ブルースセッション定番曲【基本編】 | STUDIO 67

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ブルースとプロレスと、ほんのわずかの愛だけで生きていくBLOG

そろそろ新しい時代を迎えようというのに

100年前に生まれた音楽に今も夢中。

令和になってもブルースを聞くぞ!弾くぞ!ってなもんで

ブルースセッションの定番曲をまとめてみました。

 

定番といってもそれぞれが根城にしている

クラブでももちろん違うだろうから

あくまで僕が知っている範囲でですが。

 

・Sweet Home Chicago

ネタに詰まったらとりあえずやる曲第一位。

ブルース界のジョニー・B・グッド。

Magic Samのバージョンが最もポピュラーかと思われます。

 

中には「日本人なのにシカゴ云々を歌うのは恥ずかしい」という

奥ゆかしい方々もいらっしゃると思うので

そういう場合には歌詞違いの「Take A Little Walk With Me」

あたりをやってみるのもいいかもしれません。

 

・Hoochie Coochie Man

これもネタに詰まったら頻繁に取り上げられる曲

ManといいながらWomanと歌詞を変えて歌う姐さんも多いです。

 

イントロのブレイクがこの曲のキモですが

間奏でもブレイクを入れるか入れないか

たいてい打ち合わせもなしで始めることが多いので

そういった意味で非常に緊張する一曲。

 

・The Thrill Is Gone

男女問わず取り上げられる名曲。

キーはBmですが実は4度と5度の部分はメジャーなのよと

ロマンスグレーの素敵なおば・・・お姉さまに教わりました。

 

エンディングはギターソロを1~2周して終わるのですが

初めて任された時は緊張を通り越して胃が痛くなりました。

 

・The Sky Is Crying

「空が泣いている・・・涙が路上に溢れてる・・・」と

石川さゆり的アトモスフィアを感じる名曲ですが

この曲をやる人は腕に自信あり、なギタースリンガーが多いです。

僕?もちろん弾けません。

 

・Got My Mojo Workin'

セッション終盤に取り上げられることが多い曲で

ハーピストとピアニストはここぞとばかりに大暴れし

客席から「ガッマイモージョーワーキッ!」の合唱が響き

場内は多いに盛り上がるのですが

その裏で「こんな速いビートでソロどうしよう・・・」と

ギタリストは戦々恐々としているのです。

 

次回は【中級・上級編】を。