■どうも、MAMORUです。
アニメ「オッドタクシー」をアマプラで全話見たんよ。
まぁ、見て損は無かった。好みのシーンも沢山あったよ。
でもラストの演出だけは全然納得いかない。
見終わってから3日経ってもモヤモヤしてる。どうしてくれんの。
シナリオに大きな不満は無い。
だけど最後の最後で見せ方があまりにも酷過ぎて、
オチの面白さを台無しにしてしまった。終わり悪けりゃ全てダメ。
ラストの演出として取るべき択は大きく分けて3つ。
① 顔を出さずに声だけでのネタバラシ。ラストで顔全体を見せる。
② 顔を出さずに声だけでのネタバラシ。ラストで口元だけを見せる。
③ 顔を出してのネタバラシ。ラストは姿を見せず台詞のみ。
これが丸い。
というかもうこれ以外無いわ。無い。
改めて考えなおしても無い。演出の意図が伝わるし、齟齬が無い。
「ありきたり」とか「マンネリ」じゃなくて、これは「王道」。故に最優。
で、実際の本編で取った択が
④ 顔を出してのネタバラシ。ラストで顔全体を見せる。
……いやー、白ける。龍馬もビックリの夜明けぜよ。
面白さとかシュールさとか不気味さとか積み上げたもの全部ブッ壊して、
「よいこのみんなにもわかるようなせつめいにしました」って。
仮にも世間的には「大人向け作品」とされてるんだから、
そこの自信は持って欲しかった。視聴者を信じて欲しかった。
最終話を見るまでは良作としてオススメするつもりだったけど、
今は「社会の生きにくさとか多様性とか必ずしも報われないとか……
結局そういう感じを押し付けてくる説教臭い大きな子供向け作品だよ」みたいに
好きなのにディスらなくちゃいけない使命感みたいのが芽生えちゃったんだよ。
「お客さん、どちらまで？」
続きが気になって仕方なかったあの時まで、お願いします。