先日、私の大好きな洋楽グループ・
Boyz II Menのショーンが
夢に出てきてから、
洋楽を聴く頻度が増えました
昔はそれこそ
勉強中もお風呂中も就寝中も
むさぼるように洋楽を聴いて、
「いつかアーティストに
取材したり音楽評を書いたりする」
ことを夢見ていた訳ですが……。
いざその夢がかない、
音楽を「仕事」で
聴かねばならなくなってから、
積極的に洋楽を聴かなくなりました
(音楽雑誌時代は1週間で100枚くらいの
CDをひたすら聴いて選別して
レビューを書いたりしていたから)
そしてもう
2010年代に入ってからは
洋楽の新譜を追うこともしなくなり、
聴くとしても古い方へ古い方へ。
加工などしてない、
シンプルな楽曲へ戻って聴いています
(1930〜50年代くらいまで戻ってるw)
Boyz II Menも
最近は全く聴いてませんでしたが、
夢の影響で聴き始めたら(笑)、
やっぱり良い
そこからまた最近は
昔聴いていた洋楽を
聴き返しています
昨日は電子レンジがぶっ壊れ、
夕飯や今朝のお弁当の支度などが
いつもより大変だったので、
そういう時もBGMとして
洋楽を流しながらやると、
ちょっとヤル気が出る(笑)
そんなこんなんで、
ここ最近改めて聴いているのが、
Keyshia Cole
(キーシャ・コール)。
※今日はBoyz II Menを
書くのではない(笑)
キーシャはカリフォルニア出身の
女性R&Bアーティスト。
2005年にデビューしています
私はあんまり
女性アーティストの曲は
積極的に聴かないのですが、
キーシャは魅了されたひとり
デビュー曲のこれが
本当に良い。良曲↓
【LOVE】
まず美しいメロディライン
曲がそもそも良い
キーシャの声は太めで伸びがあり、
そしてハスキー。
ものっすごい狂おしいほどに
感情こめて歌い上げるので、
歌詞がぐっと入って来る
この「LOVE」って曲は
「ダメ男に騙されて
自分が二番手だった」という
失恋ソングなのですが、
その切なさや苦しさを
「声」がとてもよく表している
さらにいうと、この曲は
自分を騙したダメ男への憎さは
歌っていなくて、
自分は二番手だったけども、
とても良い経験をした、
とても良い恋だったっていう
なんか達観した歌でもあります
だから、
痛々しいだけに感じないというか、
「悲しいんだけど、
幸せな恋愛をしたんだなー」
っていうのが感じられます
そしてMVには
エロ&セクシーを歌わせたら
天下一のTyrese↑が
「ダメ男」として登場しています
(このTyreseは
映画「ワイルド・スピード」にも
出ているので、
俳優として知ってる人は多いかも。
私の中では俳優よりも
セクシーR&B歌手のイメージです。
R・ケリー、JOEと並ぶセクシー歌手)
「LOVE」も
めちゃくちゃ良いのですが、
デビュー2年後に出した
「I Remenber」も
とても素敵な曲↓
こちらも失恋した気持ちを
歌ってますが、
流れるような躍動感のあるリズムに
美しいメロディライン
ストリングスが
いい感じに効いていて、
とても心地よいです
これも「LOVE」と同じく、
失恋してツライんだけど、
やっぱり
相手への感謝だったり
恋したことに後悔はしていなくて、
ただの失恋ソングって
感じではありません
両曲とも、
キーシャの歌唱力あってこそ
仕上がりが
きまっている楽曲といえます
↑ここまでだと、
「実力ある若手女性R&B歌手」という
括りになるのですが、
私がキーシャに更にハマったのは、
HipHop使いの
良曲もあるから。
HipHopというと、
アメリカの
東海岸(NY)と西海岸(カリフォルニア)に
それぞれ代表する
ラッパーやレーベルがあり、
どちらも
リアルなギャングですので、
抗争がありました
そしてアーティスト対決だけでなく
実際に
ギャングの東西抗争が起こり、
東と西をそれぞれ代表する
偉大なラッパー(2PacとノトーリアスB.I.G)が
亡くなっています
西を代表するのが2Pac。
(西海岸代表ラッパーではありますが、
実はNY出身です)
↓かっこいい~
キーシャは08年に、
この2Pacの未発表曲を使った
楽曲もリリースしています
実はキーシャの中で
私が一番好きな曲↓
【Playa Cardz Right】
※超良曲!好き!!オススメ!!
2Pacが亡くなったのは1996年。
亡くなって10年以上も経って、
彼の未発表曲が世に出たわけです。
↑2Pacのラップに応えるように
切ないメロディで
キーシャが歌っています。
この2Pacのラップが
またすごくいい
常に命を狙われ、
いつ刑務所に捕まるかもわからない。
そんなギャングラッパーの
危険な日々の中、
彼はいつ死ぬかわからないから
「種(子孫)」を残したいと願う。
常に命の危機があって、
ギリギリの生活をしているからこその
歌詞だなーと思ったのです。
(亡くなった後に聴いてるから
余計にそう感じます)
そしてキーシャは、
西の2Pacだけでなく
東の大御所・
ノトーリアスB.I.Gの曲を
サンプリングした楽曲も出しています
それがこちら↓
【Let It Go】
ノトーリアスB.I.Gの名曲「Juicy」を
サンプリングした楽曲に、
女性ラッパーの大御所
ミッシー・エリオットや
リル・キムを迎えている豪華な一曲
↓こっちがノトーリアスB.I.Gの原曲。
【Juicy】
キーシャはR&B歌手としても
素敵な楽曲が多いけれど、
こうして東西抗争で亡くなった
偉大な2大巨匠ラッパーの楽曲を
使っているあたり、
洋楽通に刺さるポイント
だと思います
はい。マニアックなブログを
失礼しました
(洋楽好きな
一部のブロガーさまには
刺さる内容かと思いますw)
【過去のマニアック音楽ブログはこちら】