人格を破壊させる立ち牢《リトアニア旅行記37》 | すべての国がオモシロイ!岐阜からアフリカ好き的世界旅~現在169か国

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海外を旅すると、
不思議なハプニングとシンクロがいろいろ起こります
岐阜での日常でもそう、
今起こっている事は、偶然ではなく必然・・・
これまで169か国旅してきました
過去、そしてこれから遭遇するエピソード
気がむいたら記していきます…!

KGB博物館の中を進んでみる。


KGB側の秘密警官の部屋だろうか。
ここKGBのリトアニア本部では
役700人が職務に当たっていたとされる。

収監者の写真撮影所?

シュレッダーで裁断された文書が入った
袋が置かれた部屋。
1988年から1991年にかけて
秘密文書類が隠蔽の為
現ロシアに運ばれたり、
焼かれたりシュレッダーにかけられたり
した。

そして数々の収監室。

いくつかの部屋は開放されていて
奥まで入れるが、
ここで実際に人々が拘留され
日々を送っていた場所かと思うと
いたたまれない気持ちになる。

言うまでもなく、収容されたのは
政治犯が中心で理不尽極まりない
恐怖が支配した時代…

ちなみに、KGB本部となる前は
ナチスドイツの収容所でもあった。


収監されてすぐ数日間入れられる
立ち牢。
食事も与えられずトイレに行くことも
許されず、
まずここで人格を破壊するのが
目的だったという。

湿気も高く重々しい空気が漂う
地下空間…
観光客もおのずと口を閉ざす。

そして訊問室。
机が床に固定されている…
どれだけ厳しい訊問だったのだろう。