世に孵ることの拒む卵はなく、芽吹く事を拒む種子もありえない。意思の問題ではないのですよ。 | あざみの効用

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或いは共生新党残党が棲まう地

今期の期待作は鋼とハルヒ、それに圧倒的に咲に期待しています。あとはネタとして真下監督のファントム、戦国BASARAかなぁ。今期は不作っぽいので久々に週視聴数20を割り込みそう。


2008-04-06 は東芝=原発産業への道。そしてこの頃はまだ温暖化対策のため道路を車が走るなとか普通に政府首脳がほざけた世界にゆとりのある時代でした(あっただ目覚めたかのように景気対策に勤しみはじめた現政権の経済対策は普通に支持していますお)。あとは資源高騰、猛者どもが夢の跡(まあ、穀物・資源価格は景気回復と共に普通に夢よ再びとなるでしょうが)。


「温室ガス減らすと失業者増える」政府検討委が試算結果
>温室効果ガスの大幅削減を目指すと日本は失業者であふれかえる――。政府は27日午後の中期目標検討委員会(座長・福井俊彦前日銀総裁)で、そんな試算結果を示した。


だ~から渡辺正教授が百万年前から言ってきたじゃない|-`).。oO(・・・)


>この試算は、20年までの温室効果ガスの目標を1990年に比べ4%増~25%減とする四つのケース別に、経済産業、環境両省所管の研究機関などが分析。省エネ規制を強化すると、エネルギーを大量に生産・消費する業種に悪影響を与えるとの見方から、雇用や国民の所得にも深刻な影響を及ぼすと結論づけている。最も厳しい「25%減」を目指す場合、「4%増」に比べて失業者数(10~20年の平均)が最大で120万人増え、家計の可処分所得(20年時点)は年間で最大77万円押し下げられるとした。


かつてといっても僅か一年前だけど、暫定税率を擁護した景気を犠牲にしても温暖化対策をみたいな論調は世界から消えましたな。せいぜい今あるのは温暖化対策を口実にお金を使う(景気拡大=CO2排出量増)正当化として。


>中期目標を巡っては、日本経団連などが今月17日、ガスの大幅削減は国民の多大な負担を招くとする意見広告を全国紙に掲載。これを斉藤環境相が「一方的な意見」と批判するなど、経済界を中心とした「経済派」と環境省・環境NGOなどの「環境派」との対立が表面化しつつある。(2009年3月27日13時45分 読売新聞)


早い話が、環境省連中が煽っていたときに排出権取引に飛びついていたら少なくとも今の3倍以上の価格で空気をたっぷり買わされていましたな。


大型株“お買い得”サイン 上昇期待も業績不安強く
>PBRが1倍を割り込むということは、会社が解散して資産を分配する場合、その時点の株価以上の資産を受け取ることができることを意味する。そのため、「理論上は下回らない」とされる1倍が、下値を判断する上で目安とされ、1倍を切れば“買い時”とされる。
しかし、11日終値でみても、トヨタ(0.84倍)、パナソニック(0.71倍)、ソニー(0.52倍)、三菱商事(0.67倍)などの大型株が軒並み1倍を下回っている。東証1部全上場企業の平均PBRも、このところ1倍割れが続いている。

企業買収が困難な日本においてPBRに価値があるとするならばそれは解散価値として把握するという意味でしかない。最後の心理的保証にほかならないです、はい。


■主要企業の株価指標(11日終値ベース)

        PBR  配当利回り  株価

トヨタ    0.84倍 4.81% 2910円
ホンダ    0.85倍 2.98% 2210円
パナソニック 0.71倍 2.81% 1067円
ソニー    0.52倍 2.77% 1801円
新日鉄    0.87倍 2.78%  251円
三菱商事   0.67倍 4.52% 1149円
東京電力   1.34倍 2.42% 2470円

(FujiSankei busines i 2009/3/12)


ここ一月程の間に3割近く上昇していますが一応メモ。預金よりは社債なり株式買った方がお得だとは思いますがあまりにも急ピッチで上がったのでそれもここからは微妙か。


118 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/03/12(木) 15:58:42 ID:pralsg2G

「いくらか目端が利き最初の暴落をうまく売り抜けた投機家も、底値を拾いに戻ってきて(中略)、結局は底割れに直面した。一〇月と一一月は様子見を決め込み、売買が正常に戻って市場が落ち着きを取り戻すのを待ち、それからおもむろに買いに入った投資家もいる。だが、この慎重な投資家も、その後、二年間で株価が買値を大きく割り込み三分の一か四分の一になるという憂き目に遭った」


                   ジョン・K・ガルブレイス「大暴落1929」(日経BP刊)


130 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/03/12(木) 22:51:34 ID:R7PbiTZw
PBRが1倍以下の会社が倒産して株主に投資資産以上の分配されたことなんか一例もありませんから
PBRなどという指標は無意味です


まあ、そのとおりだよね。立飛企業、東京都競馬辺りが有名ですな。昨今ブームだった芝浦・月島辺りのように再開開発計画が実際に動かないとね(ちなみに石川島播磨)。


191 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/03/22(日) 23:55:45 ID:oT2diEGX
>「理論上は下回らない」とされる1倍が、下値を判断する上で目安とされ、1倍を切れば“買い時”とされる。


ソニー(0.52倍)、三菱商事(0.67倍)。1倍切った時に飛び付いた奴は今死ぬ程含み損ですねw


195 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2009/03/23(月) 02:35:26 ID:hBtQlVvv
>>191オレの事呼んだ?マネックスでチャンス銘柄だったんだ


(´;ω;`)カワイソス


総合商社の未来、資源バブル後の生き残り戦略
>1990年代後半から00年前半まで、総合商社は冬の時代を過ごした。下位では、日商岩井とニチメンが単独での生き残りをあきらめ双日に統合。トーメンは豊田通商に吸収され、兼松は銀行支援下で「総合」の看板を下ろした。大手5社でも伊藤忠商事と丸紅が巨額の特損を計上、合併話が公然とささやかれた。


トーメンの豊田通商に吸収されるときの合併比率たるやほんまに悲惨でした。



>だが、リストラにメドがついた03年ころから業績は一気に上昇気流に乗る。最大手の三菱商事が04年3月期に総合商社初の純益1000億円を達成。3年後には4000億円に乗せた。2位以下も次々と1000億円クラブに入り、08年3月期には大手5社の純益合計は1兆4776億円に達している。主要な牽引役を果たしたのは、言うまでもなく資源による利益増だ。原油や鉄鉱石、石炭などの資源価格が軒並み高騰、資源権益を持つ総合商社の利益は爆発的に伸びた。


資源がないはずの日本で、きちんと権益を確保して国富をもたらしました。


>総合商社の快走が資源高の神風だけに頼ったものだったわけではない。実は過去数年、非資源で三菱商事、三井物産、住友商事の上位3社は1000億円超の純益を稼ぎ出している。この間も、鉄鋼や化学品などで従来型のトレードビジネスに加え、事業投資でも着実に収益を上げてきたのだ。自動車ビジネスでは、新興国を中心に一部生産から販売、販売金融までバリューチェーンを構築してきた。


ただ、川上から川下までと称してスーパーやコンビニまでと出資したのはなかなか厳しいご様子です。商社というと右から左に物を動かしかしているだけ(かつての中谷巌がIT革命(笑)で中抜きされて商社はなくなると託宣したような)ものではなくて、投資会社なんですよね。



>00年前半と比較すると、財務体質は劇的に改善した。株主資本は当時の2倍から3倍に厚みを増し、安全性を示すネットDER(現預金控除後のネット有利子負債を株主資本で割ったもの)では、かつては10倍超の会社もあったが、足元は悪くて2倍台。三菱商事と三井物産は1倍台を維持している。(東洋経済 09/03/13)


結局のところ、財閥かという話になってしまいます(不動産と同じく)。


三井物産:所有株の保有目的に「重要提案」を追加-大量保有報告
>総合商社大手の三井物産が大量保有する三井情報や東京鋼鉄株など27銘柄について従来の保有目的に「重要提案行為を行うこと」などを加えたことが19日、関東財務局に提出した変更報告書(大量保有報告書)で明らかになった。
(3月19日 ブルームバーグ)


おそらく、何社かは買収も視野にいれているのでしょうね。こういうとき同じ「三井」というだけで少なくとも外観的には敵対的買収とならずにスムーズに事が運ぶと。


クウェートの製油所建設中止、日揮に発注取り消し通知
>日揮は21日、昨年5月に受注を発表したクウェートの製油所建設で、同国から発注取り消しの通知を受けたことを明らかにした。総工費約1兆5000億円の大型プロジェクトで、日揮の受注内定額は約2000億円だった。同国はすでに建設計画の中止方針を明らかにしており、共同受注した海外の複数企業も同様の通知を受けている。(日経新聞 3.22)


資源価格高騰のメリットは商社だけでなく、千代田などプラントメーカーもフルに享受しておりました。



以下 アニメ感想 (ようやく今期新番組に手が回りはじめました)

「タイタニア」第1話

田中芳樹作品なので一応最後まで視聴はするのかな…比較対象が銀英伝になってしまうのはこれは自然の摂理だと思われ。


「Phantom~Requiem for the Phantom~」第1話

百合じゃない真下監督作品、それ以上でもそれ以下でもない。ああ、ただ最後の屋上銃撃戦でヘリ爆破シーンのアングルが下からだったのはちょっと面白いカットだった。


「バスカッシュ」第1話

脚本:佐藤竜雄
絵コンテ;板垣伸

こちら今のところ動きピカイチ。物語を置いておくとして普通に作画の力を楽しめる作品になるかも。


「戦国BASARA」第1話
NHKの大河ドラマでは細部がいちいち気になって見れない人間も、ここまで突き抜けてくれるともはや何も言うことばはなし。


「涼宮ハルヒの憂鬱」第1話

ミクルの冒険ではなく、噂通り順繰りの放映に+アルファで新作が加わるのか!?とりあえず、見直してみて実は自分がキョンに投影しながら見ていたということを知ってちょっぴりショックをば。


「地獄少女三鼎」最終話

もうこれ以上の新作は当分いらないかな、少々食傷気味。やるとしても変に本編めいたものはつくらず、毎話完結で主要キャラクター地獄組だけでいい。


「アスラクライン」第1話

黒崎@田中理恵の為だけに視聴継続かな。


「神奏曲ポリフォニカ」第1話

微妙、早々に切るかもです(原作はポリフォニカのどれだかはわからないけれど1巻で脱落)


「戦場のヴァルキュリア」第1話

ふつー。