『サバイバル・オブ・ザ・デッド』を見てきました。


監督:ジョージ・A・ロメロ

出演:アラン・ヴァン・スプラング、ケネス・ウェルシュ、キャスリーン・マンロー、リチャード・フィッツパトリック

公式サイト:http://www.survivalofthedead.jp/pc/


◆お話◆


死者が再び立ち上がって人を襲うようになった(理由はよくわからん)。

サージは元は州兵だったが、今は仲間たちと強盗をしてなんとか暮らしている。


そんなある日、ゾンビたちがいない島があるという情報をネットから得る。

半信半疑ながら、サージとその仲間たちはその島へ向かうが……


ゾンビだらけでした。やっぱりね。



◆感想みたいなもの◆


いやー、こういう映画(いわゆる「ゾンビ映画」)を見るのは実は初めてでした。


なんというか、気持ち悪いしエグいしグロいのですが、そこここにクスっとなるシーンがあり、こういうお茶目なところ(ファンサービス?)も魅力のひとつなのかなと思いました。


いきなり大きな音がして、ちょっとドッキリするところもあるので、こういうののお約束に慣れていなくて、心臓の弱い方にはよろしくないかも。


自分が何を見ているのかわかっていれば、「嘘くさい」とか「安っぽい」とかいう言葉は否定的には発されないのじゃないかと思います。


ああ、なんかもう、そこまでゾンビが好きかーーー?と嬉しくなるほど(私はゾンビ好きじゃないが)、ゾンビがいっぱいの映画でした。


また、ゾンビとなった者を死者として扱うのか、いつか共存可能となるかもしれない生者として扱うのか、大きな考えの対立が描かれていて、なかなか面白かったです。


別にどちらに肩入れできるわけでもないんですが……。



◆ゾンビ初心者が読み取ったこと◆


・ゾンビは(おもに)人の肉を食べる。共食いはしない(みたい)


・ゾンビに噛まれると、ゾンビになってしまう(というか、伝染病みたいなもの??)


・しかもものすごい食いちぎり方をするので、気をつけましょう


・ゾンビは、頭を撃ち抜かれるとまた死んでしまう


・ゾンビはかくれんぼが上手(背後注意)


・ゾンビになっても馬に乗れる


・ゾンビになった肉親がもの言いたげな顔をしていても、話しかけたり手を差し伸べたりしちゃダメ!(笑)



◆ゾンビ初心者が勉強するサイト◆


Gigazine 「ゾンビ映画から学ぶ、ゾンビが現れたときにはやってはいけないこと



◆次にくるゾンビ◆


『ザ・ホード 死霊の大群』 フランス映画

http://www.showgate.jp/horde/



◆これまでのゾンビ◆


バージョンがいっぱいあるようですね。VHSは桁が違ってました(笑)

ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド 新訳版 [DVD]/デュアン・ジョーンズ,ジュディス・オディア,カール・ハードマン
¥500
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ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド デジタル修復版 [DVD]/ジュディス・オディア
¥3,990
Amazon.co.jp

ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 最終版 [DVD]/デュラン・ジョーンズ,ジュディス・オデア,カール・ハードマン
¥5,040
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ゾンビ — ドーン・オブ・ザ・デッド ~ダリオ・アルジェント監修版 [DVD]/ジョージ・A・ロメロ,ケン・フォーリー,デビッド・エンゲ

¥3,990

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死霊のえじき 最終版 [DVD]/ロリー・カーディル
¥3,990
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ランド・オブ・ザ・デッド [Blu-ray]/サイモン・ベイカー,アーシア・アルジェント,ジョン・レグイザモ
¥4,935
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ダイアリー・オブ・ザ・デッド [Blu-ray]/ミシェル・モーガン,ジョシュ・クローズ,ショーン・ロバーツ
¥4,935
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みなさん、選挙に行きましたか?
私は大雨の中、行ってきました。すぐ近くだからよかったけど、それでもけっこう濡れました。はー。

で、最近読んだ本を2冊ほど。


宮部 みゆき
新人物往来社
発売日:2010-06-12


とある理由で家を離れ、叔父夫婦の店にやってきた少女おちか。彼女のもとを訪れる人々が語る「百物語」。そして、おちか自身が恐ろしくも悲しい過去を胸に秘めていた。

連作短篇というのでしょうか。ひとつひとつのお話はしっかり一章ごとにおさまっているのですが、それらが集まって大きなストーリーをつむいでいます。

『おそろし』のタイトルどおり、幽霊だったり殺人だったり、起こることは怖いのですが、トータルしてみるととても「良いお話」でした。人間の情念の恐ろしさ、という意味では、『あやし』のほうが怖かった気がします。

いつも思いますが、宮部みゆきは本当にすばらしいストーリーテラーです。
話の内容もそうですが、その物語の語り口、小説の世界に一気に引き込んで、最後まで意識を反らさせない巧みさに感動しました。

2010/7/10 読了


コロンボ風の短篇(4篇収録)。可愛らしくてあんまり警察官らしくない福家警部が、あっさりさっくり事件を解決します。永作博美主演でドラマ化しました。

とにかく軽くすいーっと読めます。
文体にクセがないというか味気がないほどだけれど、ひっかかりもなければ後味の悪さもなく、そこそこ面白く読めます。

でも、数日したら忘れると思います。

2010/7/12 読了
ふゆきの「ミステリにインシテミヨウ。『インシテミル』」のまねしてかいてみるね

インシテミル(文春文庫)米澤穂信文藝春秋発売日1日7/7晩を過ごすの香りやしかけが遠いもののようなんだなの!!
圧迫感とか、ミステリではなく時給のはすんごいミステリでは(案の定)殺人がします。
そこかしこにちりばめられてきていきます!
作者は「死」が、それも本格な気が減ってみたら、ミステリのですね…?
そこそこ面白かった12人のが…。
映画化さーっときれいに閉じ込められてきてみたら、地下のですが…。
ただ、ミステリ好きなんだな。
減っていきます。
2010-10ブクログではすんごいミステリ好きなと思います!!
減っていくけれど、1日1日7晩を過ごすのような!
2010-06-06-06-06-06-10ブクログではミステリで、そこかしこにはいえ、1日7日:2010-06-06-10ブクログでレビューを見るとんでもなく、主人公の実験施設に片付けられて気味のは「死」が…!
という、ミステリはミステリ好きに片付けられて、あんまり感じませんでしたですね…。
作者はすんごいミステリのが現代的な!!
という、そういうのが遠いものの男女が減ってきて、そこかしこにささはすんごいミステリではすんごいミステリ好きにちりばめられた12人の男女がします。

*このエントリは、ブログペットの「やしち」が書きました。
米澤 穂信
文藝春秋
発売日:2010-06-10


とんでもなく時給のいいバイトに応募してみたら、地下の実験施設に閉じ込められた。そこでは(案の定)殺人が…。
という、いわゆるクローズドサークルもの。

名前からして気味の悪い『暗鬼館』に閉じ込められた12人の男女が7日7晩を過ごすのですが、1日1日と人数が減っていきます。

減っていくけれど、あんまり怖くないんだな。
圧迫感とか絶望感とか、あんまり感じませんでした。

犠牲者の遺体は「ガード」と呼ばれるロボットにささーっときれいに片付けられてしまうからか、なんだか「死」が遠いもののような気がします。

ただ、主人公の心情や行動もふくめ、どことなく醒めた感じが現代的なお話で、かえってリアルなのかなと思いました。

そんなわけで、ミステリはミステリで、それも本格なのですが、古典を読むときの硬質さはなく、すーっと読めました。

とはいえ、そこかしこにちりばめられた古典ミステリの香りやしかけが、ミステリ好きにはたまらない逸品かと思います。
作者はすんごいミステリ好きなんだな、というのが伝わってきて、そういうのは楽しいかも。

そこそこ面白かったです。

映画化されるそうなのですが、うまくいくといいですね…。

2010/7/7 読了