始めにららネタ
149 名前:花と名無しさん 投稿日:04/11/24 20:32:08 ID:???
今月のカレカノ読んでたら小5の夏休みの宿題の作文をマスうめるために漢字で書くところを全部ひらがなにしたことを思い出した。
150 名前:花と名無しさん 投稿日:04/11/24 20:44:41 ID:???
>>149 いいたとえだ。もう、それに尽きるね
…最近、長くなれば長くなるほど惰性とマンネリで買い続けているシリーズの山を見るたびにコンコルドの誤謬(;膨大な投資をした結果、その投資を無駄にしないためにさらに投資を続けること)という言葉を思い出します。
もうさすがにパトリそうでつ。
杉基イクラ「ヴァリアンテ」
ついジャケ買いしてしまった一品。1巻だけではなんともいえないけれど作品全体に漂う悲劇臭が、モノクロがはっきりした画面構成とあいまっていい感じを醸し出しています。ただし、幼馴染の友人をあっさり切り捨ててしまったのはもったいなかった。どちらかといえば暑苦しくて漫画の雰囲気と明らかに齟齬をきたしているヒーロー役の刑事が死んだ方がよかったのに。
樋口橘「学園アリス」第6巻
普通に面白い。最近では珍しい良質の少女漫画だから、アニメ化でより沢山の人に受け入れられるとうれしいなー。恋愛という2人だけの世界に閉じるのではなくて、クラス全員の笑顔のためにという一致団結ぶりが読んでいるだけなのに力を分けてもらえます。
桜井雪「ラヴァーズα」
桜井先生、絶対短編の方が良いよ~。「ショート寸前」(全5巻)も本編より、同時に収録されていた短編が良かったしね。外見・内面を問わない男勝り(嫌な言葉だね)の主人公が出てくるという点は全作共通なんだけれど、それでもひたむきに頑張る女の子を可愛らしく描く姿は、あちがちにみえてとても魅力的です。
今回の待望の短編集も、どれも可愛らしい話なんだけれど、特に「SLの女王様」が秀逸です。表面上の上下関係はお互い承知のゲームで、深いところで通じ合っている関係って理想ですよね。
遠藤海成「破天荒遊戯」第7巻限定版
来年のカレンダーはめぼしいものがなかったのでとりあえずこれで満足しとくことにします(今年は今野緒雪先生「マリ見て」でした)。
それにしても急展開の一冊でした。偶然のパーティーに見えて3人の関係は過去を手繰ればみんな同じ(まだラゼルちゃんのみ完全に明らかではないけれど)という因縁に基づく必然の関係なのですね。明るくギャグ満載で暗い話をやるというきわどい綱渡り感がたまらなくいいです。出版社移る前の第一巻発売当初から気長ーに買い続けているけれどこれは大正解です。
滝本竜彦×大岩ケンヂ「NHKにようこそ!」第2巻
3次元のロリコンは対象外ですが、それをのぞけばほぼ自分です。痛いよー、言動や行動が一つ一つ思い当たる節満載です。…その痛さが快感を生むんですけれどね。岬ちゃんの付きまとう動機付けがあんまりにも納得的で、認知心理学としても正しいので万歳三唱!それに覚悟はないけれど山崎君の恋愛論はまるで…思考伝播か、と痛い電波を飛ばしてみるテスト。