無題 | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

「うた∽かた」

悪一夏ちゃん、ついに無関係の人のピースメーカーとめて殺しかけています。せめて臨の側に雷を落とし、臨が女の子を捨てて逃げ出すというシーンをいれるという展開なら、見ている方にある種の爽快感が残るのに。まあ、ここまでくると別種の爽快感が生まれているけれど。
あの4人組がよく発する「了ー解ー」っていう言葉遣いは、単品だと皆孤独に陥りがちな同士の結束を明示的に表明する意味があるのかも。極端に弱気でいい子・父からレイプで男性恐怖症・親が極道・霊感少女(←残りの話数では変なエピソードも足されなさそうだし一番まともなのか?)と付き合うようになったきっかけは個人的に知りたいところ。

・冒頭の舞夏ちゃんの胸アピール不発
・臨のメールが誤送信されたのは、ストーカーのせいかな
・未知留ちゃん目が紅いのにも気付き
・今度の臨の彼女はその精神的な面で釣り合っていると思います
・夏休み明けに一夏ちゃん引越し当確(子どもの話引越し話に反応)
・せいさんも過去に目が紅くなるということを体験済(次回、過去の自分の失敗談を告白か)
・最後、小さい子カップルの手の握り方と、皐月-蛍子の手の握り方が全く同じ。涙を唇で舐めとった描写といいそういうことなんですか(きっとこのアニメが始まったときに圧倒的大多数の子が望んでいたのは一夏と舞夏のそういう関係だったと思うんだけれどね)、お互いに大人の都合に傷ついたもの同士で幸せって問題の根本的解決とはほど遠いような気がするんだけど、残り3話ではもうこれ以上この子たちにはふれるゆとりないよね

メモ 吉崎観音(漫画家)のイラスト今までで一番良かった。


「げんしけん」

この作品は何を表現したいのか全く伝わらない。主題などなく単にオタクの生態描写と一般人の違和感を描こうとしているとするならば、オタクの描写が生ぬるいし中途半端とちゃいません?どうせなら、一般人がオタク化していく過程をギャグものとしていたほうが面白かったような気がする。


「蒼穹のファフナー」

なんとか、話に決着をつけようと最終決戦という形への布石は打たれている。きっと今回が最後にほのぼのとした日常を描いた話となるんでしょうね。温泉シーンなのに男湯の方が長いというのは、このアニメの主要客層が女性ということを端的に表していました。咲良、副作用発現(今回は死亡しなかった)。自然に妊娠できなくなっていたのが、妊娠できたということも、島の過剰に咲き乱れている自然現象と関連性があるんだろうね。ろうそくの最後の輝きを強く連想させるけれどね。