「KURAU」第20話
どのような終わり方をするのか興味深かったが、リナクスの指向性を中心に終局に向けて走り出したようです。若干Aパートの作画が(特にクラウの顔)がおかしかったけれどそれほど気になることはなかった。それよりも今回は内容の方が少々えげつない。今まで「LONELY FREEDOM」は他者と寄り添いながら心を通わせる場面で使われてきたのだが、今回はクライネおばさんとクリスマスの最終回への伏線会話から、そのまま幻想的なお祭りにおける大量虐殺シーンへとつないできた。それも兄弟には悪意はない(死という概念がまだ認識できてない)遊びとしての笑顔と群集の消滅する瞬間の顔との対比が憎い。
どうやら最後はクラウ・クリスマス伴に帰っていくという終わり方をするようだ(リナクスを呼び込まないため)。そのキーアイテムがアドヴェントカレンダーかな?クリスマスの晩に(偶然最終回の放送もクリスマスイヴだ!)雪が降りしきる中(アヤカの家族虐殺もそうだったし、雪を見せてあげるというような振りもあった)抱きしめながら…か。予想通りだったとしても今までどおりの美しい映像と音楽の併せ技の前に泣けそう。
・今までのこのアニメの展開だとダグ死亡フラグがたったような気がするが邪推だと信じてます、死んだら嫌だよ~。
・最後のメッセージは「共に行こう」
「陰陽大戦記」
・お約束のゆかなの台所妄想シーン
・「食べ物の好き嫌いは多いし、言葉遣いは悪いけれど」の下りで主人公が庇うところはちょっと良かった
「ビート」
なんか見てると酸っぱいアニメ、止め絵や使いまわし(それも対してわけのわからないシーン)が多いし、そう主人公やしょぼい仲間の声調、やりとりに激しく抵抗感を覚える。ドラゴンボールのリバイバルを見てる気分。
・千葉繁の美についての「美とはそれ以外に価値のないこと、本来は武器であったサイガがその価値を失い、ただの飾りになったとき初めて美術品としての価値をもつ」科白が美の定義として正しくて受けた(主人公はその後否定した上に逆切れして隠し武器使ったけどな)。3本持ってるなら1つぐらいやれよ!
「コナン」(えせ小学生探偵じゃないよー)第3話
友達ができた回。どちらが凄いか張り合ったり、イグアナを引っ張ったり、家から突き抜けたりととにかく動きが面白い。いかにもキャラを動かすのが楽しいという感じが伝わってくる。たばたば…間違いなく宮崎監督が関わった作品・NHKという後ろ盾がなければクレームの一つ二つは入るな。