百折不撓、あとはその器量と天命次第~そなたが戻らぬ時、奥州は私が統べましょう~故に憂いなく。 | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

マルコによる福音書の第九章では、ひとりの父親が病気の息子を癒してもらおうとイエスのもとに連れてきて、こう言う。

「できることなら、わたしたちを憐れんでお助けください。」

イエスは答える。

「できることなら?信じる者にはあらゆることが可能だ。」

イエスはマタイによる福音書でも同じように述べている。

「あなたがたの信仰の度合いに応じて、それが実現しますように。」


                                  マシュー・サイド「非才」


骨つぼ電子管理化でも契約伸び悩み、福井の寺破産
>信用調査会社の東京商工リサーチ福井支店は4日、福井県あわら市市姫の宗教法人「永宮寺」が、7月26日に地裁から破産手続きの開始決定を受けたと発表した。
負債総額は約3億3900万円。同支店によると、同寺は浄土真宗東本願寺派の寺院で、1953年に法人化。2005年に骨つぼをコンピューター管理する自動搬送式納骨堂を整備したが、契約者数が伸び悩み、経営が悪化。07年には納骨堂が施工業者に差し押さえられたという。破産管財人によると、納骨堂の契約者は約60人。骨つぼは返還する予定で、契約者には文書で通知するとしている。(2010年8月5日18時05分 読売新聞)


お寺が契約者数が伸び悩んで破産ってwwwどれだけ無理してシステム投資あるいは広告宣伝でバクチうったの?それとももともと放漫経営のなかで一か八かの商売のアイデアだったのだろうか?骨壷が差し押さえられるということはそこに資産価値(担保)があるいうことでしょうが、それは固定資産として他の寺社にとってとなるのかね?(さすがに肥料やらペットの餌とは不謹慎すぎるので思わないっす)


階級差カップルの悲劇 インド「名誉殺人」続発
>伝統的な階級制度カーストが根強く残るインドの首都ニューデリーで最近、異なるカーストの間で交際、結婚したカップルを親族らが殺害する事件が相次いでいる。「家の名誉を汚した」との理由による「名誉殺人」だ。


一神教と違って多神教は~みたいな宗教論は、結局のところ狂信者、過激派、原理主義の存在を見れば大差ないということがわかります。日本は織田信長・豊臣秀吉・徳川家康に手をあわせて感謝しましょう、ありがたや~ありがたや~。


>名誉殺人は保守的なヒンズー教徒が多い北部ウッタルプラデシュやパンジャブ、ハリヤナなどの州で起きることはあったが、大都会のデリー首都圏での発生をメディアは大きく報道。触発されたのか、首都圏で異カースト間の結婚をした男女を親族が銃で殺したり、自殺に追い込んだりする事件が続発している。


気持ち悪いね~こういう伝播は。せめて報道するならば首都圏メディアは宗教的・前近代的偏見として徹底的に指弾するべきでしょう。または外部(イスラムでも中国でも)対抗国家からの眼差しという負のレッテルを遠慮無く張って欲しいところ。

>社会学者プレム・チョードリー氏によると、名誉殺人の犠牲者数は年間数百~千人で、増加傾向にある。親族や地域の長老らの指示に基づくケースが多い。事態を重く見た政府は、これまで罪に問われなかった名誉殺人の「教唆」に罰則を設ける刑法改正案を次回議会での上程に向け準備中だ。(MSN産経 2010.7.20 11:22)


ただ、既に十数億の人口を誇るインドからすれば大河の一滴のような犠牲者数かもしれないですが。仏教がヒンズー教(バラモン教)を駆逐出来ていれば、遥かにインドは発展していたのでは?とそう思います。


女装した若者らに公開むち打ち刑、スーダン
>スーダンの裁判所は4日、イスラム教徒の若い男性19人に対し、「女装した」罪で公開のむち打ち刑を実施した。
首都ハルツームからナイル川を挟んだ対岸にあるオムドゥルマンの裁判所は、「不適切な服装」など公衆道徳に反する行為を禁じる法律に違反したとして、各人にむち打ち30回の刑および500~1000スーダンポンド(約1万7000~3万4000円)の罰金刑を言い渡した。


服装如きに拘るなんてみみっちい神様です。1200年前の服装なんかに思いを馳せば当時のムハンマドの格好なんて今からすれば襤褸みたいなものでしょうに。


>同国では去年、ズボンを履いた女性記者が同じく「不適切な服装」を禁じる法に触れ、むち打ち刑が言い渡されるという事件があった。その後、国際的な批判を受け、この女性記者は罰金刑へ減刑された。【8月5日 AFP】


結局、余所の目により相対化しないとこういう自国内だけでは当然視されている文化の異常さには気付けないと。


9月11日にコーラン焼却集会を計画 フロリダの教会
>米同時多発テロから9周年を迎える9月11日に、米フロリダ州のキリスト教会がイスラム教の聖典コーランを焼却する「国際集会」を計画して物議を醸している。
この教会は、無宗派の「ダブ・ワールド・アウトリーチ・センター」。ウェブサイトやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)サイト「フェースブック」で反イスラムの立場を掲げ、同時テロ犠牲者を追悼する行事として、同日午後6~9時に実施するコーラン焼却に参加するよう呼び掛けている。


一応、ヒンズー、イスラムときたらキリスト教もディスっておかないと宗教メジャーどころを等しく批判したことにならず落ち着かないのでw

>同センターのテリー・ジョーンズ牧師は、著書などでイスラム教を「悪魔の宗教」と批判してきた。最近のCNNとのインタビューでは、イスラム教は「何十億もの人々を地獄へ送り込む」欺瞞(ぎまん)的で暴力的な宗教だと主張。動画投稿サイト「ユーチューブ」でも「本当に幸福なイスラム教徒を見たことがあるか」「喜びの宗教に見えるか」などと問い掛けている。(2010.08.01 Web posted at: 10:57 JST Updated - CNN)


目くそ鼻くそというか、かつての十字軍を呼びかけた教皇たちとこちらもまた1000年経っても進化なし(まあ、進化論を否定する人たちだから宜なるところか)。


9・11跡地近くでのモスク建設、NY市が認可の判断
>米ニューヨーク市で、2001年9月11日の米同時多発攻撃の跡地近くにイスラム教の文化施設を建造する計画をめぐり議論となっていた問題で、市の歴史的建造物委員会は3日、建設を可能にする判断を下した。[ニューヨーク 3日 ロイター]


イスラム教徒のテロを防ごうと思ったら、内部に施設を作って人質を抱えておいたほうが安全だよねっていうことでしょうか?(←底意地の悪い見方)


屋外で働く労働者の「断食破り」を容認、UAEの宗教当局
>アラブ首長国連邦(UAE)の宗教当局は、今週のラマダン(断食月)入りを前に、酷暑にさらされる労働者が健康を害する恐れがある場合は断食を中断してもよいとするファトワ(宗教令)を出した。
石油掘削施設の労働者から「酷暑のなか飲み食いせずに働くことで健康に害が及びそうな場合、断食を中断してもよいか」との質問が寄せられたことを受け、8日までにウェブ上で発表された。【8月9日 AFP】


ただ、イスラム教主流の穏健派はこうして少しずつ現実にあわせて教義を解釈してくれるみたいですが。宗教は少数派の害毒がキツ過ぎる。



<アニメ感想>
日曜
生徒会役員共 第6話

今回、構成も弄ったアヴァンの肝試しだけ作画も気合が入ってました。


ストライクウィッチーズ(2) 第5話

ローマの休日ネタ、こうして一人もしくは二人のウィッチに絞って再度エピソードを重ねていくのかな。今回は遠ざかるトラックのシーンなど若干作画力息切れしているように感じたよ(サービスカットも含め)


あそびにいくヨ 第5話

余りにも酷いまな板ぶりに全米が泣いた。アクションシーンもあったけれど、全体から醸し出される空気によって緊迫感は感じられなかった。


戦国BASARA弐 第5話

最近読んだIF戦記物で秀吉と竹中半兵衛(そして宇喜多直家)が、毛利を利用しつつ信長を倒すものがあったのですが信長生存時のエピがないと単に雌伏していただけでは説得力感じられ…まあ本来はそういう重箱の隅なんか力技でねじ伏せてくれるべき作品なんですが、ここ数回”静”な展開ですからね。


つまり、神は祈る人の価値に応じて行動するのではなくて、神がそうしてくれると信じる祈る人の思いに応じて行動すると聖書は述べているらしい。この(=エントリー冒頭)文章の「神」を「偽薬」に代えればプラシーボ効果の出来上がりだ。


                                  マシュー・サイド「非才」



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▲タブラ・ラサに真っ向から挑む(努力と運を全面的に擁護)という研究?本。ジャンプ的作品でも超人的能力ある人間が、超人的な努力を重ねる展開が好まれるわけですから両立可能といえば可能なのかな?