているように喜びながらお話したりしていました。
みんな冗談のように「風よふけー」などと言いながら。
同行してくださっていたクスコのシャーマンのラケルさんが
コカの葉でお祈りをしてくださいました。
みんなも祈らせてもらいました。
そしてまたまた「風よふけーーー」と阪根さんがおっしゃった途端
左からサラサラサラーーと風が吹きはじめ、
霧が風で動き始め、ゆっくりとゆっくりとマチュピチュがその姿を現したのです。
なんということでしょう!(笑)
こんな上手くいっていいの???
それは、それは、自然が見せてくれた大スペクタルショーのようで、
私たちにとってかえって思い出深いご褒美のようでした。
その日の夕食で、感動の体験を語りあったのですが
メンバー全員が、マチュピチュが見れなくてもそこにあるからって思えた
と、残念に思ったり落胆した人が一人もいなかったのです。
そこにいるみんながその事に驚きあいながら、さらにとっても幸せな気持ちになりました。
もし、旅行社のツアーなら、どうしようもないこととわかっていても
損した気持ちになったり、旅行会社に言いたくなってしまう気持ちになっていたかもしれません。
それだけではないのですが
私は、最初の天野博物館でへそ道ワークショップの時から
インカの人々のエネルギーが喜びでそこにあったのを感じました。
ナスカでの時間では、生徒さん自身が、目の前に映像としてそれが見えて
驚いて報告くださいました。
へそで繋がると言うのは、すべてのもとと繋がることですから
本当に多くの応援といろんなものと最善の形で繋がるので、とても安全なのです。
また
その場で風が吹き ふっと各自思わされる事が、「おみくじ」です。
自分の内から湧いてきますから
帰ってからもずっとそのメッセージと一緒なのです。
さらに
へそを意識して生きると
その地の情報やエネルギーが、自分の中に情報として練り込まれていきます。
それも、いろんな国や場所に行くことの価値でもあります。
私は各地から帰るごとに
まるでマトリックスのトリニティーのように、(かっこよく言い過ぎですが(笑))
活字ではなく 知識でもなく 情報が 蓄えられていて
その情報が次に行く土地と共振して、繋がって行く事がわかりました。
これもまたいつか書きますね。
それは私だけではなく、共のおられる人も同じです。
自覚が深まれば、それが体感されていくと思っています。
その一番の鍵は
どういう状態で存在するかです。
そこを
知るのではなく、体験してほしいと願って
ワークショップを開催しているのです。
大満足だったペルーでしたが、来年再度行く機会ができました
何か大きな意味があると感じています。
今年はペルーだけではなく、ウユニ塩湖にも行きます。
ウユニ塩湖 = 塩と水は生命に大切なもの。
へそのもとを感じると、みたまが喜び勝手に涙が流れるのですが
涙は水であり、塩ですね。
私たちの心や魂を洗ってくれています。
また今回、有名な塩のホテルに泊まるのですが
1年前から予約しないと取れない貴重な場所です。
今年になって2回も行かれたPICOちゃんが、
ウユニ塩湖は写真の100倍綺麗だよーー
と教えてくれました
来年のへそ道ペルー、ウユニ塩湖ツアーでも塩のホテルに宿泊します。
その浄化力がもう半端じゃないそうですのでとても楽しみです!
来年はどんなおみくじを聞けるかな。
どんな体験するのかとても楽しみです。
もうすぐ締め切りですが、残席もう少しだけあります。
今からでも行ってみよう!って方は
是非一緒に 人生を変える旅をご一緒しましょう
今日の言葉
自分の行きたいところはもちろん
行きたくない場所や、興味なかった場所があなたの世界を広げてくれます。
(自分の知ってる範囲や好きなものだけで終わるのは、勿体ない)
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