ロカビリー映画 【The Buddy Holly Story】 | STUDIO 67

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ブルースとプロレスと、ほんのわずかの愛だけで生きていくBLOG

 

習慣のように中古屋通いを続けていると

たまには掘り出しものが見つかるもので

バディ・ホリー・ストーリー」の日本版DVDを購入できた。

 

わずか三年の間に素晴らしい曲の数々を残して世を去った

バディ・ホリーの伝記はアメリカではほとんど神話となっていて

いまだにミュージカルとして定期的に舞台公演されている。

 

ところが日本版のDVDはわずかの間流通しただけで

Amazaonでもとんでもないプレミアがついている。

実は昔VHSで所持していたのだが

友人に貸す>友人が彼女に貸す>そのまま彼女と別れる

の三段活用で観られなくなっていたのだ。

 

ストーリーはある年代のアメリカ人なら誰でも知っている。

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若いバディは新しい音楽「ロックンロール」を演奏しているが

保守的な大人や音楽業界からは猛反発を受ける。

 

それでも信念を貫き「That'll Be The Day」を大ヒットさせ、

その人気は人種の壁を超えて全米を熱狂させる。

 

恋人もできて順風満帆なバディだったが、

古くからのバンドメンバーとは確執が生まれ、

バディは孤独になっていく。

 

やがてバンドメンバーと和解し、再結成を約束したとき、

バディを乗せた飛行機は悪天候の空に飛び立っていた・・・

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この映画、なにが素晴らしいって主演のゲイリー・ビジー

吹き替えなしで本気のライブをやっていること。

 

バディのトレードマークといえば黒縁メガネとストラトキャスターだが

この映画で彼が使用するのは白のテレキャスター。

ゲイリーが弾きやすいのを選んだのだろう(私物の可能性もある)。

僕も白のテレキャス使いなので許す
ストラトも一応最後に使用しているし。

 

映画本編は動画サイトでも観られるけど、

やっぱり字幕つきでひとりでも多くの人に観てもらいたい。