ブルースセッション定番曲【中級・上級編】 | STUDIO 67

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ブルースとプロレスと、ほんのわずかの愛だけで生きていくBLOG

・All Your Love

昨年旅立たれたオーティス・ラッシュの大名曲。

改めてご冥福をお祈りします。

 

クラプトンの名演でも知られるこの曲、

コード進行はいたって普通の4-5ですが

なんといってもキモはラテン調8ビートから

シャッフルに切り替わる時の指示の出し方。

ビシッと決まるとこれほど気持ちいいことはありません。

 

あまりの気持ちよさに油断をしていると

8ビートに戻す指示を出しそこね

グダグダのまま演奏が終わるのです。

 

・Stormy Monday

初心者の壁、恐怖のストマン進行。コード進行が変則的。

ここには書ききれないので各自検索してみてください。

 

しかし本当の恐怖は、ようやくコード進行を覚えたと思っても

それに見合うソロが弾けないということ。

マイナーペンタでは実に味気なく、かといってコードを意識すると

コードを追うだけでソロが終わってしまうのです。

 

・Key To The Highway

8小節ブルースと呼ばれるブルース定番。

適度にメジャースケールを交えて「ホロ苦く」

弾くのがセオリーですがその加減が難しく

単なるフォークソングになってしまうこともしばしば。

 

・Ain't Nobody's Buisiness

上記の「Key To The Highway」と似ているが

微妙にコード進行が違う、さらに歌詞も歌い手によって違う

初心者おことわりの難曲ですが、これをさらっと決めてしまう

先輩がたの演奏は実にカッコよく、僕も早くあんな風になりたいと

今日もセッションに向かうのです。

 

次回は、個人的なレパートリーなど。