それなら私にも感情があります~こういう迫り方がお好みだったのですね。 | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

会社に受けさせられたCALIPERが返ってきた(後日、2時間ぐらいかけての検討会もあるらしいが、この手の心理分析に嫌味の一つも言わずに長時間耐えられるか非常に不安)。分析で一箇所だけ笑ってしまったのは、


【開発すべき分野】
>職務指向で、人に対する関心が薄いようなので、職務上必要性を感じないと、コミュニケーションが疎かになり、連携がうまく図れなくなる可能性があるでしょう。


普通に周囲に見せたら受けたorz


2009-05-18 冒頭でメモしているインフル波際作戦の顛末はいずれまたメモします。


「消費税上げ衆院選後」民主、参院選公約で調整
>民主党のマニフェスト企画委員会(委員長=仙谷国家戦略相、高嶋良充党筆頭副幹事長)は16日、夏の参院選公約について、菅財務相ら関係閣僚と意見交換を行った。
焦点となっている消費税率引き上げの表現については、次期衆院選後と明記する方向で、調整を続けることで一致した。5月末に公約を決定する方針だ。


自民党も民主党も消費税上げの法人税下げというマニフェストを掲げていて、目眩が…消費税を上げて社会福祉の財源とするまでは許容出来ても法人税を引き下げる意味がわかりまへん。民主党は政権とって本当にダメになったね。


>菅財務相は「財政危機にあるギリシャの状況を見ても、財政問題は深刻に考えないといけない」と財政規律の重要性を強調した。小沢環境相は環境税の導入明記を求めた(2010年5月16日21時47分 読売新聞)


ギリシアをダシにする馬鹿が出てくるだろうなとメモしていたけれど、実際にそれが一人二人ではなくてあちらこちらで涌いてくるとげんなりするアルよ。しかもドサクサに紛れて強行採決した温暖化対策法基本法といい、空気買うのに血税をさらに倍プッシュみたいな愚行までついてきていると来た日には共生新党カムバ~ック!(号泣)


「法人税、大幅に減税の必要」 直嶋経産相が明言

>直嶋正行経済産業相は14日の閣議後会見で、政府が検討している新成長戦略に関連し、法人実効税率を「いずれ大幅に減税する必要がある」と明言した。日本の法人税の実効税率は40・69%で、30%前後の英仏や20%台の韓国などに比べて大幅に高い。直嶋経産相は「経済成長を図るうえで、(法人税を下げ)企業の競争環境を整える必要がある」と指摘した。


つい先日は外資誘致のために時限で税率ゼロみたいな吹かしも出るくらいですからなんともはや。片や財源の大合唱でこなた減税…氏ねばいいのに!!!


>また「企業の収益力が高まってくれば税収全体は増える」として、法人税の引き下げは、必ずしも財政の悪化を招くとはいえないとの見方を示した。税率の引き下げ幅や減税時期については、今後の税制全体の議論の中で検討していくことになるとして、言及を避けた。自民党は法人税の実効税率を20%台に引き下げることを参院選のマニフェスト(政権公約)に盛り込む方向だ。(MSN産経 2010.5.14 10:49)


同じ理屈で消費税上げだって引き下げられますし(消費が喚起されれば需要が増えて経済の規模が大きくなり税収全体は増えるとか)、財政出動だって正当化できます。なんで、法人税は下げて消費税を上げるかの説明になっていません。まだしも両方上げるか、両方下げるかの二者択一じゃないの?


2010年5月15日(土)付 朝日新聞社説「借金財政―政治の無責任、もう限界」
>財政の悪化に歯止めをかける。その強い政治的意思を国民はもちろん、世界の市場が待ち望んでいる。
ギリシャの財政危機に端を発した世界経済の動揺は、財政赤字の拡大を放置すれば何が起きるかを各国に突きつけた。先進国で最悪の借金依存を続ける日本が、財政再建への道筋を考えずに済むはずがない。この意味で、菅直人副総理兼財務相が来年度の新規国債発行額を「44.3兆円以下に抑える」との考えを表明したことを評価したい。


そしてバカヒのような不安扇動型メディアが勘違いをフルスルットルで擁護すると。早くも橋本失政の記憶は忘却の彼方、小渕が減税したおかげでその後、戦後最長の好景気になったときでも税収は往時を上回れなかったという事実も見えません。


>与党からの強い抵抗が予想される。だが、借金の膨張に対する歯止めとして、やはり44兆円枠は必要だ。しかも、それですら来年度限りの歯止めである。医療や介護などの財源をまかないつつ、日本の財政が内外の信認を得るには、抜本的な税制改革による歳入確保策こそが欠かせない。民主党内では、次の総選挙後の消費税率引き上げを政権公約に明示することも議論されているが、参院選で不利になるとする反対論が根強い。しかし日本の国債格付けは、ギリシャに次いで財政状態が厳しいスペインやアイルランドと似たような水準だ。


小泉が守れなかった30兆円枠とか、この手の単なるアンカリング効果を呼び起こす数値目標はやめておくれよ。マイルドなインフレと、経済成長下では財政を均衡させ続けるだけで自然と借金比率が下がってくるということもつい2、3年前に目にしたはず違うん?というか、バカヒはかたや欧米の金融資本主義を批判しておいて、こういうときだけあんなインチキ格付機関を自説の擁護に持ち出すとは恥を知れ!


経常黒字26.9%増 貿易収支が大幅改善 09年度
>財務省が13日発表した2009年度の国際収支(速報)によると、海外とのモノやサービスの取引状況を示す経常収支の黒字額は、前年度に比べて26.9%多い15兆6545億円だった。黒字額の増加は2年ぶり。リーマン・ショック後の景気低迷で輸出入ともに減ったが、輸入の減少が輸出の減少を上回り、貿易収支が大幅に改善した。
モノの動きを示す貿易収支の黒字額は、同5.7倍増の6兆6088億円。増加額(約5兆4500億円)は、比較可能な86年度以降で最大だった。輸出は同18.0%減の55兆5368億円。自動車や鉄鋼の減少が響いた。輸入は同26.5%減の48兆9280億円で、原油価格が下がり、輸入量そのものも減った。


安心材料として当該ニュースは毎年メモしてきたけれど、今年も素敵な数字。これでそれこそ財政不安でユーロ並に円が下がった日には今度こそ外需だけで好景気になるんじゃないかと皮肉ぬきでそう思うのは私だけ?ギリシャやアイルランドとは根本から違うでしょうに。


>輸送や金融などのサービス収支は1兆8303億円の赤字で、赤字幅は2165億円縮小した。景気低迷で海外旅行や輸送の需要が減ったためだ。投資による収益などを示す所得収支の黒字額は同17.9%減の11兆9553億円。海外企業の収益が減少し、配当金や債券の利子が減った。同時に発表した10年3月の経常収支の黒字額は、前年同月より65.1%増の2兆5342億円になった。世界経済の回復を反映して輸出が伸び、貿易収支は同745.4%増の1兆747億円の黒字になった。[朝日新聞 05/13]


既にものづくり国家ではなくて、投資国家としての日本が実態に即しているのだけれど、「ものづくり国家」という羊の皮を被っている方が外国に対しても、或いは国内向けにしても都合がいいですか?


経団連、政治献金への関与停止を決定 御手洗会長「世の流れ」
>御手洗冨士夫日本経団連会長は8日の定例記者会見で、毎年実施してきた政党の政策評価を廃止し、企業・団体献金への関与を打ち切ると発表した。同日の正副会長会議で決めた。建機政治とカネに対する世論の批判の高まりや、政府与党内に企業・団体献金の禁止を法制化する動きがあることを受けたもの。御手洗会長は「そもそも野党と与党を同じテーブルで評価することに無理があった。打ち切りは世の中の流れを反映したもの」と語った。経団連は平成16年から民主、自民党の政策に対しA~Eの5段階で評価。これを参考に経団連会員企業が献金してきた。平成20年の献金実績総額は民主党向けが約1億円、自民党向けが約27億円だった。(MSN産経 03/08)


ヨカッタネ、あれだけ経団連が求めた法人税下げと消費税上げのコンボが今度の選挙で民主党・自民党のいずれが勝とうが実現します(棒読み) 経団連からすれば民主党は金を使わずして希望を叶えてくれる女神さまじゃないか。


トヨタ、ロビー活動費32%削減…リコール問題に見舞われた1-3月
>世界最大の自動車メーカー、トヨタ自動車は今年1-3月の米ロビー活動費を32%削減した。この期間に同社は「カムリ」や「プリウス」が急加速する問題で、相次ぐリコール(無料の回収・修理)や調査に見舞われていた。
20日公表された米議会資料によると、1-3月のロビー活動費は88万ドル(約8200万円)と、前年同期の130万ドルから減少した。(ブルームバーグ 4月21日)


まあ、なんだかんだで向かい風は収束に向かいつつあって、あとは巨額訴訟がいくらで和解できるかといったところですか?アメリカで稼いでアメリカに還元する実に立派な企業です。


ホンダ、3600億円の営業利益
>ホンダが28日発表した2010年3月期連結決算は、売上高が前期比14・3%減の8兆5791億円だったものの、本業のもうけを示す営業利益は91・8%増の3637億円、最終利益は95・9%増の2684億円の減収増益となった。
北米などでの自動車市場の回復が遅れから世界販売台数は3・6%減の339万2千台にとどまったが、コスト削減や研究開発費を抑制し、大幅な収益改善につながった。国内の四輪車販売台数は小型車「フィット」や、昨年2月に発売したハイブリッド車(HV)「新型インサイト」などが貢献し、前期比16・2%増の64万6千台となった。11年3月期連結決算の売上高は前期比8・9%増の9兆3400億円、営業利益は10・0%増の4000億円を見込んでいる。世界販売台数は361万5千台を計画している。[MSN産経 10/04/28]


うまく奥田が御手洗にババを引かせて逃げたけれど、ホンダはさらにそのトヨタの影に隠れてうまく立ち回ったというところでしょうか?派遣切りや系列への皺寄せという点では決してホンダだってその手は白くありません。それでもトヨタと比較してというだけで矢面に立たずに済み、企業イメージは決して悪くないでしょう。二番手戦略というのも潜在的企業リスクを考えたとき決して悪くないかも。

12 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2010/04/28(水) 16:23:23 ID:ZYOsKzXX
F-1撤退が効いたのか?


13 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/04/28(水) 16:29:45 ID:qI9jHJsv
>>12
だろうな
撤退は失敗と言ってる奴が多いが英断は正しかったな


14 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2010/04/28(水) 16:29:48 ID:5taY2kX6
本日のホンダ礼賛スレ

>>12
2005年→3.40億ドル
2006年→3.10億ドル
2007年→3.60億ドル
2008年→3.65億ドル
2009年→1億ドル
(トヨタは05-08年3億ドル、09年2.5億ドル)

滅茶苦茶大きいって感じはしないような。


53 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2010/04/29(木) 20:12:51 ID:YyCJLRch
2009年10月21日
ホンダ、国内生産縮小…取引先に経費3割減要請
>ホンダが主要取引先の部品メーカーに対し、国内工場での人件費や生産設備の維持費など固定費を約3割削減するよう要請したことが19日、明らかになった。ホンダの2009年度の国内生産台数はピーク時に比べて約3割減の90万台となる見通しで、景気が本格的に持ち直しても国内生産の大幅な回復は難しいと判断したためだ。今後、ホンダ自体も生産ライン停止などが避けられない状況で、国内製造業の空洞化が一段と加速しそうだ。ホンダは、人口減や円高、温室効果ガスの削減問題などを背景に、国内生産(売上高ベース)が世界同時不況以前から3割減の水準に落ちたまま長期化すると予測。


>部品メーカーに対し、固定費削減に加え、設備増強は海外を中心に行うことも要請した。世界同時不況による国内外の販売不振で、ホンダの09年4~6月期の国内生産(同)は前年同期比35・9%減の7365億円と大きく落ち込んだ。その影響で、部品メーカーの国内生産も平均で3割程度減少した。このため、ホンダは国内での生産能力の過剰の解消が急務と判断。国内の雇用減もやむを得ないとして海外での現地生産を拡大する。

(10月20日3時3分配信 読売新聞)
http://cosutosakugen.seesaa.net/article/130838376.html


87 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2010/05/12(水) 20:41:32 ID:XjTwDQXZ
労働者への分配を減らした結果の利益。経営者は恥を知れ


89 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2010/05/12(水) 21:36:40 ID:JOWrxNBU
>>87
3600億円の過半は海外の労働者が稼ぎだしたものだから利益を日本人にだけ分配する方がむしろ理不尽。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


日本郵政グループ 純利益4500億円 6.5%の増益
>一般企業の売上高にあたる経常収益は18兆7700億円でした。世界の金融市場が安定したことを受けて株式などの運用益が大幅に増加し、ゆうちょ銀行とかんぽ生命の金融2社が利益の8割以上を占めました。一方、郵便事業は474億円の赤字に転落しました。日本通運との宅配便事業の統合見直しによる特別損失の計上や郵便物数の減少が影響しました。2010年度の連結予想は、郵便物数がさらに減少して9%の減益としていますが、非正規社員の正社員化や郵貯の限度額引き上げなど民営化見直しの影響は反映されていないということです。(ANNニュース 05/14 19:33)


郵政は、農林中金ほどのエゲツない投資をせずとも手堅い債券投資だけでも巨額の配当を国内に還流出来るでしょうから、雇用関係などを通じて地方にお金を廻せればそれはそれで何の問題もないのでは?


セブン&アイ、“総崩れ”で大幅減収減益 最終利益は半減
>流通大手のセブン&アイ・ホールディングスが8日発表した2010年2月期連結決算は売上高は前期比9・5%減の5兆1112億円、営業利益が19・6%減の2266億円、最終利益は51・4%減の448億円と大幅減益となった。消費不況で主力のコンビニエンスストアが大きく減速したほか、スーパー、百貨店も大幅減益で、総崩れとなった。
事業別の営業利益は、たばこの成人識別カード「タスポ」効果の一巡や消費低迷に伴い高収益を誇ってきたコンビニ事業が苦戦し、同13・8%減の1838億円に落ち込んだ。消費者の節約志向に対応したセール合戦でデフレが進行したスーパー事業も営業利益は同42・7%減の141億円と大幅な減益。衣料品や宝飾品など高額品の販売不振が続いた百貨店事業は92・5%減の13億円とさらに大きな落ち込みになった。[SankeiBiz 10/04/08]


ようやっと鈴木神話とやらも崩壊と。コンビニ業界にキャッシュがあるうちに弁護士は早く消費者金融業界からフランチャイズ問題に戦線を移すのがお薦め。


20 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2010/04/08(木) 19:34:28 ID:aD8lZKzd
この不況で一番いかなくなったのがコンビニだよな。

雑誌立ち読みとかの習慣も無くなったし、深夜までスーパーやディスカウントストアやってるし。

値段が3割、半額くらい違う。


22 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/04/08(木) 19:39:39 ID:p1Jv0fH5
>>20
> この不況で一番いかなくなったのがコンビニだよな。


利便性の為なら割高でも可処分所得割いて得るってビジネスだもんな
日々可処分所得が下がり続ける、これからも下がり続けるでは間違いなく仕分けの対象になるわな


コンビニの利便性という武器がスーパーが24時間経営やネット通販の拡充によって食われたら、競争力は普通に失われるわな。


135 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 00:49:32 ID:3LPUG05v
不景気関係なくずっと自炊メインだからたまにコンビニ逝って買い物すると
フリーザ様の戦闘力のように上がっていく金額にビビる。


291 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2010/04/11(日) 11:59:58 ID:sIfJseiH
ドミナント戦略と言う、フランチャイズからひたすら吸血する奴隷制のことね。
それをコンビニ各社でやったから一気に消耗してしまった。
オーナー希望の30代が金持ってない世代になって新しい生贄がいなくなった結果


292 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2010/04/11(日) 12:32:42 ID:+IpZbtgU
>>291
その通り。
コンビニのビジネスモデルなんて本部しか儲からない仕組みなんだよ。


294 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/04/11(日) 12:45:57 ID:ug9I/Twi
>>292
そうなんだよね。本部はリスクが少なく儲けることが出来る。リスクはオーナーが負う。

だから無秩序にコンビニ作るんだよね。オーナーのリスクなんてどうでも良いから。