憎しみの連鎖の果てにあるものは難民との泥沼の戦争。 | あざみの効用

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或いは共生新党残党が棲まう地

昨晩の「視点・論点」本川教授「団塊世代の生物学的人生論」がなかなか趣があって面白かった。時間を生物学的に捉え直し、エネルギー消費を時間の流れとして考え直す。老いたものは亡くなるのが生物学的(持続可能、種の保存という観点)に正しい。だから60を過ぎて生々しい生殖活動ができなくなったら、資源を大切(老老介護とかw)にする=時間をあえて早く使わないようにしながら人助けをしようという説法…。

かつて時間についていろいろと考えていた際に手に取った一冊が、「ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学」(著)本川達雄 (動物のサイズが違うと機敏さが違い、寿命が違い、総じて時間の流れる早さが違ってくる。ところが一生の間に心臓が打つ総数や体重あたりのエネルギー総使用量は、サイズによらず同じというもので結構お勧めです)で、その生物学的知見を適当に敷衍した議論というわけです。この類は若者論で蔓延るものと相場が決まっていただけに、たまにはこういうものは新鮮であり!

ダイヤ最大手デビアス、南アのキンバリー鉱山を閉鎖
>キンバリーでは1860年代にダイヤモンドの大鉱脈が見つかり、世界的なダイヤ生産・流通拠点として発展した。1880年に英国人セシル・ローズが設立したデビアスは、キンバリーなどにおけるダイヤの採鉱権を獲得し、大きく成長。1929年に会長に就任したアーネスト・オッペンハイマーが、鉱山─店頭の流通全体を管理するシステムを確立し、独占体制を固めた。

日本なら金山ですが、海外ならばダイヤモンド鉱山です。そしてダイヤモンド鉱山ときくと不幸からの一発逆転設定として、小公女など幼い頃読んだ小説を思い出してしまうのは乙女チックにもほどがありますねorz

大紀元日本「中国:大連でも感染症爆発、おびえる市民」
>英国BBCによると、先日、広東省陽江市で新たな豚連鎖球菌感染4例が発見され、1人が死亡。中国政府側が発表した国内の豚連鎖球菌感染の蔓延は制圧されたという報道とは異なっている。

>WHO(世界保健機構)は、四川で発生し感染症を引き起こした細菌がさらに悪性化した可能性があると指摘。中国当局がWHOに対して、感染者、死亡者、豚の血液及び体液のサンプル提出をしなかったため、疫病発生の情況は把握できていないという。

四川という内陸から早くも沿岸部に到達…秘密とは隠されれば隠されるほどに疑心暗鬼が募ります(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル


以下 アニメ感想

「バジリスク」第21話

アニメオリジナルの展開突入です…。陽炎姉さんの恐ろしいばかりの情念に震えました。ただ天膳のワンパターンぶりには萎えです。いくら不死だとしても毎度毎度殺されるのは悪役としての沽券に関わると思うのですが。作画もBパートは怪しかったしいろいろといっぱいいっぱい感が漂っていてそれでもって緊張感を作り出しています。


「ガラスの仮面」第21話

ダブルキャストキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!

亜弓もマヤ(仮面つけるシーンで白目はもう来ないの?)の対比が際立ってきました。考えて役になりきる知性的演技と、役そのものになりきる野性的演技…こんな人たちと競わされた人たちは(´・ω・`)…煙の実験は同調圧力を調べるものとして社会心理の分野でも行われていますが冷静に振舞うサクラもいないのに、いったんパニックになったらその場に留まれる彼女たちはオカシイよ。


「攻殻機動隊2」第21話

やられたバトーも、手の平で踊っているクゼもヘタレで、双方の計算外の自爆テロを行った名も無き少年が一番オイシイというのはどういうこと?おそらく総てが計算の内のように思えてこのような波及が最後の最後で総ての卓袱台を引っくり返すという展開になるのかな?

この作品は作画監督によって主人公素子の顔が可愛かったり、怖かったり(状況とは関係なく)と幅があってとても面白い。


「かみちゅ」第8話

大和引き上げって…角川との連動企画?それはさておき単純に艦のフォルムに対する思い入れのみで歴史を排除して描かれると…前回の政治話と同様に引いてしまうな…。昨日の「 おジャ魔女どれみ ナ・イ・ショ」との違いは話の組み立て方の問題で、純粋にオリジナルの小道具を用いて話を作るのではなくて、現実から安っぽく加工した小道具を借りてくるという点です。歴史に根ざした小道具を使うならば、その歴史に対する理解というものが必須であろうに…。GUN×SWORDといい、これといい作画レベルが高いから見続けているだけで、脚本家としての倉田英之氏に対しては黙っておれについてこいといわれてもついていけません。

「深く静かに沈没中オーバー」なる科白も正しくは深く静かに潜行中じゃない?