『女性不況サバイバル』 | 一松亭のブログ

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労働問題、社会問題、心に残る映画について書いています。

コロナ禍が終わり、皆が日常を取り戻したように思える今、ぜひ皆さんに読んでいただきたい本があります。『女性不況サバイバル』 (岩波新書:竹信三恵子)


コロナ禍の中で何が起こったのか、社会的・経済的打撃が非正規・低所得層を中心に深刻化、これらの層に女性が集中していたこと、あらためて思いなおさないといけません。
一斉休校措置により子供の世話で収入がとだえるとか見落とされがちです。
様々な根深い問題がからむので、具体的内容は書けませんが是非多くの方に読んでいただきたいです。
日本のセーフティーネットの問題点が悲しい結果に繋がった「渋谷ホームレス殺人事件」は、これをもとに高橋伴明監督の「夜明けまでバス停で」(主演:板谷由夏)という映画が作られましたが、より身近な問題として考えなければいけません。