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或いは共生新党残党が棲まう地

熱とぐずぐずは収まったし、あとは頭痛と今日になってきている喉だけですね。まだ生命力はそこそこあるみたいでこの回復力なら今週中には治りそうかな?さくっと更新してはよ寝ます。

2005/07/28 は、にざかな氏の「B.B.JOKER」についてですね。最近、ギャグ漫画で黒い笑いがクリティカルヒットしたことないかも。

第48回「少年犯罪は増加しているのか」
>子供の数が減少しているとき、少年犯罪はより一層重大な問題になる。ところが、少年犯罪が増加しているという説と増加していないという説がある。大変な問題であるにもかかわらず、基本的な事実においてさえ、認識が一致していない。前田雅英著『日本の治安は再生できるか』(ちくま新書 、2003年)と本田由紀・内藤朝雄・後藤和智著『「ニート」って言うな!』(光文社新書、2006年)を読んで初めて分かったのだが、違いはこういうことだった。

クルーグマンばりに、エコノミストであられる原田泰氏が純粋に定量的に判断を下してくれればこれほど分かりやすいものはないんだけど…。

>「増加していない説」は少年検挙者が減少していることから増えていないと言っている。しかし、検挙してみないと少年かどうか分からない。「増加している説」は、犯罪検挙率が落ちたから、少年犯罪は実は増えているという。

なんか、もうこの辺からあまり期待できない香りが漂っています。検挙率が落ちたんではなくて、検挙人数(犯罪件数ではないところがポイント!)の全体に占める割合が増えているというのが前田の主張なんだけれどね。

>凶悪犯罪のうち強盗は、警察の方針によって認知率が変わる可能性がある。強盗とは、典型的には、凶器をもって家屋に押し入ることだが、自転車でのひったくりも被害者がけがをすれば強盗になる。少年強盗のほとんどが路上強盗だが、ひったくり(窃盗になる)に分類されていた犯罪が、かすり傷でも強盗に分類されるようになった可能性がある。

ここはおそらく可能性ではないだろうけれど、数値のまやかしを暴く重要なポイントです。

>本当のことは十分には分からない。しかし、おそらく、少年の殺人、放火、強姦は増えていない。少年の強盗は多分増えているが、大人の強盗も増えているというのが実態ではないか。少年だけでなく、大人も悪くなっている。少年だけが悪いという言説は間違いだろう

妥当な結論なのかな?でも、これでは仰々しく数式立てた意味を成していないけどw

>もっとも、2004年以降、強盗は急激に減少している。これは、警察が2000年ごろから路上犯罪対策を強化し、巡回を多くしたこと、また監視カメラを設置したことにもよると思われる。

最後の結論で台無しorzその推論の根拠はどこに求めているの?全くエコノミストっぽくないというべきか、監視カメラの普及という需要作りに組みしていると評価すべきかいずれにせよ('A`)

米子ども番組の女性司会者、過去の仕事がもとでクビ
>舞台女優で、一児の母でもあるマルティネスさんは、2─5歳の就学前児童向けの夜の番組「ザ・グッドナイト・ショー」に、人形のキャラクターを夢の世界に誘う役柄で登場していた。しかし番組起用前、若い女性に処女を守るよう呼びかける公共広告をパロディーにしたビデオ「テクニカル・バージン」に出演していたことが先週発覚。PBS側は、ビデオ内のせりふが子ども番組の司会者として不適切であり、視聴者の信頼を損なう恐れがあると判断し、マルティネスさんを解雇するとともに番組を直ちに休止した。

お国のトップがアル中やら軍務を逃れたりという過去を反省した(自称)ということで普通に再選させた同じ国の出来事とは到底思えませんね。だいたいAVなどならともかくパロディーのどこが悪いのかさっぱり分かりません。

TBS“偏向映像”放映…今度は安倍を狙い撃ち
>TBSのニュース番組「イブニング・ファイブ」が今月21日に放映した旧日本軍731部隊に関する特集コーナーの冒頭、ニュース内容とはまったく無関係の安倍晋三官房長官(51)の顔写真が約3秒間も放映されていたことが分かった。

TBSも安倍も嫌いだからどうでもいいのだけれど、とりあえず「サブリミナル効果」なんて都市伝説ですから。それよりも、↓

【TBSの報道をめぐるトラブル】

★平成7年5月 オウム真理教関連番組内で、麻原彰晃被告の顔などが無関係な場面で何度も挿入された。TBSはサブリミナル手法を番組テーマを際立たせる手法として用いたと説明したが、非難が集中。旧郵政省が厳重注意を行い、TBSは「視聴者が感知できない映像使用はアンフェアであった」と謝罪した。

★同年10月 オウム真理教による坂本堤弁護士一家殺害事件発生直前の平成元年、TBSがオウム真理教幹部に坂本堤弁護士への未放送インタビュー映像を視聴させていたことが発覚。それが事件発生の引き金になったと非難されたTBSは、8年になって事実を認めて謝罪。「ニュース23」ニュースキャスターの筑紫哲也氏が「TBSは死んだ」と発言。

★15年11月 「サンデーモーニング」で、石原慎太郎東京都知事の「日韓併合の歴史を100%正当化するつもりはない」という発言を「100%正当化するつもりだ」と字幕を付けて放送。同知事から告訴と損害賠償訴訟を起こされた。今年6月にTBS側が謝罪などして、ようやく和解。

★18年6月 「ニュース23」が、小泉純一郎首相の靖国神社参拝について「行くべきでないと強く感じているわけではない」と語ったヘンリー・ハイド米下院国際関係委員長(共和党)のコメントを、「行くべきではないと強く思っている」との日本語字幕を付けて放送。7月5日になって、番組中で釈明した

こういう一覧は便利ですから一応メモ。

中国の対日農産物輸出が18%減 残留農薬規制「ポジティブリスト制度」で (リンクが切れてたのでスレタイをそのまま借用)
>日本政府が5月末に導入した農産物などの残留農薬の規制強化策「ポジティブリスト制度」により、中国の日本向け農産物輸出が6月に前年同月比で18%も減少するなど大きな影響が出ていることが27日までに分かった。

農産物の対日輸出比率は約30%と高いため、中国政府は事態を重視、検査項目の削減や中国の優良な農産物輸出企業への配慮、制度運用に関する技術援助などを日本側に求めている。中国側統計によると、対日農産物輸出額はことし1-5月は前年同期比4・3%の増加だったが、制度導入後の6月は5億9600万ドル(約700億円)で18%の減少に転じた。広東省では6月の野菜輸出が30%減、果物も27%減、 茶葉など半減した産品もあった。

一次生産物なんて、生産者よりも消費者、南側諸国よりも北側諸国の方が圧倒的に強いはず(たとえ人口増で食料の需要と供給のバランスが崩れたとしてもね)。それよりも中国様は、属国韓国とのキムチ絡みの騒動ではむしろ逆ギレに近いこと(どこかの国の牛肉みたいにw)しているのに、日本に対しては見事なまでに下手に出ていますね。

関係ないけれど拾い物→おいしいチャーハンの作り方


以下 アニメ感想(もの凄いいい加減w)

「NANA」第16話

また原画までまるまる外注してなんとか後から手を入れて見れるようにしている捨て回(もう二度目だよね?)。ナナやハチの顔があまりにも安定していなくて笑えます。


「ひぐらしのなく頃に」第17話

生爪剥がすシーンはさすがにえぐくて思わず画面から目を逸らしたくなります。魅音が詩音を糾弾するシーン(芝居としても)の迫力はかなりのものがあって、この作品1クール過ぎてようやくそれなりにキャラを短い尺で表現、シナリオの取捨選択が嵌ってきたように思います。


「カードキャプターさくら」第69話
演出;浅香守生
作画監督;高橋久美子
原画;鈴木典光←ねこにゃんダンスのEDも手がけておられたんですね!

だめだ、桜の言動にいちいちむかつく。こうまで再度見た際に評価が変わるとは思いもよらなかった。ココロがヨゴレちゃっただけだろうけれどorz

浅香さんといえばガンスリの新刊なんとか体に鞭打って買いに行かなくちゃ。