どうか目を覆う涙を拭ったら前を見てください。 | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

「iPodの在庫だぶつき」の情報でApple株価下落
>「iPod Shuffleが2月に発売されて以来、Appleの在庫状況は最も深刻になっていると見られる。信頼できる情報筋によれば、何万台ものiPod Shuffleが、相当数のiPod photoとともに販売経路でだぶついている」。同サイトはこう報じた。

不良品絡みの巨額訴訟→和解とあわせてアップル落ち目とみる見方もあると思うけれど、それよりも商品サイクルの早さに純粋に驚かされます。日本だと電機業界の勝ち組と言われたパイオニアがDVDレコーダーの想像以上の単価下落で収益状況が一変したことが記憶に新しい。


ジャーナリストである武田徹氏のオンライン日記

↓先日私が書いた出生率とオランダの否決問題を絡めて書いた記事といわんとする内容は同じ…



>先日のウィットネスセミナーで話を聞いた保坂和志は、興が乗ってくると雄弁になるひとで、その場に立ち会った人に「居合わせた幸運」を感じさせる話題を色々と披露してくれたが、報道への批判も正鵠を射ていた。「出生率が史上最低とは言うでしょ」。ちょうど前年に続いて出生率が1・29だったという報道が出た日だったのだ。「先進国なんてみんな出生率低いですよ。それでも人口が減らないのはなぜかといえば移民でしょ。移民を受け入れないと人口が増える先進国なんてないよ。なんで、それ書かないのかね。出生率が最低だと書いて、人口減少を憂える政府の官僚のコメントを載せるだけで」。

>確かに移民問題は移民問題としてしか扱わない。で、たとえば移民問題とペアになるのは、せいぜいが国内の雇用を移民が奪うことを嫌うフランスやオランダ社会を例にする差別的な問題ぐらいだ。一方で出生率問題もそれとしか扱わない。こっちも年金破綻とかぐらいしかペアになって論じられない。問題系がぞれぞれに閉じていて、両者が結びつくことがない。しかし実際には先進国の多くが移民を受け入れることで生じる国内的摩擦のリスク(実際の危険から大衆社会の反発までーー)を取りつつ、労働力や消費力の確保のバランスを取る選択をしようとしている。日本だけがそれをしていない。だから出生率の低下が、そのまま労働力不安や、年金危機などに直結してしまう。そんな対応の違いから色々な考えを引きだすことができるはずだが、日本のジャーナリズムはその遥か前で思考停止してひたすら少子高齢化の危機を謳って、不安を煽るだけである。

↓ここから先がジャーナリズムの本分のはずなんだけれど、絶望的なまでにかけ離れた姿を晒しているよね。だからこそブログという時系列を縦断・横断的にとらえる媒体の出番だとも思うのだけれど、だとすると紙媒体は共同通信、報道媒体はNHKニュースくらいであとの存在意義ってなんなのだろうね? 


>事実報道、客観報道は、当然のごとく報道の基本だと思う。しかし、それをどこかで発表された情報をそのまま流す、いわゆる「発表報道」に縮小させてしまうのはあまりにも情けない。発表された事実を、他の事実と結びつけてゆく。ひとつの事実を、他の事実を発掘させることで違う意味を持たせるーー、そんな作業をすることで事実報道、客観報道は、その枠を超えないで、記者の創造性を発揮する場になりえるし、それは誰もが気づかなかった「気づき」を社会にもたらし、事実を伝えることで、誰もが疑わないために、歩みを止めることなく進んでいる社会のベクトルに、「ちょっとまてよ」とブレーキをかけるジャーナリズムとして必要な批評的機能を担うことだって出来るのだ。
 
>とはいえ、そうした事実と事実を接続してゆく作業は、分厚い教養の蓄積が前提となってこそありえる。神は自らを助くる者を助く、ではないけれど、たとえば欧州に取材にいってその社会がいかに移民に支えられているかを理解し、一方で出生率やら移民受入数やらのデータを、その専門でもないので数字そのものを記憶する必要はないけれど、傾向として脳裏に留めておいて初めて、日本の出生率の発表数字と、それまでの報道傾向の閉鎖性に気づいて、その枠を超える報道をしようと思い立てる。日々、知識を全方位的に蓄える姿勢があってはじめてそれが個々の仕事に生かされる。


以下 アニメ感想(「エウレカセブン」第8話は明日)

「攻殻機動隊2」第10話

擬体が当たり前の社会になったときにまさに起こりそうな裁判展開に笑いました(しかも弁護士がウエダ@同姓の声優)。そしてその救いの無い後味の悪い結末はこれからも引きずっていくことになるのでしょう。


「ピーチガール」第22話

モモちゃんが妊娠ならば旅行の一夜を描いているので分かるけれど、さえちゃん妊娠は唐突すぎて( ゚д゚)ポカーン

そして最後の犯罪チックな引きは何なんですか?

494 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/06/04(土) 08:11:41 ID:Kyx/LFNw
そんでヒロインのアフリカ系移民は関西弁とヘタレのどっちが好きなの?

495 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/06/04(土) 08:18:28 ID:0IHw36fD
>>494
アフリカ系移民・・・。

(〃▽〃) b グッジョブ!!


「ふたご姫」第10話
絵コンテ;佐藤順一

ゆるゆるーっと順調にプリンセスレベルを駆け上ってきたレインとファインの初めての挫折をうまく描いています。いつものように適当に波及効果でもって問題を解決するところまでは同じなのですが、魔法の波及効果に期待しすぎるとそのコントロールできない部分で他者を傷付けることもありうるということの認識と、そこまで犠牲を払ったにもかかわらず優勝者はアルテッサはともかくリオーネでもないという点に佐藤監督の魔法について意図しているところを強く感じます。


「ガンダムシードデスティニー」第33話
+された脚本家;森田繁←ファフナーの冲方氏以来となる厳しい戦況をどうか乗り越えて下さい、心から応援しています。

議長が偽ラクス嬢を利用して国民の戦意を高めて正戦の御旗を掲げることになるのではないかという読みをずーっと前に記したような気もしますが今となってはどうでもいいです。正義の味方として地球を支配すべく、分かりやすい敵軍需産業複合体を標的としてのメディア戦略を仕掛ける展開ははじめて説得的だったと思います(この調子で頑張って!)。

あとはシンを主人公ではなくて敵役としてアスランもしくはキラに始末させる展開(例えばシンとキラの戦闘にアスラン止めるべく乱入、そして戦死→キラがシンにトドメとか)次第ではかなり熱い展開になりそうな予感がします。

今回は戦闘でもないのに映像シーンもとても良かった。ネオに昔の男を重ね合わせて艦長ではなくて女性としての姿を晒したマリューの艶っぽさはとてもエロスが漂っていた。


「エマ」第10話

恋愛の前に立ちはだかる身分格差を痛いほど知ったエマはおそらくジョーンズを拒絶するのでしょう。そこでジョーンズが家を捨ててともに駆け落ちできるのか?…ただ出来たとしても彼の生活能力のなさっぷりから早晩破綻間違いなし、そもそも駆け落ちできるだけの腹もないか?いずれにせよ、残り3話でどこまで描くのか(描けるのか)最大の関心事はその一点です。


「('A`)マー」第10話

879 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/05/31(火) 19:25:57 ID:FSH1ypnf
どうでもいいけどマーあらすじ
突如現れた門の力でメルへブンへと召喚された妄想中学生、虎水ギンタ。妄想していた「メルヘンの世界」で無意味にワクワクしていた彼は、魔女ドロシーと共に意思を持つARM、バッボをゲット。旅の途中でモヒカン農民ジャックを仲間に加えたギンタは、正義の集団チェスの駒から電波姫スノウを助け出す。ノリで。 たった一話で修行を終えたギンタ達は、チェスの駒を倒す事を決意する。←今この辺


89 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/06/05(日) 22:16:42 ID:FZUWqiSH
朝起きたら10時35分だった。
 護 身 完 成


「雪の女王」第3話

…だめだ細かいところで濃すぎる芝居とか、逆に軽薄な声をあてている人々の演技とか耐えられない。ゲルダが旅にでる(そこで出会う人々との交流)あと2~3回を見た後切ることになりそう。この時間枠のアニメは私の肌に合わないのかも。