http://ameblo.jp/fuyugare/entry-10108677307.html の続き
コメント(が続いています)
よしよし、だいぶ紛糾しているみたいなのでこの私が性能の悪いおつむにもわかるように説明してしんぜよう。
憂鬱氏が言っているのは「宮台は言っていることが変わっている。①はじめは少年達自体に問題があるように言っているのに、②今度は少年達に問題があるように"見える"ことが問題なのだ、という風に。」ということでござんすね。
あのね、①の意味をよく考えてみて。少年達の犯罪の動機が不透明になっているってことはそれ自体が問題だってことは分かるよね。じゃあ②はなんでしょう?これは少年達の犯罪の動機が不透明だという風に感じられるということは、社会の不安をさらに増大させるということなんだ。そして①と②は矛盾しないのが分かる?実際に犯罪の動機が不透明になっているし、動機が不透明だという事実が社会の不安をさらに増大させている。
で、そもそも動機が不透明だってのは、理解不能って事じゃなくて、社会に理解されないってことなのね。だから不安になった人々につけいるように、テレビとかで精神分析の専門家なる人が、「あーこれは▲■●症候群ですね」とか言ってカテゴライズすることでガス抜きをするわけ。でも現状が変わるわけじゃないでしょ、少年達が不透明な理由で人を殺し続けるんだから。
でね、①と②は文脈によって分けなきゃいかんのよ。①だという事実。②という社会。宮台は社会学者なので、当然②が言いたい。難しいから分からない人は分からない。
憂鬱氏よ。あなたが基礎的学力、じゃない基礎的読解を欠いているのはすぐ分かったよ。それは例えば
『ただ少年犯罪がということよりも、専業主婦絶滅すべしという文脈で述べられたことです。専業主婦がどんどん不倫すれば、専業主婦と結婚するという選択肢がなくなっていくはずというようなね。』
というあなたのコメントにも表れている。「専業主婦と結婚するという選択肢」ってそりゃないだろ、主婦とどうやって結婚するんだよ。意味不明。宮台が言ってたのは、「専業主婦は子育てしかやることないし満足なセックスもしてないしガスがたまってるから子供の教育に対して小うるさいPTAおばはんになりやすい、主婦が満足なセックスしてたら子供はアホ母から解放される、そうしたら子供も少しは幸せになるだろ」ってことよ。
憂鬱氏は本当に基礎的読解力が無いみたいだから、もしかしたら「セックスしてりゃ満足なのか!」とか言い出しそう。言い出さないでくれよ。もちろん不倫しろとかセックスしろとかってネタなんだからね。エッセンスは、「子供に自分の夢の実現を託すアホ親」ってことなんだからね。
さ、自分のアホさを反省したら勉強に励むのだよ。アホのままだと身を滅ぼすからね。身だけだったらいいけど周りも不幸にしちゃうからね。がんばってね。
- みやだいもどきさん?…いや紛糾していませんし、もういまさら特に付け加えることもないんですが。①をさんざん主張しておいて、その①の出鱈目さを指摘されたら、今になって②を言い出したというだけのことですよ?
もしかして未だに①の分析が正しかったとでも思っているの?少年犯罪が戦後減少して未だピーク時と比べると低水準にあるという事実についてはもういいとして、いや、数は減っていても(だったらそんなにおどろおどろしく底が抜けただの、これからこの種の犯罪が増える…実際は増えなかったけれどとか抜かすなよというこの点でも批判できるけれどね)、犯罪の質が変わった、動機が不透明になったとでも言いたいの?
別段猟奇的な犯罪、動機が不透明?な犯罪はそれこそ共同体?とやらがあった?戦前だろうが、高度経済成長中だろうが変わらないよ。大正期に関しては、「変態心理」http://www.fujishuppan.co.jp/kindaishi/hentaishinri-to-nakamura.html でも読んでください。そんなのは読めないというなら、手近なところで、
●夏休み総力特集 昭和史 「恐るべき子ども」13の事件簿
http://book.shinchosha.co.jp/shincho45/
我々の一生の前半は親に、後半は子供によって台無しにされる――とは米国の弁護士C・ダロウの言。この残酷すぎるドラマはまさにそれを証明するかのようで……。
◆高1女子「人の恋路を邪魔するものは……」三角関係殺人
◆サレジオ高校・15歳いじめられっ子の「同級生首切り事件」
◆女性検事第一号の息子「慶應志木高生弟殺し」の波紋
◆「テレビのまねをした」鹿児島5歳・3歳・2歳の隣家嬰児メッタ刺し
◆文化人一家・高3男子ホモセクシャル片思い「わら人形」殺人
◆福島・早熟小6男児「乱暴したかった」8歳少女絞殺
◆池之端マンション小2女児突き落とし犯「10歳の悪女」
◆早大学院高1生「エリート批判への報復」祖母殺害の衝撃的手記
◆愛媛・16歳高2女子「失恋殺人」乙女心の迷路
◆北海道・中3「優等生美少女」同級生仲たがい殺人
◆1600万盗み「背広で豪遊」した中1少年の肝っ玉
◆「誰も知らない」西巣鴨置き去り兄妹・三女せっかん死の悲劇
◆目黒区社長宅中2少年「家族3人惨殺」の闇
でどうでしょうか?②が最初から言いたかったのなら②を主張すればよかっただけのこと。①を強調すればむしろ②なんかますます聞き入れられないというぐらいの想像力も働かなかったのでしょうかね?…というか、①のような不安言説を煽った結果が「治安」の名の下にそれこそ、宮台も主張した内務省的権力の復権を招いて周りを不幸にしているんですが…。それでも宮台は無謬じゃないと困りますか?それならばその信仰までは否定するつもりはないですよ(苦笑) - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-08-31 02:21:28
- ・・・あー・・・。
わかったわかった。本をたくさん読んで偉いのは分かった。
あと返事がとても早いのもすばらしい。
でもやっぱり致命的に読解力を欠いてると思うよ。そして私は宮台信者じゃないから、宮台が無謬だろうが服のセンスが悪かろうがどうでもいいのよ。
でもたぶん憂鬱氏よりは本を解読できてるわけ。もう一度宮台の当該の著作を精読せよ。
ヒントをあげる。まず宮台はわざと不安をあおっていた。これは本人も言ってたし、いまさら「そんなつもりじゃなかった」って言い始めたら私だって指摘する。でもそんなこと言ってないよ。
ヒント二つめは、少年犯罪の激化は「キョクカイだ」っつってんのね、みやだいは。それを念頭において、もう一度ゆっくりじっくり精読すべし。 - commented by みやだいもどき
- posted at 2006-09-02 14:08:16
- 「みやだいもどき」さんへ。うーん、そんなコメントでは、つまらないし、芸がないなー。もっと何とかならないの?
- commented by 宮台チルドレン
- posted at 2006-09-02 22:42:52
- 宮台さんはこんなことも仰ってますね。
http://zakzak.co.jp/top/2006_08/t2006083026.html
> 親殺しが頻発する背景について、宮台真司・首都大学東京准教授(社会学)は、こう語る。
> 「近年、人を殺すことへの敷居が若者の間で低くなり、激高の感情をうまくコントロールできないなどの感情的側面が考えられる。それは、1980年代以降の少子化、核家族化の中で若者が快適さを求めるのが当たり前になり、人間関係の中でもまれることが少ない『人生経験値』の低さが関係していると思う」
どう読んでも「若者に対する見方の変化」とかそんな観点はないわけですけど。 - commented by 黒屋ぶるー
- posted at 2006-09-03 01:26:23
- >宮台はわざと不安をあおっていた。
なにかメリットがあるんですか?
自分も宮台氏の本やマスコミの報道で
少年の凶悪犯罪が増えてるのかと勘違いしてたよ。 - commented by 新参者
- posted at 2006-09-03 02:06:26
- みやだいもどきさん、こんばんわ。
>まず宮台はわざと不安をあおっていた。これは本人も言ってたし、いまさら「そんなつもりじゃなかった」って言い始めたら私だって指摘する。でもそんなこと言ってないよ。
えーっと私が始めにトラックバック送った宮台のブログ(http://www.miyadai.com/index.php?itemid=384 )読んでる?本ブログ中でも引用してふーんという論評を加えたわけだけどさ、読まれていないみたいだから再度引用しておきますね。
>僕が「脱社会化」という言葉を使うことで「少年のモンスター化」という意味論をブーストしたという芹沢一也の物言いがありますが、物事の評価のバランスが著しく欠如しています。第一に、「少年のモンスター化」の意味論は、僕が「脱社会化」を言い始める前、酒鬼薔薇生徒事件直後から爆発しました。第二に、僕の発言にそれほどの社会的影響力があればソーシャル・デザイナー冥利に尽きますが、今日ではアカデミックな物言いにそれほどの社会的影響力はありません。
これは「わざと不安を煽っていた」ならば決していえようはずもないコメントですよね。わざと煽っていたならば想定どおりでしたという趣旨の発言をしないと通じない、ここでは自分の言説なんて無力なもんで関係ないと否定していますよ?もどきさんも宮台に指摘してあげたらいかがですか?
>そんなことより、僕が「脱社会化」を言い始めた意図がどうであったかを見るべきです。第一に、人格障害という言葉が含む社会的文脈への鈍感さを中和したかった。第二に、ある種の社会的文脈──例えば〈生活世界〉空洞化──を放置すれば、成育環境の分岐がもたらす動機の不透明化によって、平気で虫を殺せる子がいるのと同じ意味で平気で人を殺せる子が出てくる蓋然性が上がるのは当然だと主張したかった。この僕の主張したかったことが妥当だったかどうかを議論するべきです。
そしてこの一節から明らかなように彼が言いたかったのは「見える」ことではなく、若者がモンスター化したということこそが一番言いたかったこととしか読めませんが…。
これだけで私から応えられるヒントとしては充分な気もしますが、せっかく安原さんや黒屋ぶるーさんに引用していただいた文章もあることですし、もう一度読まれてみたらいかがですか? - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-09-04 02:09:30
- 宮台チルドレンさん、はじめまして。
そのニックネームは本当なの(笑)?私も結局のところ、宮台自身の言説を引用しながらこれ読め、あれ読めと返しているばかりで芸がないなーと自省中です。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-09-04 02:16:15
- 黒屋ぶるーさん、こんばんわー♪
しかも同じもの読んでいる(・∀・)人(・∀・)ナカーマ(私は産経で読んだけれど)
>どう読んでも「若者に対する見方の変化」とかそんな観点はないわけですけど。
まあ、読解力の乏しい人には見えない文字でそのようなことが書いてあるんじゃないですか(炙りだしとかでw)?無謬じゃないと困るんでしょうね~と書いているのはそういうことです、勝手に脳内で補正しているだけでしょと。
話は変わりますが「表現の自由」という絶対譲れない、守らねばならないものから逆算で考えると、ゲームやアニメにすぐ責がおしつけられる青少年がらみの犯罪についても同様の姿勢で見守る必要があります。そして特にそれが事実に基づいていないこと、特に異様な凶悪犯罪自体がいま始まったことではないこと、実は非難のボルテージあげているようなおじさんが若者だった頃の3分の一以下であるという事実があるということは何度指摘してもしたりないことだと思っています。
そしてその点で宮台は松文館事件などで一応表現の自由擁護の論陣を張っていたので、評価が甘くなりがちですが冷静に彼の言説を眺めてみると、若者のモンスター化を囃してい(る)たという点ではっきりいってこいつは大谷なんかと大差ないということです。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-09-04 02:29:30
- 新参者さん、はじめまして。
>自分も宮台氏の本やマスコミの報道で少年の凶悪犯罪が増えてるのかと勘違いしてたよ。
このようなコメントをいただけて、あー私の拙い駄文も無駄ではないんだと分かりほっとしています。
先日(http://newmoon1.bblog.jp/entry/320966/ )メモさせていただいた「犯罪増」9割が実感 龍谷大、2千人に調査という記事も是非お読みください。きちんとその勘違いの部分を指摘するという勇気ある方が本当に少ないですよね(私だって青少年は関心があったのでともかく犯罪全般について同様なことが言えるというのは河合先生の著作を知って始めて知ったことです)。そしてそれこそが、
>なにかメリットがあるんですか?
の答えではないかと思います。つまりマスゴミに不安を煽る類の言説が求められており、その需要に過不足なく、あるいはより刺激的に応えることで使い勝手の良い有識者としてマスゴミ御用達というポジを確保できるということではないかと。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-09-04 02:42:52
- 宮台氏の一貫性の話とは違いますが、
「人格障害が増えた」っていうけど、従来、性格異常とか異常性格と呼んでたのを「人格障害」という言葉に置き換えただけなので、そういう異常行動の少年は昔からおり、増えたとはいえないと思う。
昭和40年代までの少年犯罪の報道を見れば
「さっぱり理解できない」「まさかあの子が、信じられない」なんてコメントはざらにあって、それでも結論は「異常性格だったんだ」でかたづいているんですよね。そして、いまのような精神医学者や心理学者でなく、たいてい作家(文学者)がコメンテーターに出てきていた。
80年代後半以降についてはむしろ「理解できないこと」に対する社会の側の恐怖心が一方的に増したのが特徴じゃないかなと思います。1970年代から「心の時代」といわれ、
「子供の心を理解しなくてはいけない」という雰囲気が社会を覆いはじめた。これは基本的に良いことで、その結果、養育や教育する側が、こまやかに子供をかまうようになり、70年代からの少年犯罪減少に貢献したと思ってます。心理学と精神医学が神の地位に上り始め、犯罪解説者も彼らになり、科学的合理的っぽくカテゴライズして解説するようになった。
「理解できない」少年犯罪のときのパニックや過剰反応は、その延長上にある現象かなと思ってます。
いまさら「理解できないことに耐えろ」と言っても、なかなか難しいと思います。むしろせめて安易な理解より、なるべく真実に近い理解を目指すしかない、と。 - commented by MUS
- posted at 2006-09-04 16:14:59
- MUSさん、こんばんわ。
もうなにからなにまで総て同意です。
>異常行動の少年は昔からおり、増えたとはいえないと思う。
仰るとおり単にラベリングを張り替えただけですよね。
>80年代後半以降についてはむしろ「理解できないこと」に対する社会の側の恐怖心が一方的に増したのが特徴じゃないかなと思います。
そうですよね、このやりとりの最初に名前があがっておられた芹沢一也氏「ホラーハウス社会」はまさにそのことを明らかにされておられました。
>「理解できない」少年犯罪のときのパニックや過剰反応は、その延長上にある現象かなと思ってます。
延長線上なのは確かなんだけれどどこかで転換したんですよね、それこそ作家や文学者がその犯罪者ごとに固有の物語を紡いだのに対して、社会、心理学者が犯罪者を解体したんですよね。ただ、どうしてコメントを求められる対象が変わったのか、社会の側で少年達をみつめる「眼差し」が変化したのかという点こそ真に問うべき地点なのでしょうね(これまた「ホラーハウス社会」の射程内のものですが)。
>いまさら「理解できないことに耐えろ」と言っても、なかなか難しいと思います。むしろせめて安易な理解より、なるべく真実に近い理解を目指すしかない、と。
この点に関してはじゃっかん違うかも。私は理解できないことは忘れろもしくは「語りえぬことは語るな」かな?マスゴミの報道はどうしても犯罪消費からは一歩も出そうもないので、下手に理解しようとなんか務めようとせずに分からないものには触らなければいいのにと冷めてます。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-09-05 00:27:29
- 遊鬱さん、こんばんわ。
丁寧な返事をありがとうございます。
最近、宮台氏は「不信ではなく信頼をベースにした社会へ」
みたいないいことを言っているので、そのことに矛盾しない
言説を彼にはお願いしたいです。
でも、宮台氏はマスコミの既得権益に対してきちんと批判しているので、その点では評価しています。
- commented by 新参者
- posted at 2006-09-05 23:48:25
- 新参者さん、こんばんわ(丁寧な返事とか言われると照れますので勘弁を)。
宮台氏が各所的に良い事を言っていることまで否定するつもりはありません。それこそ記者クラブに関することや、メディア悪影響論に関することなどね、ただ各論レベルでみると彼の主ターゲットであった(る?)青少年(教育)問題においては全体を通して電波とまでは言わないけれど、かなり踊っていたもしくはハーメルンだったよねーということです。
>「不信ではなく信頼をベースにした社会へ」
これは本当に大切なテーマだと思います。「体感」治安の悪化に基づいて推し進められる各施策に対して安心を提供する(提供するというか、単に現状を冷静に検証するだけで済むことだと思うのですがね)言説は今、本当に求められていると思います。かつて宮台がその言説で不信言説をばら撒いた罪滅ぼしとしてもね。 - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-09-06 00:34:51
- 相当重症だな、遊鬱ってバカとそのごきげんとりは。
一応いま下から全部読んだけどさ、結局要はあんたの誤読問題じゃん。
下でPVGO佐藤って人がいってる解釈にたいして、どこにそんなの書いてある?
って突っ込んでるけど、そんなの文脈から明らかじゃん。そこが「読解力のなさ」
だっつーの。www殺人犯のガキの動機の理解可能性をあれだけ力説していて、
その文脈で「感情訓練しようや」って言ってるんだから、そんなのPVGO佐藤氏が
いうような解釈になるにきまってんじゃん。目的刑論に依拠しない更生方法を採ってるんだよ。
「気持ちはわかるけど殺人はまずいね」ってこと。ほんとばかだな。おまえ国語の成績いくつだった?
だいたい、宮台がわざわざあんたに答えてくれたエントリきちんと読んだのかよ?
>そうした不安に全く加担しなかったとは断言していませんよ。しかし、必要な議論の応酬という観点から言えば、「その程度の加担」など大したことはないと申し上げているのです。
あんたの突っ込みってどれもくだらん枝葉のことでしかないんだよねー。生産的な議論ができない坊主がやりたがる典型的なあげあしとりだ。
俺はどちらかとゆーとアンチ宮台だけど、あんたみたいなのが安易に宮台批判とかしてるのみると悲しくなるよ。2ちゃんとか典型だけどさ。
まあくだらんとはいえ、↓のは笑った。
>半ば誇らしげに援助交際絡みの女子高生称揚言説でもって結果的にバックラッシュを招いてしまったと自分の社会的影響力について反省していたのは何だったんだ?
これは確かにそうかもね(笑)。思わず笑っちまったわな。でもこれも本筋とはなんの関係もない枝葉の突っ込みでしかないんだよなー。それこそ宮台が「僕は援交ギャルたちがリベラル革命を起こしてくれると思って擁護したんだ!」といっておきながら援交ブームが去ると「僕の一連の援交フィールドワークはネタにすぎません」と開き直るザマにたいして「それじゃ言ってることが違うじゃないか!」と吹き上がるのと大差ないわ。くだらんし、非生産的だし、それこそ宮台のことを「道徳的に」受け付けない「ヘタレ」があげあしをとってよろこんでるだけに見えるね。だから宮台にも「単なる早漏バカの表出」だと見切られてるのに。 - commented by やれやれ
- posted at 2006-09-06 18:23:35
- やれやれさん(コメント内容にあったいいハンドルですね?)、コメントありがとうございます。
>一応いま下から全部読んだけどさ
いまさら、全部お読みいただいた上に、既に沈んだ記事に新たにコメントまでいただいてありがとうございます。
私は自分が賢いとは思ったことがありませんのでバカという評価は甘んじてお受けしますが、その他の方が私なんかにごきげんとりする必要はありませんから、それは過剰評価ですw
>文脈から明らかじゃん
とりあえず、もともと宮台が上記した、あるいは他の方が指摘されていた本で主張したかったこと、文脈はなんだったとやれやれさんは読み取られておられるのですか?具体的な箇所を示して「ここはこう読むんだ」と指摘していただけると話が早いと思うのですが?お手数ですが、ここまでのコメントのやりとりを含めてお読みになられたみたいですし、お願いします(既に引用されている部分でも構いませんよ)。
>殺人犯のガキの動機の理解可能性をあれだけ力説
正しくは「不可能性」ですよね?動機をあれこれ云々しても無意味だと力説されていたんですから、それだとまったく別の意味になってしまいますよ?
>おまえ国語の成績いくつだった?
二次は分かりませんが、センターでは190点超えていましたが?
>生産的な議論ができない坊主がやりたがる典型的なあげあしとりだ。
そうですか?現実に立脚しない言説を煽り立てて、体感治安の悪化に加担している(た)という指摘が非生産的、あげあしとりですか?彼の主張そのものを否定しているんですが? - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-09-06 23:07:00
- >具体的な箇所を示して「ここはこう読むんだ」と指摘していただけると
お前真性の「精神障害」だろ?あれだけ下で(俺を含めて)数人に指摘されても
まだわからんのか。どこかの本に書いてあるとか以前に、ある人物が「人格障害」
とされる人間の理解可能性を強調し、他方で「感情教育」という処方箋を提示
しているとすれば、そう考えるのが正しいに決まってんじゃん。価値判断とは別に
プラグマティックな処方箋を提示してるんだよ。じゃなきゃなんで「理解可能性」
を強調するんだよ。おバカだねえ。
>そうですか?現実に立脚しない言説を煽り立てて、体感治安の悪化に加担している(た)という指摘が非生産的、あげあしとりですか?彼の主張そのものを否定しているんですが?
さっき引用してやった部分まだ読んでないようだな。w ↓もう一度読め。
>そうした不安に全く加担しなかったとは断言していませんよ。しかし、必要な議論の応酬という観点から言えば、「その程度の加担」など大したことはないと申し上げているのです。
ここで言ってる「必要な議論」に関する突っ込みはなしか?あんたは彼の議論が副産物として生んだささいな弊害(必要な議論のために最低限加担せざるを得なかった言説)にくだらん突っ込みを入れてるだけでしょ。この文からもわかるように、宮台には不安醸成に関する積極的な意図はないわけ。それは最低限必要な加担だったって言ってるじゃん。
>正しくは「不可能性」ですよね?
ハハハ、もういいや。もう一度宮台がくれたエントリ読め?↓
>「脱社会化」した存在(感情が壊れていると見える存在)の理解可能性を徹底的に強調して来ました。
まあ要は宮台がキライなんでしょ?どんなに「宮台氏が各所的に良い事を言っていることまで否定するつもりはありません」とかいい子ぶってみたって、エントリの文体とか突っ込むポイントとかからもう見え見えやんけ。だいたい遊鬱って名前からして童貞くささプンプンだし、エントリ内容とか文体からも凄い勢いで彼女いなさそうだし、性愛問題について半ばナルシシズムを感じるほどにアクティブな宮台みたいなやつに対してルサンチマンとか抱いてそうだもんな。www
来た記念に下のバカにもちょっと突っ込んどこうか。
MUSとかいうやつははっきりいって遊鬱以上の馬鹿だな。
>従来、性格異常とか異常性格と呼んでたのを「人格障害」という言葉に置き換えただけ
>いまのような精神医学者や心理学者でなく、たいてい作家(文学者)がコメンテーターに出てきていた。
かつては作家ごときの単なる印象にもとづく観念だったのが、近年「人格障害」という概念になって精神医学界にも広く受け入れられ浸透したことに「世間の不安」が象徴されている、といってるのがわからんのか。救いがたいバカだなおまえ。
新参者とかいうやつもそれに勝るとも劣らぬバカだ。
>最近、宮台氏は「不信ではなく信頼をベースにした社会へ」みたいないいことを言っているので、そのことに矛盾しない言説を彼にはお願いしたいです。
どこが矛盾してるわけ?「人格障害」なる概念の浸透が世間の不安を象徴してるから、むしろ少年の犯罪動機の理解可能性を社会学的に喧伝して回ることで不安の鎮静と、信頼ベースへの移行を押し進めようとした。矛盾してねえじゃん。バカかおまえ?
なんかこうして読んでみると、どれも遊鬱の自作自演なんじゃねーの?と思えるぐらい似たり寄ったりのバカまみれだな。ほかのエントリへコメントつけてるやつとかのを読んでみても、「僕も楽しかったです。以上」とか「こんなことも言ってましたね」とかいう無内容でそもそも書き込む気なんかなさそうな自作自演くさい馴れ合いばっかだし、そんな一行レス的なコメントに対して遊鬱がやたら長文で聞かれてもないことに必死に答えてみたりしてて香ばしい香りがするな。www まああんまり童貞こじらすなよ。 - commented by やれやれ
- posted at 2006-09-07 00:40:18
- 言い忘れ。
>動機をあれこれ云々しても無意味だと力説されていたんですから
こんなバカに190点以上くれてやるセンター試って、いったい被験者の
何を測ってるんだろうな?w カンニングと暗記の器用さか?www
みたところ、お前もそこそこの宮台読者なんだろ?だったらなぜそれが
わからん?個別の動機について詮索するのは無駄だという意味は、
社会的背景(様々なシステムの空洞化)が惹起する心的問題なのだから
個別の動機を探っても無駄だ、という意味でしょ。ほんとバカだねえ。w
理解可能性っていうのは、そういう社会的背景から心的問題が起こりうる
という次元では彼らの振る舞いは理解可能だという話でしょ。 - commented by やれやれ
- posted at 2006-09-07 01:02:01
- >お前真性の「精神障害」だろ?あれだけ下で(俺を含めて)数人に指摘されても
うーん、むしろ私からするとPVGO佐藤さんとやれやれさんが同一人物に見えてしまったり、長文が香ばしいってやれやれさんご自身のコメントも充分長文なんじゃないの?と思ってしまうんですが、まあこれも精神病んでいるからそう見えてしまうということでしょうね(苦笑)
>「人格障害」とされる人間の理解可能性を強調し、他方で「感情教育」という処方箋を提示
それでは精神鑑定やら精神科医を否定する理由が分からないよ?それとも社会学のレベルで掬わないといけないの?年に数件あるかないかの犯罪をもって社会全体で大騒ぎして取り組むの?それが有用な言説?
>「必要な議論」に関する突っ込みはなしか?
すぐ上のみやだいもどきさんへの返答で返したものでは不十分ですか?
>「脱社会化」した存在(感情が壊れていると見える存在)の理解可能性を徹底的に強調して来ました。
だから、彼がこれまでさんざんあじってきた「底が抜けた」「心が壊れた」「仲間以外は皆風景」とか若者を例えるのは理解不可能性を訴えるものじゃないの?確かに「見える」ならば理解可能性ですよ、ただそれは今回初めて批判されて、強調してきたと言い出したことでしょ?だったらいつ、どこでどの程度強調してきたのか、それこそ理解不可能性をこそ伝える言説と比してどうかということを指摘しているんです。
>あんたは彼の議論が副産物として生んだささいな弊害
…宮台の議論の有用な主産物って何ですか?青少年犯罪に関しては既にコメント欄でも何度も指摘しましたが、教育改革だって何度も対談を行ってエールを送っていた寺脇の失脚に象徴的だけれど、教育改革は失敗だったと既に文部科学省自体が認めて舵を取り直しているじゃない。映画評論ぐらいですか?w
>アクティブな宮台みたいなやつに対してルサンチマンとか抱いてそうだもんな
アンチ宮台と仰るにしては物言いが宮台が小田晋を批判したときと全く同じですねw - commented by 遊鬱◆jnhN514s
- posted at 2006-09-07 01:18:13
- >年に数件あるかないかの犯罪をもって社会全体で大騒ぎして取り組むの?それが有用な言説?
ほーら。下のPVGOさんの時とおんなじ。自分の誤読問題が明らかになると
「で、そんなことしてどうするの?」と議論を次にうつすフリをして逃げるんだよな。
返答はPVGOさんと同様、「そんなのテメーで考えろバカ」です。
また、その他のコメントについての返答は、先ほど言い忘れとして連続投稿
したコメントに書いてあることで十分でしょ。ちゃんと読め。それを読んで
たらこんなアホなコメントはあり得ないはずだから。 - commented by やれやれ
- posted at 2006-09-07 01:33:10
- >返答はPVGOさんと同様、「そんなのテメーで考えろバカ」です。やれやれ、宮台信者って都合がいいんだね。
「脱社会的存在」が「人格障害」の社会学的な翻訳として提出された概念だというのは確か。そして、そこにあった「意図」が、精神医学に病気として回収されていた(切断操作されていた)「理解困難な犯罪者」を、理解可能なものとして社会「内」的に処理しようとするものだったのも確か。
だけど、ここにはやはり遊鬱氏がいうようにふたつの疑問が生ずる。
まず一点。「脱社会的存在」という概念を支えているのが「人格障害」概念とまったく同じ論理構成だということ。宮台は「社会」と「世界」の二分法によって「脱社会的存在」という概念を根拠づけている。つまり、コミュニケーションの領域とその外という二分法のもと、「脱社会的存在」は社会的コミュニケーションを共有しないものとして実体化されている。これは人格障害概念とまったく同じだ。つまり、それは認識カテゴリーではなく、存在カテゴリーにおいて練り上げられた概念だ。そのような概念の上に、「底が抜けた」「心が壊れた」「仲間以外は皆風景」といった形容をかぶせたのだから、宮台が少年を実体的にモンスター化したという遊鬱氏の批判は的外れなものとはいえない。
次に二点目。「脱社会的存在」を社会内的に処理するための制度設計をするとして、そもそもそのようなコストをかけるべき事柄なのかという疑問が当然生まれる。だから、遊鬱氏の「年に数件あるかないかの犯罪をもって社会全体で大騒ぎして取り組むの?それが有用な言説?」という疑問も話題を逸らしているのではなく、「社会学者」に対して抱かれるべきごく真っ当な疑問なのではないかな。
- commented by 宮台チルドレン
- posted at 2006-09-07 14:48:49