”プロフェッショナル仕事の流儀”「力を合わせ、一歩、前へ~労働組合運営」受け継がれ拡がるもの | 一松亭のブログ

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労働問題、社会問題、心に残る映画について書いています。

9月15日のNHK、”プロフェッショナル仕事の流儀”は「力を合わせ、一歩、前へ~労働組合運営・関根秀一郎~」でした。突然の解雇や雇い止めなど、新型コロナによる不況のしわ寄せに苦しむ働く人たち。その“駆け込み寺”となってきたのが、誰でも入れる労働組合「派遣ユニオン」、運営する関根秀一郎氏は、リーマンショックの際にもあの「年越し派遣村」を仲間と設置するなど、数多くの非正規労働者を支えてきました。現在の合同労組で活躍している多くの方が「年越し派遣村」に参加しています。



本人を突き動かしてきたのは、”侠気””使命感”でしょうか。ずっとご多忙の日々でしたでしょうが、やはり60台になったら大切なご家族との時間をもっともっと持てるようになるといいですね。番組では、同ユニオン内で意気に感じ続いてくれる若い人達も登場していたのが嬉しいです。”運動”で大切なのは、この”運動の輪”が広がり受け継がれていくことです。最近話題の某番組で注目のあの方も言っていますね。「施されたら施し返す!恩返し!」”支援”は”支援”で返してこその”運動”なのです。

”個人”では闘いきれなくても”ユニオン”の力で、そして”一企業”の問題から”社会”へ、世界をマネーの激流が翻弄し”個人”のみでなく”企業”も飲み込んでいくなら”世界”へ輪を広げることが必要です。そうでなければグローバル化の現在に本当の解決には行きつかないのです。”私憤”から”公憤”へ、多くの方に続いていっていただきたいと思います。