習慣のように中古屋通いを続けていると
たまには掘り出しものが見つかるもので
「バディ・ホリー・ストーリー」の日本版DVDを購入できた。
わずか三年の間に素晴らしい曲の数々を残して世を去った
バディ・ホリーの伝記はアメリカではほとんど神話となっていて
いまだにミュージカルとして定期的に舞台公演されている。
ところが日本版のDVDはわずかの間流通しただけで
Amazaonでもとんでもないプレミアがついている。
実は昔VHSで所持していたのだが
友人に貸す>友人が彼女に貸す>そのまま彼女と別れる
の三段活用で観られなくなっていたのだ。
ストーリーはある年代のアメリカ人なら誰でも知っている。
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若いバディは新しい音楽「ロックンロール」を演奏しているが
保守的な大人や音楽業界からは猛反発を受ける。
それでも信念を貫き「That'll Be The Day」を大ヒットさせ、
その人気は人種の壁を超えて全米を熱狂させる。
恋人もできて順風満帆なバディだったが、
古くからのバンドメンバーとは確執が生まれ、
バディは孤独になっていく。
やがてバンドメンバーと和解し、再結成を約束したとき、
バディを乗せた飛行機は悪天候の空に飛び立っていた・・・
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この映画、なにが素晴らしいって主演のゲイリー・ビジーが
吹き替えなしで本気のライブをやっていること。
バディのトレードマークといえば黒縁メガネとストラトキャスターだが
この映画で彼が使用するのは白のテレキャスター。
ゲイリーが弾きやすいのを選んだのだろう(私物の可能性もある)。
僕も白のテレキャス使いなので許す。
ストラトも一応最後に使用しているし。
映画本編は動画サイトでも観られるけど、
やっぱり字幕つきでひとりでも多くの人に観てもらいたい。