手を抜いては教育にならん、体に刻み込む。 | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

初めて森伊蔵 を呑んで、3年ぶりくらいに酔っています(明日、正気で読み返したら消去するかも)。

『常に酔っていなければならぬ万事がそこにあり。これこそ唯一の問題だ。君の骨を砕き、君を地面に押し曲げる時の重荷を感じないためには、絶えず酔っていなければならない。しかし何に?酒に詩に徳に君の好きなように。とにかく酔いたまえ。』

                  ボードレール「酔いたまえ」

私は基本的にアルコール類は嗜みません。どうして?それは近代主義者、理性万能主義者を気取っているということもありますが、何よりも理性を維持しないと萌え られないから。現実のいとけなさを深い諦念でもって噛み締めて、二次元という美のイデアを精一杯享受する。私にとって萌えとはそういうものです。それに日頃、人間だって類人猿に過ぎない、特別視するのはおかしいみたいなことは言っていますが、私にとって理性は自他を隔てる最後の砦であり続けているから。人嫌いな自分が自分を好きでいられる最後の砦。

恐竜ゲームの販売中止を=タイトー相手に仮処分申請-セガ
>ゲーム大手のセガ(東京)は4日、タイトーが展開する恐竜をテーマとした業務用ゲーム機「ダイノキングバトルCARDGAME」が特許権侵害に当たるとして、10月28日付で東京地裁に販売中止などの仮処分を申し立てたと発表した。セガの虫を題材としたゲーム機「甲虫王者ムシキング」の特許を侵害したとしている。

じゃんけん+キャラカードがもらえるシステムで特許侵害なんてこの業界のこれまでの発展を考えると頭痛がします。ポケモンとデジモンみたいなすぐ思いつく例から例えば、セガだって格ゲーでカプコンを参照しているだろうし、そもそもRPGなんて総べて少なくともDQ(ウルティマまで遡っても良いけれど)を参照している。模倣をせせこましく否定して己がオリジナリティだけで生み出せるものの限界について思い至らないのでしょうか?

“地下”で広がる日本アニメ
>今、日本のあるアニメ専門のダウンロード・サイトが欧米圏の熱心な「おたく」たちの間で人気を博している。過去1年半の間に約1700万件のヒット(訪問)を記録したという。

>このサイトは、特定の「ファイル共有ソフト」を所有するユーザー限定で、アニメ番組の動画ファイルを無料でダウンロードする仕組みとなっている。番組リストには、前日までに日本で放映された最新アニメがズラリ。理由は不明だが、音楽やバラエティーの番組もわずかにある。

アメリカにおける日本アニメ市場を開拓してくれた最大の貢献者はファンサブ、要はオタクです。あとは彼らが日本の従順な羊(他人事ではないけれどねー)のように、鑑賞した上で原作者に対する喜捨として高額の関連商品を喜んで購入するように育てばしめたものですが…どうなんでしょうね。とりあえず↓のようなのは布教(ヤクから逃げられなくなるまで)に際しては致し方なしとも思いますが、いいかげん値段を上げるか、国内の値段を下げないとダンピングで訴えられるぞ!

アメリカでDVDの価格が安すぎる件について

337 名前:メロン名無しさん 投稿日:2005/11/04(金) 21:41:45 ID:???0
新作で購入決定はARIAとローゼンだけ
原作ファンでそれなりのできだから買うだけで、2chのアニメ板のスレはついてけない 今年まで6年間も年平均120本前後買い続けてきたが、さすがにアニメに飽きてきた 来年2月からはDVD月4、5本とかなり減るしさ 先月買ったのは、フタコイsoujyu、まほらば、御主人様、トップ2、月詠、あまえないでよっ、絶対少年、かみちゅ、円盤皇女星霊節 2006年はアニメより好きなマンガと、新世代ゲーム(XBOX360とPS3)中心の年になりそう

338 名前:メロン名無しさん 投稿日:2005/11/04(金) 23:17:12 ID:???0
>>337と似たような境遇だけど、今年買ったのはAIRと各廉価版と中古だけ。流石に600枚超えると、よほどの事が無い限り新作集めようとは思わない。
>>337は現行でそれだけ買ってるなら凄いよ。

343 名前:メロン名無しさん 投稿日:2005/11/05(土) 07:21:15 ID:???0
今買ってるのは「かみちゅ」「苺ましまろ」「月詠」の3つ。3年間で800枚ほどDVDを買ったけどもう置く場所が無くなってきた。来月から「ぱにぽに」が加わる予定だけどこれが最後かもしれない・・・

↑が沈黙の羊たちの例(そういう自分もDVD既に数えていないだろって?(∩゚Д゚) アーアー きこえなーい。

ブログで自滅する人々(第1回)~ブログで「祭られる」人々
>昨今、2ちゃんねる上で起こる「祭り」のフォーマットは、おおむね以下のようなものになる。

1)問題発言・行動などが記されている(ブログ)サイトなどを発見した人物が、内容に応じて適切と思われる2ちゃんねる上のスレッドへその概要を書き込む。TV番組やニュースなどに起因する場合は、このプロセスを省略して3)へ。

2)対象サイトの内容に興味を抱いたり、反感を抱くスレッド参加者が多い場合、自然にそのスレッドが盛り上がり、他のスレッドへも報告・宣伝の書き込みが行なわれて参加者が急増し、「騒動」化する。ただし、次回以降に細述するが、私怨などから報告されていると判断されたり、「ちょっと変わった人」程度の話と判断された場合はスルーされ、「祭り」不成立となる場合も多い。

3)「ニュース速報」などの板に専用スレッドが立てられ、さらに参加者が急増する(元のスレッド上でそのまま進行する場合もある)。

>ここから先はほぼ同時進行だ。また、1~3の過程に折り込まれることもある。

4)スレッド参加者が問題のサイトを精査し、他に問題発言や問題行動が記されていないかをチェック。発見された場合は新たな「燃料」としてスレッド上に報告される。

5)ブログサイトの場合、トラックバックやコメント、メールで意見や批判を寄せる「突撃」部隊が現われる。

以前、ちらっと書いた炎上、或いは全焼。 で参照させて頂いた炎上に関する考察ブログの纏めをほぼなぞるもので、それ以上でもそれ以下でもないです。


以下 アニメ感想

「ノエイン」第4話
作画監督;寺沢伸介外崎春雄関口雅弘高田晃小林ゆかり川口弘明長坂寛治明珍宇作な、何事ですか?原画と間違えているのかとつっこみたくなるほどの人数。

とりあえず毎話お約束として入浴シーンを拝めるみたいで眼福眼福。しかし作画が毎回、毎回高レベルは維持したままトーンがガラッと変わるので楽しい。話も今回は時空超えの方々が背景に引っ込んだだけに、普通の少女漫画みたいな友情がテーマで新鮮な驚き。


「ふたご姫」第32話

ムシキングサンバもそうだったけれどサンバのかっこ悪さは一体どこに由来するの?アニメにおける消費のされ方って丸っきり音頭と変わらないのかな(躍る阿呆にという具合でみんな良い意味ではっちゃけて面白くなってきました)?

とりあえず正統派お姫様リオーネ姫にもっと出番を!


「地獄少女」第5話

根谷美智子vs川澄綾子の戦いが見所あった。復讐?今回も選択の余地なぞなく人を呪わば穴二つの意味なし。地獄組の潜入操作も結局、警備のおじさんの命を救っただけで全く意味なし。面白半分に地獄通信を送る人たちの存在が確認された以上、ますます回線環境が気になる。次は地獄通信に地獄組の人たちの名前が書かれた場合にどうなるかが知りたい。


「BLOOD+」第5話
絵コンテ;佐山聖子←久しぶり?

へたれの癖に変な正義感からでしゃばって結局足手纏いにしかならない男役(特に女性が主人公の場合)は多いですけれど、ここまで事前にぼこぼこにされると同情するな。

かわいいは、力こそ正義とする米軍に対する批判で成り立っているアニメでありながら、だからこそアニメの論理として力をきちんと評価することは大事だと思います。次回目いっぱいアクションシーンが見られそうで今から楽しみ♪


「武龍」第6話

い、一撃…。アクションも修行も全く意味ねー(今後も)と思ったのは私だけ(いくら苦戦に陥ろうとも一撃で終わらせられるなら展開に緊張感なさそう)?まあ、このアニメに求めているものは和佳奈さまだけなんで別にどうでもいいですけれど。


「なのは2」第6話

クオリティー保持の為か今回は動画を極限まで絞って、モノローグ中心での休み回。それでも今までにきちんと描いていた敵側の事情を正面から切々と説明することで緊張感を保っているところが素晴らしい。


「蟲師」第3話
絵コンテ;林宏樹
演出;長井龍雪
作画監督;田中将賀
色彩設計;岡野国治

だからこのクオリティーが泣くから、万人が拝めるようにもっと早い時間で放映してよ(いつもより更に遅く4時からって既に早朝ではござらぬか)、いくらなんでももったいないお化けがでるよウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン!

とりあえず今回のメイン色は白(靄、肌、煙、雪、雲、蟲…)のようです、偶然かとも思っていたけれども3回もこのようなことが続けば計算してやっているとしか考えられません。