昨日は、
新聞の見出し作りを学ぶ
新聞社主催の
オンライン講座を受講しました
現役の新聞記者が
新聞の一面の構図、
見出しの作り方を
解説してくださいます。
この新聞社主催オンライン講座は
いろいろシリーズがあり、
私はもともと
現役の新聞校閲担当から
新聞校閲を学ぶ講座を
受けていました。
これがとてもよかったので、
その後は
紙面作りの講座を受けました
今回もこの紙面作りに近い形で、
見出しを実際に考える時間がありました。
コティマム、
一応プロの記者&ライターとして
これまでに1万本以上
原稿を書いているので、
それなりに?
原稿は作れます

ただ、見出しやタイトルづけが
とても苦手です





だからこういう講座は
とても為になります。
今回は
第一次世界大戦前あたりの
古い新聞記事も読むことができ、
過去にあったパンデミックや
災害時にどのような
見出しがつけられてきたか
解説されていて、
勉強になりました。
スペイン風邪が流行した時、
今と全く同じで
マスク着用や自粛、
医療機関のひっ迫について
記事が書かれていて、
とても興味深かったです。
前回の紙面作りでは、
戦国時代を舞台に
「本能寺の変」をニュースにして、
その原稿に合う見出しを作る
という課題がありました。
織田信長側からの視点と
明智光秀側からの視点だと、
全く印象の違う記事に
なるので、
中立、織田擁護側、明智応援側と
3タイプの原稿が用意されていました。
それぞれの立場によって
見出しの印象が
全く変わる。
自分も書き手として
・事実を書く
・脚色はしない
ということに
ものすごく気をつけていますが、
中立意識を持つことは
とても大切です。
今回は
大河ドラマで「鎌倉殿の13人」を
放送していることから(笑)、
源平合戦の壇ノ浦の戦いを
ニュースにすることに。
原稿を読んで
主見出しと脇見出しを
3分で考えます。
私が考えたのは
◎主見出し:
壇ノ浦で源平最後の戦い
◎脇見出し:
500の兵船で迎撃も平氏滅亡
タイトルの文字数が少ないのは
新聞や報道原稿の特徴ですね。
文字数が限られているから、
少ない文字で
情報を伝えなきゃいけない。
ネット記事の場合だと
「衝撃!◎◎が××した結果」や
「△△が●●した理由(わけ)」
といった、疑問を持たせたり
思わせぶるようなタイトルが多いですが、
(アメトピでも多いですよね)
新聞や報道原稿の場合は
見た瞬間に
「何が起きたか伝わる」必要が
あるんです

私の考えた
主見出しと脇見出しは、
自分で言うのも変ですが
まぁ合格点というか
このまま問題なく使えるレベルです。
場所、数字、
そして何が起きたかを入れてます。
ただ、中には
海戦や戦い方にちなんで
【潮流】や【潮目】という
言葉を使って、
とても粋なタイトルを
考えた方がいらっしゃり、
脱帽しました。
センスがある。
こんなのは
私には思いつかなかった

他にも写真を見て
タイトルを作る課題では、
うまーくダジャレを活かしている方や、
韻を踏むタイトルにするなど、
とにかく
皆さんセンスがある。
いやー、すごい。
自分のセンスのなさに凹みます。
事実をきちんと伝えることだけに
こだわり過ぎて、
頭でっかちになっている自分。
私の原稿はまじめすぎるので、
もう少し
遊びや柔軟性を足したいです。
思い返せば、
記者時代の上司たち(元スポーツ紙記者)は
飄々としつつも
風刺のきいたタイトルや
目を引くタイトルをつけていました。
博学なので
さまざまな分野に対応できる。
私も
もっと語彙力や
知識を増やして
タイトル作りに
活かしたいです

2月はまた校閲を学びます。
本当は単発のオンライン講座ではなく
校閲の学校に通いたい

家事育児仕事お金
との兼ね合いですね

こういう単発の講座は、
少しでも学びたい人にとっては
とても助かります。
私も
ライターを目指してる方や
学びたい方に
何か為になる機会を作れたらいいなーと
漠然と思ったりしました。
ま、何もアイデアないですけど(笑)