中に居る者には船が動いているか分からん~だが今この瞬間も無為な時間に見えて汝は自分を作っておる | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

2008-05-09 は、「東京(の地価)から考える」(笑)と、監禁こそ教職スキルなんじゃないかと失笑せざるをえないヤンキー義家妄言集。


米4歳児の5人に1人が肥満 人種間で歴然の差
>米オハイオ州立大のサラ・アンダーソン助教らは、01年生まれの子ども8550人について、05年に身長、体重を測定したデータを分析した。小児、思春期医療の専門誌APAMの最新号に発表された結果によると、体重を身長の二乗で割って算出するBMIで肥満と判定された子どもは、全体の18・4%を占めた。


米国肥満は行き着くところまで至ってもはや4歳児で肥満が2割。幼稚園のバスの送迎とか暑苦しそうだw


人種別では、先住民系の31・2%、中南米系の22%、黒人の20・8%、白人の15・9%、アジア系の12・8%が、それぞれ肥満に該当したという。「この年齢までに人種間でこれほど大きな差が出るとは驚きだ」と、アンダーソン氏は語る。米国では子どもの肥満をめぐり、学童の運動不足や、学校の自動販売機などで簡単に手に入る甘い清涼飲料、菓子などが原因として指摘されてきた。だが今回の研究では、肥満の問題は子どもたちが学齢に達する前から始まっていることが明らかになった。 (2009.04.12 Web posted at: 20:00 JST Updated - CNN)


まさに肥満との国家の存亡を賭けた死闘を繰り広げているダメリカにおいて、考えられうる要因は総て潰しにかからないといけないのでしょう。人種差がこの年齢にして既にあるというので遺伝をまずは疑いたいところですが、一番低いアジア系がそれでも12.8%も肥満しているというところがもうダメポ。日本や韓国の肥満率を考えるともはや説明不可。本当にダメリカという国家が環境として肥満を生み出す構造となっているということですな。


フランス人は食事に2時間、肥満率は日本が最低 OECD調査
>飲食時間はフランス人が最も長く、逆にメキシコと米国が1時間余りと短かった。
睡眠時間はフランス人が9時間、米国人が8.5時間だったが、日本人は7時間と短かった。


おフランスさま、食事も惰眠もさんざん貪っている国家ということですね。でも一日3食で考えると割ると1時間は短すぎるよね。

>レジャー時間のうち、友人と楽しむ割合が35%と高かったのはトルコ人。一方、メキシコ人と日本人は、レジャー時間の半分をテレビ視聴にあてていた。1日の約4分の1をレジャーにあてるのはノルウェー人で、メキシコ人がわずか16%と最も短かった。


単純に一日のレジャー時間が短いとせいぜいテレビぐらいしか見れないというだけじゃないかと思うのだけど余り感心ない罠。


>肥満率が最も高いのは米国。肥満の基準になる体格指数(BMI)が30を超える割合は人口の34%と最高。一方、日本と韓国ではBMIが30を超える割合は4%未満と、最低だった。(2009.05.05 Web posted at: 19:58 JST Updated - CNN)


眼目はこちらですが、少なくともダメリカほか欧米諸国ならばいざ知らずメタボメタボ日本が騒ぐのはありえなす!とはさんざんぱら書いてきた通り…とーりとか偉そうに言っても全く世間的には一顧だにされていないのが現状ですがorz


若いときに肥満だった男性は未婚率が高い、スウェーデン研究所
>オランダ・アムステルダムで開催中の国際肥満学会で7日、このような研究結果が発表された。
研究を行ったのは、スウェーデン・カロリンスカ研究所のマリン・カーク研究員らで、1951-61年の間に生まれたスウェーデン人男性50万人以上を対象に、18歳時の肥満度と30代、40代における結婚の有無について追跡調査した。その結果、18歳のときに肥満だった男性が30-40代となった1991年までに結婚していた確率は、標準体重だった人に比べて46%も低く、2004年までの既婚率は45%も低いことが分かった。一方、18歳のときに、肥満の一歩手前の「太りすぎ」だった男性の結婚率は、肥満男性よりは高かった。30代における既婚率は標準体重だった男性より10%低く、40代では9%低いだけだった。こうした結果は、女性はパートナーを選ぶ際に、知性や社会経済的地位に関わらず、男性の外見を重視する傾向があることを示しているといえるだろう。【5月8日 AFP】


「人は目方が9割(゚∀゚)キタコレ!!」まあ、肥満は遺伝と環境の複合と考えると、普通に経済状態は脂肪には含まれているので肥満を避ければいいのかw


生涯医療費:肥満の人は300万円以上も高い、40歳~死亡するまで…厚労省調査
>東北大学大学院の公衆衛生学などのグループを中心とした厚生労働省の研究班は、体格と医療費の関係を調べるため、宮城県内の中高年の男女5万人余りを12年間にわたって追跡調査しました。
その結果、40歳になって以降、死亡するまでにかかる医療費が最も高いのは、男女とも、肥満の度合いを示す指標、BMIが30以上の「肥満」の人で、平均の医療費は男性がおよそ1520万円、女性がおよそ1860万円でした。これは、男性の場合、最も医療費の少ない「やせ型」の人と比べておよそ320万円、女性では、最も少ない「標準体重」の人と比べておよそ380万円も高くなっています


とは言っても一番大事なのはそんな肥満の人間は日本には4%未満しかいないということです。むしろこの数字が先走りして厚労省が生活習慣病を「自己責任」に押し付けるリスクが怖いと思われ。


>今回の結果について、調査を行った東北大学大学院の栗山進一准教授は「これまで肥満の人は、寿命が短い分、一生でみると医療費も少ないのではないかという議論もあったが、まちがっていることが実証された。肥満対策は、医療費を削減する観点からも重要であることを示している」と話しています。(NHK ONLINE 2009年4月24日 4時39分)


嘘だッ!!wwwそんな議論があったならば、それこそ喫煙やら飲酒やらだって同じ理屈で正当化できてしまうじゃないか。というよりも、あくまでも厚労省さまにおかれてはこの研究の関心は体格と「医療費」の関係であって、体格と「寿命」ではないのですね。


体重変化と死亡率との関連について ―概要―厚生労働省研究班「多目的コホート研究(JPHC研究)」からの成果
>結果、男性では、20歳のときの肥満の有無にかかわらずその後の体重減少が死亡率のリスクを上昇させていました。また、男女とも体重が増加することの死亡リスクの増加は、ほとんど認めませんでした。
日本人の体格は欧米のそれと比較するとかなり小さく、欧米の研究のように20歳からの体重増加がその後の死亡率に影響を与えると言うことはほとんど認められませんでした。むしろ、体重減少は男女とも総死亡のリスクを上昇させ、さらに男性においては、がんと循環器疾患死亡リスクを上昇させるという結果になりました。 本研究は自然経過としての20歳からの体重の変動を観察したものであり、いわゆるダイエットによる体重減少が影響しているものではありません。


という研究もある事はきちんと知っておくべき。なのに、どうしてメタボメタボと厚労省が音頭をとって煽り立てるのか、そこは陰謀論ならぬ真意を勘ぐってしかるべきでしょう。私は中高年に無理なダイエットをさせて寿命を短くさせたいか、もしくは「生活習慣病」に対する公的負担を自己責任の名の下削ろうとしているしか思えまへんわ。


「日本食街」規制の動き=アジア系集中、住民が懸念-パリ
>日本食レストランなどアジア系店舗の集中が進むパリ中心部のサンタンヌ通り一帯で「なじみのパン屋や肉屋が消えてしまう」と懸念する住民約200人が、出店規制を求める嘆願書を市議会に提出、実態調査の実施がこのほど決まった。欧州有数の「日本食街」として知られる同地区だが、新たなレストラン開店が難しくなる恐れもある。


普通に日本食が健康食として海外で評価が高まっているのは、その味もありますがメタボに苦しむ他先進諸国からすれば至極当然のことのように思われます。

>日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、フランスでは1980年代にパリに50店ある程度だった日本料理店がすしブームに乗って90年代後半から急増。今や約1000店に達した。大半はすしと焼き鳥を組み合わせた中国・アジア系店だが、サンタンヌ通り付近は「本物」のラーメンやうどん、お好み焼きの店など20以上が軒を連ね、パリっ子にも人気がある。(5月3日15時37分配信 時事通信)


ある種の正当な日本食の免許皆伝のようなものを作らんとした松岡農水相は間違えていなかったと思います。それこそ全世界から日本に日本食を学びにくるような料理学校を作れればそれはそれで強力なソフトパワー、観光資源の一つとなりえるかと。


以下 アニメ感想
「はじめの一歩 New Challenger」第17話

ちょうど上でのメモとも共通しますが鷹村のダイエットというより減量話。行き過ぎた減量はどう見ても健康に悪そうだというのはよーわかりますw


「亡念のザムド」第4話

船内の人間関係が少しずつ密に密に描かれていく丁寧さはますます先が楽しみになってきました。「純粋に」物語として今期先行きが楽しみなのはこの作品だけ。


メタボの罠―「病人」にされる健康な人々 (角川SSC新書)/大櫛 陽一
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▲この方は、機会ある事に日本でのメタボ対策のバカらしさをそしてメタボ対策批判を必死に訴えておられましたが、追随する者というか追随する言説のウネリは微塵も起きず今日のこのざまだよ!