2009-05-01 は金融規制は法規制ではなくて個別企業制裁へと転化してしまいそうですね。一番規制しないといけないのはジャッジ役だったはずの格付け機関だと思うのだけれど。
2009-05-02 はこのまま厚労省のシビリアンコントロールの下「人間的・家庭的」介護に突っ込むの?というお話。
アイスランドの火山噴火 長期化で気温低下の懸念も
>火山噴火予知連絡会委員の植木貞人東北大准教授(火山物理学)によると、アイスランドは北米プレートとユーラシアプレートの境目が連なる「大西洋中央海嶺」の真上に位置しており、火山活動が盛ん。植木准教授は「地下からのエネルギーの供給が多いため、噴火が大規模になるのではないか」という。過去の火山災害では、1783年のラキ火山の噴火が有名。気温低下によって大規模な飢饉が起き、フランス革命のきっかけになったとの説もあるという。[スポニチ 2010年04月17日 17:28 ]
今年は中々春が来ないというか寒い春だったこともあって「温暖化」があまりメディアを賑わせませんでした(欧米のように懐疑論も賑わせないのは日本のマスゴミには良心の呵責という言葉がないらしい)。これで温暖化に歯止めがかかる天佑ですとぐらい言えばいいのに古舘とか古舘とか。
5 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2010/04/18(日) 09:30:59 ID:0x8eRBaQ
天明の大飢饉1783年→岩木山爆発・浅間山爆発・ラキ火山爆発。
186 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2010/04/19(月) 02:56:30 ID:ZVrJH6rG
環境学者「この噴火により地球は寒冷化するか温暖化する、あるいは変化しないかも知れない。」
191 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/04/19(月) 03:28:51 ID:0CZLOFQ5
>>186
田宮さん転職したんすかww
218 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2010/04/19(月) 10:39:43 ID:arHs7+mN
噴火の規模は噴出物の総量によって比較される
1990年~雲仙普賢岳噴火活動 0.2立方キロ
1707年 富士山・宝永大噴火 0.8立方キロ
1914年 桜島・大正大噴火 2立方キロ
1991年 フィリピン・ピナツボ山噴火 5立方キロ
※20世紀最大級の噴火、日本などで冷夏
1783年 アイスランド・ラキ火山噴火 16立方キロ
※地球規模の気候変動で、天明大飢饉やフランス革命に影響
7300年前 鬼界カルデラ(薩摩硫黄島はその一部)・縄文アカホヤ噴火 170立方キロ
25000年前 姶良カルデラ(桜島はその一部)噴火 450立方キロ超
90000年前 阿蘇山噴火 600立方キロ
※火砕流が九州の4分の3と山口県を焼き尽くし、近畿に50センチ、北海道に20センチの火山灰が積もる
これはとてもわかりやすい一覧。
225 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/04/19(月) 12:43:52 ID:60RyJ4lY
>>218
古代の火山って、しゃれになってないのが多いのだな・・・
226 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2010/04/19(月) 13:20:14 ID:XPfx1OcK
>>225
別に昔の話じゃないよ
地震もそうだが、火山の噴火も、規模が大きいほど発生頻度が小さくなる
噴出物量で100立方キロ以上の巨大噴火(国家・文明滅亡クラス)は、
地球上で1000年に1回ぐらい、日本で1万年に1回ぐらいのペースで発生している
そこまで行かなくても、1991年ピナツボ山に準ずる規模の噴火であれば、
17世紀の樽前山や、10世紀前後?の摩周湖、10世紀の十和田湖など、日本でもちょくちょく発生している
915年の十和田湖の噴火では、半径20キロ圏内が火砕流に焼き尽くされている
231 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2010/04/19(月) 18:45:36 ID:Z5QID+lY
アイスランド火山灰:飛行機への影響と「飢饉」の可能性
http://wiredvision.jp/news/201004/2010041923.html
色々な過去の事例を引き合いに出し、不安を煽るのは簡単。
ここは冷静に、過去の火山爆発と、それに伴う影響を考えたい。
その際は、火山爆発指数は参考になりそう。
火山爆発指数
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E5%B1%B1%E7%88%86%E7%99%BA%E6%8C%87%E6%95%B0
でも、今回の噴火がどれだけの規模になるのか、ワカランよな。
飛行機ネタばっかりで、噴火そのものの記事は少ない。とりあえず・・・
アイスランド火山灰、3日で1億立方メートル
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100419-OYT1T00006.htm
>この火山では過去に1年以上噴火が断続的に続いたこともあり、引き続き警戒が必要
なぜ長引くのか アイスランド噴火の影響
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/100418/dst1004182153010-n1.htm
>エイヤフィヤトラヨークトル火山は前回1821年に噴火した際は、2年間活動を続けた。
すでに3日間で、VEI=4という事実は、少々憂うべきかもしれん。
・1ヶ月今の状態が続けば、VEI=5。1980年-セント・ヘレンズ山噴火に匹敵。
・10ヶ月続けば、VEI=6。1991年-ピナトゥボ山噴火に匹敵。
個人的には、1991年-ピナトゥボ山噴火に対する影響レベルを想定してもいいと思う。
ピナトゥボ山
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%8A%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%9C%E5%B1%B1
ピナツボ火山が噴火した際も世界の気温は下がっています。
温暖化法案、原発利用を明記=連立相手の社民にも配慮-小沢環境相
>小沢鋭仁環境相は23日の閣議後記者会見で、政府が今国会に提出する地球温暖化対策基本法案について「原発の記載が全くないのはありえない」と述べ、原子力発電の利用を明記する方針を示した。直嶋正行経済産業相も同日の会見で「原発についても(法案に)きちっと書き込む」と強調した。ただ、小沢氏は「書きぶりは社民党の意見も十分踏まえなくてはならない」と述べ、連立政権のパートナーで「脱原発」を掲げる社民党に配慮する姿勢もにじませた。(時事通信 2010/02/23-11:37)
民主党は温暖化と心中する気かいな、、、懐疑論者は一人も居ないのかね?こいつといい、福山副大臣といい、あるいは岡田大臣といい有力者は温暖教徒ばっかり。原発はあくまでもプラント輸出、メンテ請負として海外向けの金儲けと割り切る必要があるのに、肝心の売り込みで韓国の追い上げを受けているという記事を最近見ましたよorz あと社民党は沖縄含めて下駄の雪でしょ。
40 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2010/02/23(火) 20:31:51 ID:T0eX1asU
原発関連スレは
ほうしゃのうこわいよおおおおおおおおおおおおおおお派と
経済性ってものを考えろよ!派が
喧嘩するから嫌なんだよな
仲良くしようぜ
ここで国の方針が決まるわけでもねえんだしよ
41 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2010/02/23(火) 20:41:26 ID:dU7lg0AY
>>40
事故が恐いというのとエネルギー政策上必要というのは全然排他性はないのにな。
推進派は今の核管理技術程度では将来、重大な処理問題が発生するという事実を
直視して放射性物質の無力化技術の開発に全力を投じるべきだとすべきだし、
事故が恐い派も日本のエネルギーミックスから石油、石炭、石油ガス、天然ガス
みたいに新興国が使いたがるエネルギーへの依存度を早急に下げないと資源バブルで
死ねるという前提にたって論議をすべき。
NHKのJCO臨界事故の治療ドキュメンタリーは本当に怖かったがな。
過度の単純化を迫るIPCC内の圧力
>科学者は、温度計がまだ存在しなかった何千年も昔の気温を評価するために、年輪やその他の代用物を用いる。年輪の幅がより広ければ、より大きな成長を意味し、これは一般に、より高温の気温、もしくはより多くの降水量、またはその両方を示唆する。ブリファ氏はこの手法の先駆けだった。ハッカー攻撃を受けたイースト・アングリア大学からの流出分に含まれていた電子メールの中で、ブリファ氏はほかの研究者らに向けてこう記している。「『過去1000年以上にわたり例を見ない明白な温暖化』について整然としたストーリーを提示するよう迫る圧力があるのは知っている。だが現実には、状況はそれほど単純ではない」。ブリファ氏は、圧力の源については明らかにしなかった。大学の広報担当者によると、ブリファ氏はこの件についてコメントを断った。
クライメートゲート事件の余波は収まるどころか、どんどん大きくなってIPCCの信頼が揺らぎ続けていることを日本の大手マスゴミは綺麗に黙殺中。国益を損なうという観点からようやっと保守系雑誌は騒ぎ始めたみたいですが(櫻井よしこが赤祖父教授に祈伏されて転向した辺りがキーポイントでしょうか)。
>ブリファ氏はある潜在的な問題を懸念していた。温度計データは、60年代以降、気温が上昇してきたことを示しているとはいえ、年輪データはそれと連動しておらず、時には逆の動きを示す。(米国政府のデータによれば、年間平均気温は2005年に観測史上最高に達した。その後3年間低下し、2009年に上昇した。これらの年はすべて、観測史上やはり最も温暖な部類に属する。) 同じ1999年の電子メールの中で、ブリファ氏は、年輪データ全体は確かに、ここ数十年間の「異常に温暖な」条件を示しているとした。しかし同氏は、「近年の温暖さは、たぶん約1000年前並みだろう」と付け加えている。 言い換えれば、グラフはおそらくホッケースティック状にはならないということだ。
温暖化はホッケースティックは既に修正していることもあり、もはや大した傷ではないと必死に防衛戦を広げていますが、ゴアなどはそれをもって教宣を繰り広げてノーベル賞を受賞をしたわけでその過程に不正義があったことが問題の本質です。
>このデータは、IPCCの2001年版報告書発表前に繰り広げられた、白熱した際限のない議論の対象だった。このセクションの主執筆者の一人、ジョン・クリスティ氏は、当時、不確定要素が報告書で反映されるよう尽力したものの、無駄骨に終わったと語る。クリスティ氏は取材の中で、不確定要素を軽視するよう迫る圧力の一部が、その章の共同主執筆者だった、ペンシルベニア州立大学の科学者で、オリジナルのホッケースティック・グラフの開発者、マイケル・マン氏からのものだったことを明らかにした。報告書の発表から1カ月後、クリスティ氏は米国学術研究会議にあてて、ホッケースティック・グラフの「きわめて目を引く」使用は、「われわれの一部が実際に意図していた不確定要素を封じ込めてしまっている」と書き送った。アラバマ大学(アラバマ州ハンツビル)の気候学者クリスティ氏は、この電子メールを提供した。
あれだけ利用しておいてたくさんある証拠の内の一つに過ぎないと言い張るのは失笑するしかありません。ましてこんな不当な圧力がこの研究にしか働いていないと考える方が主要メンバーが限られているだけに優しすぎます。
>もう一つの大きな問題は、気候科学を支える複雑なコンピューター・モデルの精度だ。スーパーコンピューターで実行されるこうしたモデルは、温室効果ガスが気温にどう影響するかや、気温が氷河からハリケーンまでのあらゆる現象にどう影響するかの予測に取り組む。2000年9月、イタリア・トリエステにある国際理論物理学センターのフィリッポ・ジョルジ氏は、状況を懸念する電子メールを書いた。同氏は、科学雑誌でまだ発表されていなかったシミュレーションの引用を迫る圧力を感じたと述べている。同氏はそれがルールの緩和を表す点を憂慮していた。
そしてシミュレーションの真偽にまでメスが入り始めました。江守とかどう弁解を繰り広げるのか楽しみにしています。
>ジョルジ氏はそのメールの中で、IPCCのルールが「こういう形で、もはや公表された科学的成果の評価(というIPCCの本分)からIPCCが逸脱するところまで緩められている」と記した。同氏はさらに、「現時点では、ルールはほとんどなきに等しく、ほぼ何でもありになっている。これは危険な先例となるだろう」と述べている。取材の中でジョルジ氏は、自分の感じた圧力は、報告書の担当部分を監修するパネルからのものだったと述べている。パネルの共同議長を務めていたのは、かつてIPCC全体の議長を務めていた科学者サー・ジョン・ホートン氏だった。(ウォールストリートジャーナル 3月1日)
IPCCを金科玉条のように掲げていたが一枚剥げばその実態として主要メンバーが科学者ではなく、「政治家」であったというだけのことです。
温暖化データねつ造疑惑 衝撃強く、欧米で大騒ぎ
>温暖化に詳しい横浜国立大学の伊藤公紀教授(環境科学)は、ある程度データはねじ曲げられていたのではないかとみる。「事件は、最初報じられたハッキングではなく、内部告発に近いようです。データねじ曲げに反発した関係者が、内部で準備したものを漏らしたということです。バラバラのメールがファイルになっているのも、確かに不自然です」伊藤教授によると、データが漏れる以前から、温暖化分野は怪しいと話題になっていたという。
伊藤公紀教授登場!こうして専門家としてきちんと信頼が措ける方々にスポットライトが当たり始めるとひっくり返るまで早いはず。あとはチキンレースにどこの大手マスゴミがギブアップして報道し始めるかというだけのこと。その時は渡辺正教授が用意してくれているマスゴミ反省用記事のテンプレを是非ともご利用ください。
>「古い時代の平均気温データは、様々な研究者が樹木の年輪などから出していて、比較的バラバラなんですよ。今回は、年輪データで都合が悪いところを隠し、つじつまが合うように細工したともされています。競争が激しい分野なので、有名になろうと功を焦ったのでは。メールの言葉尻だけを捉えていることもなくはありませんが、相当無理なことをやっているのは確かでしょうね」最近の気温データも、元の風通しがいい草地でなく、環境が劣化した宅地で採るなどした疑いがあり、同じ条件なら気温の上昇が半分ほどに留まった可能性があるという。温暖化について、伊藤教授は、人為的なもののほかに、太陽活動など自然変動も考慮する必要があると指摘する。また、温室効果ガスばかりでなく、中国の石炭火力から出るススなどの影響も考えなければならない、ともしている。
いずれにせよ、今回の騒動で隠していた元データを出さざるをえないところに追い込まれそうなだけに遅かれ早かれ明らかになるでしょうね。それだけ小細工を弄してもここ十年近く、CO2排出量が増えているのに気温が上がっていないということをもっても答えは明らかじゃないの?
>クライメートゲート事件の影響については、これだけ世界を騒がしただけに、京都議定書後の枠組みにも何らかの影響があるとみる。民主党政権が目指す温室ガス25%削減については、まだ影響は分からないという。「温室ガスは、環境汚染の一つの目安であって、むしろ化石燃料などのエネルギーをいかに節約するかを考えるべきです。持続可能な発展を損なわないように、ガス削減をするならいいでしょう。日本は、国内だけの温暖化対策では不十分であることをよく自覚し、中国が石炭火力から転換するのにその技術を提案するなど、外交交渉をもっと進めるべきですね」(J-castニュース 2009/12/ 9 19:09)
日本は事ここまで及んだなら騙されていた頭の悪い被害者としての立場を演じて、欧米(陰謀論者の発展途上国の発展を妨害するための枠組みというのは結果論としては正しいわけですから説得力を一定持つんじゃないでしょうか?)とは一線を画して振舞うしかないでしょうね。幸いなことに大枚はたいて空気買っているし(失笑)
「温暖化基本法」疑問続々 「日本の成長止まる」 中部大・武田教授が指摘
>武田教授は2月、「『CО2・25%削減』で日本人の年収は半減する」(産経新聞出版)を出版したばかり。その中で、「世界の気温は3千年スパンで見た場合、下降している」など、温暖化の前提に疑問を呈したうえで、CО2排出量と経済成長の関係に言及。90年比25%削減は、現状からみれば実質40%削減に等しく、実現には日本人の年収や生活レベルを50%近く落とさねばならないと指摘している。
武田教授は叩かれることが多いけれど、細部ではなく大枠としてどうかという観点からは評価せざるをえないと思うのだけれど。病的なゴミ分別狂騒曲に一石を投じるどころかもはやペットボトルやプラスチックは燃やす方向に舵切られ始めてます。
>東京大学の渡辺正教授(環境計測化学)はクライメートゲート事件に関する論文を「膨大な金と時間を浪費させる地球温暖化騒ぎは、筋書きに合わせて科学知見をいじる少数の集団が産んでいた。事件はそれに幕を引かせる一歩となるだろう」と結んでいる。(SankeiBiz 3.23)
渡辺先生の専門分野にいつのまにかに「環境」が加わった(以前は趣味だったのに)ことを知って大爆笑!
拠りどころを失った温暖化対策法案 IPCC崩壊 それでも25%を掲げ続けるのか
>グレーシャーゲート(氷河=glacier)と呼ばれている。これは、昨年発覚したクライメートゲート(詳しくは後述。ニクソン米大統領のウォーターゲート事件にちなむ)に続く、一連のIPCCゲートの始まりの事件である。事件の下地には、インドの氷河学者V・K・ライナが行った綿密なヒマラヤ氷河の調査があった。サイエンス誌(09年11月13日号)によれば、ライナは自分の調査に照らしてIPCC報告書に疑問を感じ、「ヒマラヤ氷河が急激に衰退している証拠はないし、もし衰退していても水不足が起きることはない」という主張をインド環境森林省の報告書として発表した。
WEDGEは伊藤公紀教授のほか赤祖父教授の論考も載せておられました。温暖化論議の行方をとかくする以前にIPCCが崩壊してしまいそうです!
>IPCCを支持するインド人氷河研究者S・I・ハスネイン(後に意外な役を果たす)は、ライナの主張を「非科学的」と非難し、インド政府に対しても「大災害が迫っている現実から逃避している」と責めた。しかし、各国の氷河研究者の意見はライナの結果を支持していた。IPCC報告書の統括執筆責任者(上図参照)の一人であったインド人大気科学者M・ラルは、「2035年ヒマラヤ氷河消失」の件について説明を求められ、はっきりしない情報を基にしたことを認めた。しかし彼は、この見解はIPCCで十分に認められていると主張した。なお、伝えられているところによれば、IPCC議長のR・パチャウリ(インド出身)はライナの研究に対して激怒し、「ブードゥー(黒魔術)科学」とすら呼んだそうだ。
朝生とかでもバカの一つ覚えで見られましたが、何かと言うとIPCCで認められていると金科玉条のように振りかざしているやついましたね!まさにサブプライム組成とかわりません、いやそれ以下。この場合、各付けという保障を与えているのがムーディーズならぬIPCC、うんちいりカレーを組成したのがゴールドマンならぬIPCCと。
>ここで終わっていたら、「そういう意見もある」という程度で済まされ、IPCCも権威を失うことはなかっただろう。しかし、この件は、クライメートゲート事件の勃発により意外な展開を見せた。英国の気候研究機関からEメールが大量に漏れたこの事件の内容が明らかになるにつれ、一部の研究者の独善的な思惑がIPCC報告書の作成を左右していることが疑われるようになった。ここから、IPCC報告書を見直す動きが始まり、「2035年氷河消失」の真相が見えてきた。
クライメートゲート事件はまだ終わっていないどころか、問題はどんどん拡大しているということは知っておくべき。
>調査によれば、「2035年」の情報の出元はなんと、ライナとインド政府を非難したハスネインであった。彼はかつて一般科学誌のニュー・サイエンティスト誌から氷河についてインタビューを受け、「数十年でヒマラヤ氷河がなくなる」と大げさに言ったらしい。それをヒントにして、2035年という数字にしたのは取材した記者だという。この記者が、他の研究者が出していた2350年という数字と混同した、という説もある。次に、この記事を環境保護団体であるWWF(世界自然保護基金)の報告書が引用した。そして、WWFの記事を、ラルがIPCC報告書のアジアセクションの章に引用したのである。間違った情報や噂が引用されるたびに権威付けられていく「情報ロンダリング」の構図である。
単なる見落としではなくて、ここには明確な悪意があります。無根拠なことをわかっていながら批判を封殺しようとしたわけですから(懐疑論を取り上げること自体を批判していた温暖化シンパ連中の顔が浮かんできますね)。
>IPCC報告書は、信頼性を担保するために、同業研究者が匿名で審査する「査読」という過程を経て学術論文誌に掲載された論文だけを引用することが原則となっている。IPCC報告書の中でも、自然科学分野を扱う第1作業部会(WGⅠ)では、この基本がほぼ守られている。しかし、社会への影響を扱う第2作業部会(WGⅡ)では、WWFの報告書をはじめ、査読されていない文献が多数引用されていた。IPCC報告書からは、非査読文献を洗い出す、という単純なやり方により、次々と誤りが発覚した。これらはまとめて「IPCCゲート」と呼ばれている。根拠薄弱な情報が、IPCCの権威でロンダリングされ、CO2による温暖化・気候変動が脅威という仮説を誇張するのに使われたのである。
伊藤教授が信頼できるのは、IPCCを全否定するのではなくてきちんと冷静に仕分けてくれる点です、というか伊藤教授のフィルターを通さないIPCC絡みの日本の報道なんて聞く耳持たずでいいんじゃないかと極論ではなくそう思います。
>グレーシャーゲート事件で浮かび上がった深刻な事実はまだある。IPCC議長のパチャウリは、自身が主宰する研究所TERIが財団から助成を受ける際、例の2035年という数字を使っていた。また、ハスネインはTERIの職員であった。彼は後に、「2035年が間違っていることは知っていたが、立場上、パチャウリ氏には言えなかった」と語っている。
ホッケースティックと同じです、温暖化論者がその脅威を喧伝するに利用した代物がことごとく(シロクマやツバルやら…)詐欺だとしたら、それは新興宗教の終末論と大差無いんじゃないのかね?
>ちなみに、当該章の査読編集者は西岡秀三氏(元国立環境研究所参与)である。西岡氏はWEDGE編集部の取材に対し、書面で「必要な指導を担当著者に行ったが、十分に反映されず遺憾」と回答したと聞くが、それで済むのだろうか。
詐欺加担者氏名が明らかになりましたが、同じ国立環境研究所所属者からの批判はとんと聞こえてきません。
>明らかに、IPCCの各作業部会の独立性は過剰だった。また、各報告書が約1000ページに膨れ上がり、現在の執筆・査読のシステムにとって負荷が過大となっている。こうして、素人が書いた確信犯的な間違いが素通りする構造ができあがってしまったのである。「IPCCの結論は2500人を超える最先端科学者が総意で出したもの」という表現は、実態とかけ離れていると言わざるを得ない。
むしろその2500人の名誉を守るためにもIPCC関係者と切り離してあげてください。
>ここ数十年の温度計実測による「地球平均気温」である。まず、データ自身が怪しい。10年で0.1℃の変化を検出するなどという高度な測定には、厳密な管理が必要だが、実態はお粗末極まりないことが分かっている。例えば、全米で1200箇所ある気温測定サイトでは、大半の温度計が駐車場や建物の傍らに置かれ、温暖化の傾向が強く出てしまっている。しかも環境政策的には、このような平均値にはあまり意味がない。むしろ、地域・局所における大きな気候変動に対処しなければならない。例えば、今年の冬は北半球で大量の降雪があり、フロリダでは海獣のマナティが凍死したと報道されたが、衛星で測定されている地球平均気温はむしろ高めだった。CO2を減らせばこのような気候変動が減ると思っている人もあると思うが、決して減らない。それは、自然変動が大きく、また地域・局所ではCO2以外の人為的要因の影響が大きいからだ。
未だそもそも地球平均気温をどうやって図るかの段階というお粗末な事実。丸山教授は懐疑論ではなく真っ向から反する寒冷化説を持ち出してますが、その際に何を以て計測するかが頭の悩ませどころと語っておられます。
>自然変動としては、太陽・海・雲の変動が重要だが、よく分かっていない。前図の気温変動は太陽活動の変動とよく対応しているが、その原因は不明である。筆者は、太陽から飛来する磁場と北半球の気候を支配する北極振動との関係に注目している。人為的要因としては、地球規模の影響が分かってきたスス(着色エアロゾル)が重要である。インド・中国等での低質燃料の使用が原因となって発生するススは、大気循環に乗って近隣のヒマラヤはもちろん、北極域まで達する。降着したススは太陽光を吸って氷を融かす。北極域で最近観測されている2℃程度の気温上昇のうち、6割がススのためという報告もあるくらいだ。ちなみに、北極海の氷が激減した大きな理由は、風で吹き流されたことらしく、最近は回復しつつある。この他にも、土地利用や窒素化合物による富栄養化なども重要と言われている。
むしろトンデモでもガイア論者の方が地球のホメオスタシスに対する信頼が高いからマシなんじゃないかなw
>CO2削減は気候変動と切り離して(デカップリング)、エネルギー政策として長期的展望の下で行うべきである。ダイエットでも、急激にやると体重と一緒に筋肉が減り、免疫も衰える。まず、基礎代謝を増すために、筋肉を付けるのが賢明である。気候変動枠組み条約でも、「各国・各地域の持続可能性を損なわない限りにおいて、温室効果ガスの濃度を安定化する」とある。これは健全なダイエットをしなさい、ということだ。
「もったいない」精神で資源を大切に使いましょうというレベルならば誰も反対しません。温暖化というナイフをつきつけられてやるような話ではないでしょうと。ダイエットの喩えは急激、無理なダイエットはむしろ命にかかわるという意味でもいいんじゃないかと思われ。
>IPCCの信頼が失われた今、CO2を環境の単一価値とする世界像は虚像と化した。地域・局所の多様性に基づくWin-Win政策による多様な価値観の共存共栄が、来たる世界の将来像として蘇るべきだ。CO2の呪縛から逃れさえすれば、技術立国日本がそのためにできることは少なくない。(WEDGE 2010年04月01日(Thu) 伊藤公紀)
むしろ環境論者は「温暖化バブル」の反動に備えないと、その存在自体を否定されることになるでしょうね(私はそれが望ましいと思っているのだけれど)。さんざんぱら「温暖化」という錦の御旗で問答無用の正義の味方を気取ってきたわけですから、「人権派」「プロ市民」、、、などの仲間入りをして世間から白眼視されるべき。
宇宙からみる地球温暖化 安井 至 (独)製品評価技術基盤機構理事長、東大名誉教授
>今回の事件で、気候変動を専門とする研究者にも、さまざまなタイプがいることが暴露された。しかし、だからといって、気候変動問題の全体が捏造であると言えるのだろうか。この問題で、IPCCの権威は一部失われたと言えるが、捏造を疑われる論文などは極めて例外的である。そもそもIPCCが第4次報告書で引用している科学文献の総数だが、多すぎて数え切れないほどである。最初の数節を見ただけの感触だが、総数は1万件をはるかに超すのではないか。その内の1%が妙だとしたら、100件が問題になるが、現時点では、0.1%レベルなのではないだろうか。このような問題をどう見るべきなのだろうか。そこには、やはり宇宙的視点が不可欠だと思う。
まあ、最後に晒しとしてメモしておきます。懐疑論者の批判と、温暖化論者の弁解のいずれに説得力があると感じるかはお任せします。しかし、言うに事欠いて「宇宙的視点(失笑)」その数少ない詐欺案件を強調して利用してきた事実は忘却の彼方。
>日本でも数名の学者が、「IPCCは崩壊した」と指摘しているが、その数名の主張を批判的に解析してみると、どうしても理解できない部分がある。大別して2つになるだろうか。
数名というか名前をあげればいいのに。伊藤教授、渡辺教授、丸山教授、武田教授、赤祖父教授ぐらいじゃないの?
>一つは、赤外線を吸収するという分子としての特性から、そもそも温室効果ガスであることが確実な二酸化炭素である。それを化石燃料を燃やし大量に大気中に放出して、たとえば大気中の濃度が2倍になっても、本当に温度が上昇しないのか。その可能性を否定することは、この宇宙を支配している物理学的な原理原則に照らしておかしい。実際にどのぐらい上昇するか、という定量的な話に不確実性はまだまだ存在するし、地球の揺らぎが大きいのも事実なのだが、全面否定ができるはずはない。
気象物理学者の試験管の中のお噺ktkr
>二つ目であるが、IPCCによる気温の未来予測は、気候モデルを使ったシミュレーション計算を根拠にしている。第4次報告書では、主として先進国に存在する23の研究グループのデータが引用されている。ある学者はこう主張する。コンピュータ用のモデルは、いかようにも作ることができる。だから偽物である。しかし、このロジックの妙ではないか。気候モデルは、流れに関する物理的な表現であるナビエ・ストークス方程式と呼ばれる式を、スパコンを使って解いている。筆者の理解を遙かに超す難解な代物であるが、基本的に、ニュートン力学の範囲内にある方程式である。地球規模の計算を行おうとすると、様々な近似が必要になるため、研究グループによって、温度変化の計算結果は少しずつ違う。しかし、大筋では一致している。すなわち、大気中の二酸化炭素の濃度が増加すれば、地球の平均気温は高くなるといういう共通の結論になっている。
シミュレーションの真偽にかかる部分も上記暴露メールとあわせて賞味ください。
>IPCCが引用した気候モデルをすべて単なるインチキだと主張することは、ニュートン力学がこの宇宙では成立していないと主張することと同じである。大体、23の研究グループが、談合してインチキを行うと考えているのだろうか。これは、気象学者が科学者であることを否定する言質である。このあたりの見解を是非聞きたいものである。(あらたにす 4.13)
詭弁の典型ですね。「すべて」ではないでしょうよ、ただ現時点では不確定要素が多すぎて取るに足らないという程度だろうに。安井至はまだ温暖化にべったりで行きます宣言ですな。
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