そろそろ新しい時代を迎えようというのに
100年前に生まれた音楽に今も夢中。
令和になってもブルースを聞くぞ!弾くぞ!ってなもんで
ブルースセッションの定番曲をまとめてみました。
定番といってもそれぞれが根城にしている
クラブでももちろん違うだろうから
あくまで僕が知っている範囲でですが。
・Sweet Home Chicago
ネタに詰まったらとりあえずやる曲第一位。
ブルース界のジョニー・B・グッド。
Magic Samのバージョンが最もポピュラーかと思われます。
中には「日本人なのにシカゴ云々を歌うのは恥ずかしい」という
奥ゆかしい方々もいらっしゃると思うので
そういう場合には歌詞違いの「Take A Little Walk With Me」
あたりをやってみるのもいいかもしれません。
・Hoochie Coochie Man
これもネタに詰まったら頻繁に取り上げられる曲
ManといいながらWomanと歌詞を変えて歌う姐さんも多いです。
イントロのブレイクがこの曲のキモですが
間奏でもブレイクを入れるか入れないか
たいてい打ち合わせもなしで始めることが多いので
そういった意味で非常に緊張する一曲。
・The Thrill Is Gone
男女問わず取り上げられる名曲。
キーはBmですが実は4度と5度の部分はメジャーなのよと
ロマンスグレーの素敵なおば・・・お姉さまに教わりました。
エンディングはギターソロを1~2周して終わるのですが
初めて任された時は緊張を通り越して胃が痛くなりました。
・The Sky Is Crying
「空が泣いている・・・涙が路上に溢れてる・・・」と
石川さゆり的アトモスフィアを感じる名曲ですが
この曲をやる人は腕に自信あり、なギタースリンガーが多いです。
僕?もちろん弾けません。
・Got My Mojo Workin'
セッション終盤に取り上げられることが多い曲で
ハーピストとピアニストはここぞとばかりに大暴れし
客席から「ガッマイモージョーワーキッ!」の合唱が響き
場内は多いに盛り上がるのですが
その裏で「こんな速いビートでソロどうしよう・・・」と
ギタリストは戦々恐々としているのです。
次回は【中級・上級編】を。