常に紙一重で攻撃を躱す、死線に身を置くことで死線を超える~それが刀を持つ者の戦い方です。 | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

「大臣は許しても、私は許さない」

>国会、政府連絡室で初の政務3役会議が行われる直前での出来事。
赤松大臣がにこやかに入ってきた。
すでに農水省官僚、井出事務次官はじめ幹部が7,8人揃っている。
「みんな副大臣たちに挨拶したか」
「大臣、私は次官から挨拶は受けない」
私は咄嗟に、そう言っていた。
「山田さん、これまでいろいろあったろうが、昨日歴史的和解をしたのだ。今度は民主党の大臣のために心底忠誠を尽くすといっている・・・・」
赤松大臣が私をたしなめた。
「大臣は許せても、私は許せない」
その場に緊張が走る。
私は井出次官、農水省幹部たちのほうに向き直って
「次官、君はこれまで民主党の農業戸別所得補償政策を批判してきたではないか。
マスコミには政権が交代しても前言は撤回しないと言っているそうだが・・・」
詰問した。
「それは、私の言葉足らずで・・・・・・・・・」
と意味不明の弁解をする。
私は聞いているうちに腹立たしくなった。
「次官、前言を撤回すのか、しないのか、はっきりして欲しい」
「・・・・・・・・・・前言を撤回します」
と深々と頭を下げた。

ただそれだけのことだが、私の胸のうちは複雑だった。
脱官僚政治への道のりはこれからである。


                    山田正彦のウィークリーブログ 2009年9月21日


上記、やりとりは産経では農水相がきちんとチームを纏めきれていないというようなニュアンスでメモしていましたが、詳細なやりとりは上記の通り。私は実質農水相は山田議員と睨んでいます(むしろネックは反米と喧伝されかねない数々の発言、「著作」で、刺激しないように副大臣に落ち着いたとか)。今までの農水省については解体してもなんら惜しくないので思う存分蛮勇を奮ってほしい。


2008-10-13 は、教育問題=「ココロの問題」としてキョーイク、キョーイク啼く政治家連中は多い癖に現実は直視していないということを詳らかにした「子どもの最貧国・日本」。


2008-10-14 は、「破産のオプション価値」について。「カタストロフィ債」とか何でも市場に載せるがよろし。


農作業中、高齢者の死亡事故相次ぐ 機具操作が負担に
>稲刈りなどの農作業が最盛期だった9月、農家の人がトラクターやコンバインで転倒し、死亡する事故が県内で3件立て続けに発生した。農作業の現場では運動能力や判断力が低下した高齢者が大半で、機械を使った作業の安全をどう守るかが大きな課題となっている。


祟りじゃー ||恐| 
祟りじゃー ||山|
祟りじゃー L|__|
  人 人 ,| |、
 (火)(火)(つ三}
.∩||_||∩|  |
/二二二二二ヽ |
| ○  ○ | |
|  (_●_) ミ ノ   立て続けの事故、お祓いでもしたほうがいいんじゃないの?
彡、 |∪| ノ/   機械文明に犯されているとか言わなくてもいいの?
 __ヽノ  /
___)  /


>農林水産省農業生産支援課によると、農作業事故の全国の死者は2007年が397人で、そのうち65歳以上の高齢者が72%を占めている。県内でも毎年5人前後が亡くなっており、やはり大半が高齢者だ。死亡事故の65%は、トラクターやコンバインなどの機械を使っている時に起きている。あぜ道や道路から転落したり、ぬかるみにはまって操作を誤り、横転したりする事故が目立つという。


まあ、高齢者の割合はそのまま農業人口全体に占める割合にスライドできるので全く不思議な話ではありません。ただ、それにしても死者の数が多過ぎるような気がしますが。


>同課は「機械自体の安全性は向上しているが、自動車の運転と同じで加齢による身体機能の低下が事故につながっている」と指摘する。昨年度から農機具メーカーに対し、機械を買い替える高齢者に身体機能の低下を自覚してもらうテストの実施を求めている。(中日新聞 2009年10月12日)


65歳にもなって農業をそれも後継者がいるかどうかすら怪しいのに、高額な機械を買い直せと、それこそ借金の重みで死んでしまいますw


農水省、自給率50%目標明記へ 次期基本計画で
>農林水産省が来年3月までに取りまとめる次期「食料・農業・農村基本計画」に、2020年度までに食料自給率(カロリーベース)を50%とする目標を明記する方向で検討していることが9日、分かった。


ついに山田農政が動き始めました(小説をなぞる形になったらそれはそれで笑えるのですが)。


>現在大半を輸入に頼っている家畜飼料や、食用油の原料となる菜種の国内生産を強化する方針を盛り込む。治水や景観にも貢献する水田を維持するため、主食用米だけでなく、パンなどの原料となる米粉用の生産も促す。 農水省は衆院選前から止まっていた食料・農業・農村政策審議会での議論を月内に再開させ、計画策定に向けた作業を加速させる方針。基本計画は原則として5年ごとに更新。政府の農業政策の最も重要な指針となる。現行の計画では、15年度までに45%に引き上げることを目標としている。(2009/10/09 18:33 【共同通信】)


まさに今までメモさせていただいた通り、何も付け加える事無し。民主党は下手にあちこちで蜂の巣突いているようですが厚労省と農水省は静かなもんです。


6 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/10/09(金) 20:37:27 ID:xhuzxwfi
自給率をあげるなんて簡単なこと

170万人の生活保護受給者に対し、現金でなく「米」を支給すればよい
食べても良いし、江戸時代のお侍のように現金に換金してもよい
とっとと汁!!


59 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/10/09(金) 22:21:13 ID:3awk7NKD
農家目線の意見で一言。

日本の米事情って農林水産省はもとより
報道されてる部分はスゴイ歪曲が多い。

休耕田が増えてるのは農家の高齢化に寄るところも多いけど「減反政策」ってのが一番の原因だと思う
自由に量産すると価格が下がりすぎ採算が合わなくなるのも判るんだけど
田圃減らして保証金をばらまくぐらいなら好きなだけ作らせて
食糧難にあえぐ人たちに無料配布したり出来ないのかな?っと思う。

日本の高い米を食糧難地域に持っていくより
安いアジア米を買って配る方が安いとかの損得勘定だけで
米の生産と食料援助を単純にリンクさせてるから
日本の田畑保護や農業技術と金とがバラバラになって全然有効に活用出来て無いんだとおもう

日本の米は高くて輸出出来ない?米の原価ってかなり安いよ?誰がピンハネしてる?
米収穫時期に大量に発生する米盗難事件とかは誰がやってるの?
正規ルート以外の闇米販売って飛ぶように売れてるよ?
こういう盗難米とか闇米ってきっと中国とか他の国へ流れてる物が多いと思う
近所にいる中国人嫁とか闇米買いあさって中国にガンガン送ってるぞw

日本の農業政策をもっと未来志向で考えてくれる大臣希望!


っ山田(副)大臣


61 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/10/09(金) 22:34:48 ID:74/kuHCI
>>59
そんな人材政治屋にいないだろうな
昔のゴルゴ13で日本の農業の自立を目指した商社の人たちが
穀物メジャーに狙われて失敗して会社首になって
次の話ではゴルゴ使って一儲けしてその金で農業の自立を図るってのがあったけど
それから何年立ってんのか覚えてないが(20年じゃ足りないと思う)、状況が何ら変わってないもんな
ヨーカドーが米の自前生産始めて他社が追従するのを願った方が楽だと思う


それでソ連からの列車に偽装核テロで買い占めた小麦価格を釣り上げる話でしたね。


石破農相:減反見直しの試算を公表・減反政策を緩めた場合、10年間で財政負担は1兆円以上増
>石破農林水産大臣は、コメの生産調整、いわゆる減反政策を見直した際の財政負担について試算を公表し、みずからが望ましいとしている今の減反政策を緩めて農家の自由度を高めた場合、向こう10年間の財政負担は今の制度より1兆円以上増え、最大で3兆8000億円余りになると見込んでいます。


石破大臣の置き土産でございまする。 


>今回の試算では、減反を廃止した場合や緩めた場合など、9つのケースを想定し10年間の財政負担の額を分析しています。このうち財政負担が最も大きくなるのは減反を廃止した場合で、コメの価格がほぼ半分になり、下落分を農家に補助するために10年間でおよそ10兆円が必要になるとしています。一方、生産調整の規模を拡大して減反を強化した場合、財政負担はおよそ4兆8000億円となり、今の政策を続ける場合より負担は2倍近くになると見込んでいます。さらに、減反を緩めて減反に応じるかどうか農家が自由に判断できるようにした場合、減反に従う農家を対象にした新たな補助の導入で、財政負担は10年間で最大で3兆8000億円となり、今の政策より1兆3000億円増えるとしています。


今さら、無能省の試算なんかあてにするほうがちゃんちゃらおかしいですが。これまで一体どんな試算に基づいて農水行政をしていたのかとそこから始めてもらおうか。


>石破農林水産大臣は「減反を緩めた場合も財政負担は増えるが、農家の自由度が高まるほか、コメの価格が緩やかに下がって消費者にもメリットが生まれる」として、減反の緩和が望ましいという考えを重ねて強調しました。(NHK ONLINE 2009年9月16日 5時8分)


農水省:米政策の第2次シミュレーション結果と米政策改革の方向 と一応あわせて一瞥のほどを。


国庫に返す気ないの? 「埋蔵金」約52億円、農水省に改善要求
>林水産省が米の産地づくり対策に平成16年度から実施した事業で、交付金の窓口となっている都道府県水田農業推進協議会に約52億3600万円の余剰金があるにもかかわらず、終了年度の18年度になっても国庫に返還していなかったことが分かり、会計検査院が9日、農水省に改善を求めた。こうした余剰金はいわゆる「埋蔵金」の一つにあたり、検査院は「厳しい国の財政事情を考慮すると、放置できない」と指摘している。


隠し田じゃ、一族郎党村の集尽く磔の刑じゃないの?


>農水省は検査院が調査を始めた後、これらの余剰金は、21年度の「水田農業構造改革対策」の財源に充てるなどと説明。国庫に返還しない方針を打ち出しているが、検査院は「透明性が確保されていない」と改善を求めた。(MSN産経 2009.10.9 19:52)


農水省が言うに事欠いて水田農業「構造改革」ですか、失笑しか零れません。


22 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/10/11(日) 01:40:58 ID:FG9lgi48

農水系基金、350億円放置=埋蔵金「国庫返還すべし」-会計検査院 2009/10/09
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200910/2009100900701

埋蔵金問題:農水省や林野庁に返納など求める 会計検査院 毎日新聞 2009年10月9日
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091010k0000m010089000c.html

社団法人の運用益28億円「国庫返還を」 農水省に改善要求 2009.10.9
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/091009/biz0910091749013-n1.htm

国庫に返す気ないの? 「埋蔵金」約52億円、農水省に改善要求 2009.10.9
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091009/crm0910091952019-n1.htm

123億円の“埋蔵金”に検査院が改善要求 農水省の保全向上対策資金 2009.10.9
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091009/crm0910091745018-n1.htm


出るわ出るわ、ここ掘れ(U^ω^) わんわんお!


29 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/10/11(日) 20:10:06 ID:NjQYswe6
もともと、高橋が言い出して、塩爺が噛み付いた特会の埋蔵金と、こういうものはまったく別物。

埋蔵金は、特会のうち、税や国債で集められたものではないところに金融資産で十兆円規模で総資産で数十兆円あるわけだが、財務省官僚と結託したマスゴミが、こういうところで埋蔵金を連呼することによって、国民の目をそらそうとしてるだけのこと。



砂糖急騰、28年ぶりの水準 食品価格に波及も
>砂糖取引で世界最大のニューヨーク市場では9月初め、先物価格が1ポンド=24セント台と1年前の2倍に上昇。第2次石油危機の影響が続いた1981年2月以来の高値となった。雨期に入ったはずの6月のインド各地で、日照りと農作物の不作が伝えられたのを契機に、供給不足の懸念から買い進まれた。投機マネーの流入を指摘する声もある。
日本は砂糖消費の約8割を輸入に頼る。輸入価格は国際価格の影響で上昇。3月に食品メーカーなどへの出荷価格を約2%下げていた精糖各社は、8月に一転して約4%引き上げた。


先日メモした恐怖のコーンスターチ が日本にも降りかかりかねないので、案外笑い事ではないはず。一筋縄ではさとうきびざわわとはいきません。


インドは砂糖の消費量が世界一なのにもかかわらず、政府備蓄はない。高収入が期待できる小麦への転作に伴う減産もあり、価格上昇圧力は続くとの見方も強い。輸入価格の上昇が続けば、食品価格の値上げに踏み切る企業が出てくる可能性もある。(西日本新聞 2009年9月23日 16:21)


とうもろこしだったり、小麦だったり、米だったり、大麻だったり、、、あまり一つの作物への集約が進むのはどうかと。


副大臣、そういっても予算は私たち役人の命なのです
リース事業とか私たち民主党がマニフェストにうたった6次産業のための補助金などを、それぞれに名前を違えて請求している。
その一つ一つに詳しく内容を聞いていくと、同じものがいくつも重なっている。
「駄目だ、駄目だ。局長こんな予算は絶対認められない」
つい私も大声を張り上げる。
局長も顔色を変えて、必死でその必要なことを訴えてくる。激しいやり取りになる。
「副大臣、我々役人にとって予算は命です」
ぐさりと私の胸に刺さった。


こうやって補正予算を半分近く削り落としたのですね。


>延々と連日、数時間もヒアリングを続ける。
金曜日は朝の9時半から、終わったのは夜の10時前だったろうか。
くたくたになった。
政治主導はまさに体力勝負の様相になってきた。
「こんな補助金は、一切なくしてしまって、戸別所得補償と無担保無保証の低利融資制度にしようではないか」
段々熱を帯びて、私も何度も何度も過激な発言を繰り返す。
佐々木政務官、船山政務官も負けてはいない。それぞれに語りだす。
「まーまー、これは実際には・・・・・・」
私の相方の温厚な郡司副大臣が、バランスの取れた配慮をしてくれる。
「これは赤松大臣の判断を仰ごうではないか」
息の合った「農水大臣チーム」である。


赤松農水相という軽き存在のおかげでこのような過激発言も、マスコミに注目されずに済んでいると。

>私も若いころ補助金をもらって牧場を開いたが、補助金をいただくには分厚い申請の書類を、市役所、県の支所、県庁、九州農政局分、本省分と5冊も用意しなければならなかった。
しかも、牛舎を作るにしても設計上にもいろいろな規制があった。
結局、お金を借りて、電柱など古材で牛舎を立てたほうが、よほど安くついた。


畜産業も弁護士業も兼職でこなしている漢です。


>若い人は農業を離れてしまい、今や65歳以上の高齢者が61%にもなって農業が細々と続けられている。
やはり、国が責任を持って、農漁業が持続できるように、欧米諸国並みの「戸別所得補償」は必要である。

今度の概算請求で戸別所得補償のモデル事業を是非実現したい。
無担保、無保証の融資制度の頭だしだけでもしたい。


                     山田正彦のウィークリーブログ 2009年10月13日


以下 アニメ感想

「鋼の錬金術師」第27話

総集編。


「聖剣の刀鍛冶」第2話
ヒロインは、おっぱいキャラですか。そしてその瞬間の馬鹿力は主人公との力関係は逆転するというギャグ設定と。


「そらのおとしもの」第2話


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せっかく伝説を目撃したのでこの回は永久保存しておきます。



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