この日のランチは富山「鮨人」。前から気になっていて、
この機会に予約を入れてありました。８０００円の
おまかせコースです。
まずは白海老、赤海老。紅白でめでたいスタート
特に白海老が美味しかったです
ねっとりとしてました。
シャリは赤酢でかなりクセがありました。最初はびっくり！
食べ進めている内にすっかり馴染んで、これでなくては！って
なりました。
能登の美味しい水と梅の茶碗蒸し。
鯵です。立派な鯵です 夫は光もの好き。１番美味しかったそうです。
うに、イクラのお寿司。たっぷりのイクラをスプーンですくって
いただきます これ、美味しかったです
あおりいか。これも美味しかったなぁ～。ねっとりとしているのに
サクっとした歯切れ
あおりいかのげそは炙って出てきました。
いい箸休めだわ
サクラマスです。サクラマスって確か、貴重な魚なんですよね？
川魚ヤマメが海に下ったものをサクラマスというそうです。
幻の高級魚だそうですよ 脂がちょうどいい感じでくどくなく
マス科の魚の特徴的な旨みが
伊豆で上がったマグロの中トロです。これも美味しかった
マグロの脂の丁度いいのって素晴らしい
のどぐろのメスのしゃぶしゃぶです。鬼おろしでさっぱりと
ところで。夫が純米大吟醸が飲みたいと言ったら、
大将がとっておきのものを出してくれました。
なんでも、天皇陛下が富山にいらっしゃったレセプションで
出されたものだそうで、その非売品バージョンだそうです。
紅ずわいがにのお寿司
のどぐろのオスの串焼き
先程、メスがしゃぶしゃぶで出ましたが
大将はメスを絶賛していました。けど、
私はこのオスの方が好きだなぁ。のどぐろの
脂が炙られた味、大好き
こちらは魚介のスープなのですが、只者ではないです
魚のアラから雑味になるものを全て除いたものだけを
１２時間煮たスープ ものすっごい美味しかったです
とろみ、旨み、もうポタージュ
最後に程よい甘さで魚の味の濃い穴子。
デザートは能登の塩ジェラートの最中。この最中も、最近はコーンスターチが
原料なのが多いけれど、お店で米粉で焼きたてだそうです
あと、低温でじっくり淹れた日本茶がものすごく美味しかったです。
もう出汁みたい
いやぁ～、美味しかったし、楽しかったです
とにかく大将の
目配りの効いたお店で、食事中のお茶は切らさないし、食後の
お茶は種類や淹れ方の違うものを出してくれるし、いい香りの
おしぼりも最初とデザートの前、それぞれに出してくれたり。
あと、大将のおしゃべりが軽快で面白いです
なんていうか、大将ならではの”おもてなし”の世界に浸る。
茶道のお茶会のような感じでした。
いい経験したなぁ～