こちらの記事の続きです↓
(2018年頃のことです)
インターナショナルスクールの内定を
辞退し、
在宅でライターとして働く道を
模索し始めたコティマム
この頃は
記者時代の元同僚や知人から
たまーに原稿執筆の依頼を
受ける程度でした
またインター園就活を通して
在宅で広報のお仕事を
した時期もありました。
これらは月に4〜6万くらいの
収入になればいい方で、
依頼がない月もありました
この頃はまだ育休手当を頂けていたので
かなりありがたかったです
そんな我が家に
地獄の入口が近づいていました
それは
2018年から始まった
働き方改革です。
長時間労働や残業を規制し、
労働者が働きやすい環境を
整えるための改革です
この働き方改革によって
我が家に何が起きたかというと、
夫の給料が激減しました
夫は当時すごーく
忙しい部署にいて、
残業代はたくさんついていました
この部署は
残業ありきでしか成り立たない仕事で、
朝5時に家を出て
日を跨いで帰宅ということもしばしば
その分しっかり
給料に反映されていました
私が正社員の仕事を辞めて
世帯収入が減っても
なんとかなっていたのは、
夫の給料だけは東京時代より
上がっていたのと、
私の育休手当があったからでした。
しかし2018年の中頃から
働き方改革が本格的に始動し、
残業がかなり厳しく
取り締まられるようになりました
夫は一時的に帰宅が早くなり、
それに伴って
徐々に給料が
減っていきました
かといって
早い帰宅が常態化する訳ではなく、
忙しいことには変わりありません
強制的に早く帰らされる分、
家に仕事を持ち帰ったり、
一旦帰宅してまた出社したり、
休日も出社するなどして、
その皺寄せの調整をしていました
しかしその分の
給料や残業代や手当は出ず、
サービス残業になっていました
またこの頃、夫は部署が変わり、
めちゃくちゃ
責任重大なポジションになりました
それは傍から見れば昇格だったのですが、
特に給料は変わらず…
会社は表面上は働き方改革で
早い帰宅を促していましたが、
結局夫も含めサービス残業で
調整するようになっていました
毎月毎月、
給料がジワジワと下がっていく
これには精神的に追い詰められました
そして2019年を迎えようとしていた時、
私は給料日に
ATMを見て愕然とします
給料が入金されてるはずなのに、
残高が明らかに少ない
「あれ?
もう家賃とか支払い関係が
引き落とされたのかな?」
と思うほど
慌てて通帳記入してびっくり
まだ何も引き落とされていない。
「え??どういうこと?」
一瞬パニックになったのですが、
その時の夫の給料は
最高値より15万円以上
少なくなっていたのです
これは夫だけでなく、
当時一緒に働いていた同僚たちも
8〜15万円くらい
手取りが減っていました
そして2019年からは
この下がった手取り額が
デフォルトになっていきました
正直、かなりきつかった
しかも2019年1月に
私の育休手当が終わる
最悪のタイミングでした
そしてこの働き方改革により
給料がガクッと下がった同僚たちが
次々と辞めていきました
そして人数が少なくなったことにより、
夫はますます忙しくなったのです
でも給料は下がったまま。。
私も
「もう転職しようよ!
ていうか東京に帰ろうよ!」
と頻繁に言ってしまっていました
でもこの時の夫は
かなり責任重大な立場にいたので
そんなに簡単に辞めることは
できなかったのです
お金の問題は
家庭をギスギスさせます
この頃から、
夫婦関係もかなり
ギスギスしていきました
癇癪の激しいコティ、
初めての子育て、
サポートもない中の育児。
うまくいかない保活と就活。
そこへ加えて給料激減。
私はますます
「仕事を早く見つけて稼がないと」
という焦りを感じるようになりました
そして、
茨の道がスタートします
【続く】