【ファンキー通信】『ジャンプ』と腐女子の密接なカンケイとは!?
>『ジャンプ』が腐女子に支持されるのには、それなりに理由があったワケだ。『ジャンプ』と比較されることの多い『マ●ジン』や『サ●デー』にも、男性キャラクターがたくさん登場する作品はある。しかし、あくまでそれは男性読者に向けた存在であり、野郎色が強いというか、汗臭そうというか…そういったところが腐女子的にNGらしい。そもそも『ジャンプ』が腐女子に人気を博すようになったのは、たくさんの美少年が登場する『テニスの王子様』という作品がきっかけだったという。
ファンキー通信って腐女子絡みの記事多いけれど、いっつもいいかげん。少しでも同人誌の歴史を知っていればキャプ翼、聖闘士聖矢ぐらいは遡れるでしょうに…。テニスの王子さまはむしろそのような層があることを前提に始められたものでしょうに。
ジャンプ打ち切り大全
という面白ページは最近のジャンプというものを考える上でとても参考になるページだと思います。つまり、いったい何が今のジャンプに求められているのかということを考えるにあたって、何が求められていなかったのかという希少な資料です。中には短期打ち切り後に長期連載、人気作家となられていることもあるので、単に才能でしょと切り捨てるわけにはいきません。
で、打ち切りといえば…↓
痛いニュース(ノ∀`) 【江川達也】 ビックコミックスピリッツの『日露戦争物語』が打ち切り
>最後の内容は、最後は「日清戦争」の途中から「三国干渉」まで雪崩を打つようにハイスパートで解説文字の羅列主人公の秋山真之がほとんど登場しない。あんだけ小林よしのりを否定してたはずのに、なぜか結論は小林よしのりに瓜二つ。
まあ、小林よしのり云々というより、最近は単なる俗流若者論を垂れ流しているだけのコメンテーターだと思いますが。まあ、壮大な意気込みだけでこのざまと、東京大学物語以来読んだことはありませんが覚えておきます。
歴史ものといえばもうすぐ大著が出来上がるかもw(まだ未完だけれど)↓
初心者のための現代ギャルゲー・エロゲー講座
「映像の世紀」を下敷きに延々と説明を展開しているのですが、これが凄い。私は「雫」以降からはだいたいの流れを把握していたつもりでしたがこう滔々と語られるとただただ感心しかできないです。おそらく、これだけ押さえていれば初心者というか、知らない人でもいきなり評論家の仲間入りできるんじゃない?w
で、そろそろ秋新番のチェックを始めているのですがこれまた凄まじい本数で…結果として必ずまた目にすることになるであろうGilCrowsの映像技術研究所さま「ヤシガニアニメの歴史(MUSASHI -GUN道-までの流れ)」
も押さえておくべきかとw
新番といえば、つよきすに引き続き、おとぼくが放映前から声優変更でやばい香りがしていますが、そのようなことも含めて挫折2秒前(ブログ)さま「声優さんの裏名…というか源氏名…?」
(コメント欄こみね)は声オタは知っていると面白いかも。
b# さま「文末表現」
ではいろいろと触れているブログを纏めた上で、断定、事実とは何か?、効果としての文末表現、疑問形の効果の4つの視点から述べておられるのですが、結構意識的にせよ、無意識にせよ気をつけているかな~と思います。付け加えると読んでいて楽しいかというリズム(別に韻を踏むということではなく)があるかということも気にしているかな?ただ誤字脱字は基本的に気にしな~い♥(もっと普通におかしい部分がいっぱいあるしw)
ARTIFACT@ハテナ系さま「話し方問題」
>自己内省というか、自己批評的、ミもフタもなくいえば、自分でつっこむ独り言モノローグはオタク作品でよく見かけられる。古くは押井守作品でよく見かけるし、代表的なのはメガネだ。戯れ言遣いシリーズのいーちゃんやキョンはダウナー系で、『うる星やつら』のメガネはアッパー系。
(∩゚д゚)アーアーきこえなーい
というのは冗談としても振り返ってみると確かにブギーポップというか上遠野先生のあとがきの文調には影響受けているかも。ただ、順序としてはもともと内省が好きなので自然とこういう書き方になったという延長された表現型の一種かもw
以下はおまけ、まったく関係なし(単なるストックの放出)。
600 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2006/07/16(日) 15:36:46 ID:wBID6bMN
負け犬達のサーカス→ビートと入ってようやくエンブリオまで辿り着いた。
炎上の真髄を見た。
602 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2006/07/16(日) 15:39:32 ID:qOrC7ryA
>>600
負け犬(漫画)
↓
ビート1~4
↓
笑わない~エンブリオ
と、読んだのか?なんか・・・・・まあいいや。
603 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2006/07/16(日) 19:36:22 ID:J/5zygRU
>600
あまり見ないケースだな
監視対象か?一応アクシズに報告しておくか
604 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2006/07/16(日) 20:46:09 ID:hD2CbLhz
>>600
すまん本編にはエロ教師もエロ生徒もでないんだ。
あの漫画は素晴らしすぎますからねw 高野真之先生が一発で好きな漫画家になりました。
831 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2006/07/25(火) 22:03:06 ID:tTlcsJeD
ねーわよの初登場って「笑わない」の藤花の「わかってねーわよ。」か?
835 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2006/07/25(火) 23:11:51 ID:prX2M8JN
もっと突っ込むと・・
山岸由花子→トリッシュ→藤花
元ネタばらしキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!
483 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2006/08/26(土) 17:56:06 ID:q2Afb7gM
かどちん、『しずるさんと唐傘小僧』が載ったバトロイで色々語ってたな。一ページ丸々使って、各お題ごとに自分の思ってること。うろ覚えだが、お題は「ミステリーについて」「病院について」「美少女(美少年)について」・・・他にもあったけど忘れた。けど、その中の、何かの項目で吉良吉影のセリフっぽいことを書いてた。「深い悲しみもいらない。**喜びもいらない。植物のような生活に憧れる…」とか。
んで、「ミステリについて」の項目で、「消滅」がどうの~って書いてたな……。――あとで時間あったら、探してみるかな。
484 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2006/08/26(土) 19:53:48 ID:uBqBf43V
『ミステリーについて』
要するに謎めいているものを巡ることだと思う。そして謎というのは解かれてしまったらもはや謎ではなくなるので、本質的にミステリーという小説形態は“幻滅”というもの根本のテーマとして内包しているのではないか、とか思う。そして幻滅のない人生などというものはないわけで、そういう意味ではかなり“リアル”なジャンルのよーな気がしてならない。
『病院について』
あんまり好きではない場所ではなのだが、なんだか知らないが小説にやたらと使っているなぁ……。かつて社会人だった時代に(今でも“小説家”という社会人なのだが)勤めていた会社が環境管理をしていた病院で、いわゆる医学標本が並んでいる所に入ったことがあるが、心臓の輪切りとかが、それだけポンと置かれてあっても怖くねーなとか思いました。ちなみに脳味噌というのは皆さんが思っているよりもずっと小さいものです。せいぜい握り拳ぐらい。(これはなんの話なんだ?)
『平穏な日常について』
激しい喜びはいらない。そのかわり深い絶望もない、植物の心のような人生には正直憧れる。なかなかうまくは行かないが。なんだか一見平穏で穏やかに見えるものほど中身は激しく、逆に活動的ということになっているものほど内側では硬直して変化がないような気もするし。「醒めていてどうする。熱くなれよ」とか言っているだけの変化に乏しい人は、言われている相手の中にある心の激しさを理解していないだろう。でなきゃ「キレる」とかいうよーな言葉が変な響きで語られる今はないはずである。「相手のことも自分のこともよく考えなきゃ」とか。しかしいくら考えても、どこかで決定的に平穏なだけではいられない部分が人間にはあるよーな気もして、心というのはまったく面倒くさく、それ故に面白いのかも知れぬ。ぬう。
485 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2006/08/26(土) 20:40:51 ID:psOelZ8F
『前向きと後ろ向きについて』
私はスゴイ後ろ向きな発想ばかりするネガティヴ人間で、人生はお先真っ暗で自分は人間の屑だとか考えて夜中にのたうち回ったりしているのだが、後ろ向きすぎて、他人がヘタな弱音を吐いたりしているのをみると「なめとんのか」とか激怒する癖がある。「その程度の後ろ向きな姿勢でどうする」とか。「どうも気が向かないんですよ」などと言われると「貴様に“どこを向いても自分の気に入るものが何一つない”という事態が理解できるか」などと訳のわからないことを心の中で怒鳴ったりしている。でも後ろ向きなので実際には言わないでニコニコしていて、夜中に一人になって「どーして言わないんだ俺はあ」と床の上でのたうち回るのであるが。
『猟奇事件について』
あんな小説を書いといてなんなんだが、私は無惨な事件というものは基本的に嫌いである。正直そういう事件のことを喜々としてマスコミが書き立てたりするのを見ると、おまえらの方がよっぽど残酷で猟奇犯罪者だとか思う。結局騒がれれば事件で、話題にならなければなんでもないということ自体がなんかヤな感じだ。ちなみに現実のバラバラ殺人の動機の最大のものは“後片づけをラクにする”ためなんだそうだ。
『引用について』
私は自分の作品に他人様が書いた文章を引用するのがやたらと好きである。基本的に小説を書いたりするのは孤独な作業なので。そこに他の人の文章が出てくると、なんかその人と友だちになれたような気がしていい感じなのである。外国の人とかとっくの昔に死んじゃった人なんかも多いのだが(それどころか諺とか民間伝承とか誰が言い出したかわかんないものも多いのだが)それでもなんだか、我等が仲間という気分になれるのである。
486 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2006/08/26(土) 20:41:44 ID:psOelZ8F
『美少女について』
美少女というの基本的に馬鹿だと思う。人間というのは自分のすべてが世の中に受け入れられないから、それをカバーするために頭を働かせて知性を獲得していくものであるが、美少女とか美少年という存在は世の中に受け入れられない自分というもの基本的に知らないので、頭が良くなる必要がないのである。だから頭のいい美少女というのは、実はその美貌をもってしてさえ世の中と相容れず頭が良くならざるを得なかったという点で、ものすごくコンプレックスのきつい屈折した人である(でも名探偵という人種は男女問わず基本的にそういう人ばかりです)。あんまし気軽に人のこと綺麗綺麗っていうのもなんだかなあ、ホント。ちなみに頭のいい美少年などという者はいません。連中は皆バカです。頭が良くなると美少年ではなくなって、鬱屈した“男”になってしまうのです。たとえ彼が十五歳でも、ひねたオッサンみたいになってしまうのです。そこから美青年や美中年になれるかは本人の精進次第でしょうが、別に私は美少年ではなかったので知ったことではありません。(……でも女性が知性を獲得していこうとすると、どこか少女っぽくなるのはなんでなんだろうか?) (本文:上遠野浩平)
とにかくつぼw
487 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2006/08/26(土) 20:50:43 ID:o3JNFg6m
しずるさんの時のインタビューだっけ?乙。
621 名前:富田派 投稿日:2006/09/03(日) 16:24:49 ID:XqJfKdd9
ブギーポップってどのへんがすごいの??
ライトノベルなるものを読まないせいかよさがよくわからなかった…
622 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2006/09/03(日) 16:29:24 ID:e7LyD//o
格好がすごい
623 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2006/09/03(日) 16:33:51 ID:RQGboeYX
>>621
「ブギーポップは笑わない」が出版された当時のラノベはまだ、剣と魔法、異世界ファンタジー物が主流だった。そのなかで、日常というか普通の高校が舞台、普通の何も特別な力を持たない高校生男女がメインのストーリーは異色だった。現在(いま)でこそ学園モノのライトノベルは珍しくないけど、その先駆はブギーポップにあるといっていい。や、ブギー前にもあるにはあるが、ラノベ読者に一斉に、こういう手法、世界観がありだと知らしめた功績は大きい。
と何処かで書かれてました。
だから現在の厨房工房が『笑わない』を読んで、「何も新鮮味がない」「萌えがない」「古い」とか言うのはいい意味で(悪い意味で)、最近のラノベに慣れてきている(学園モノや能力モノは当たり前と思っている)から。
>>622
ええ!?そういう意味っ!?じゃあ、黒ルージュを推す。えろかっこいいです。ブギーさん。
624 名前:富田派 投稿日:2006/09/03(日) 16:38:46 ID:XqJfKdd9
>>623
なるほどなあ・・・
今大学生で、ライトノベル自体は小学校の頃からあった気がするけど(ゲームブックとか図書館にあった気がする)学園モノは珍しかったわけね
でもなんかブギーポップもエヴァンゲリオンが流行終わったあたりに出てきた気がするからその影響な気もするなあ
625 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2006/09/03(日) 16:40:09 ID:GAVMU0NF
>>624
むしろジョジョ4部の影響かと
626 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2006/09/03(日) 16:46:02 ID:RQGboeYX
>>624
エヴァブームはまだあった。『笑わない』刊行時点では。あと、有名すぎるが、かどちん本人がジョジョの影響受けたと言っている。>>625の言うとおり、かどちんはジョジョ「4部」についても熱く語っていた。活字倶楽部にて。
そしてその上遠野先生はのちに「世界系」と称されるようなラノベの祖となりました。まさに小説のテーマのように波及を現実において大言されています。
以下 単行本感想
【岐路の聖典】
「GO!ヒロミGO!」8巻(最終巻)麻生みこと
>『海と書きたければ海を見て 楽と書きたければ楽しんで』
藤崎「ことのは」
麻生みこと「天然素材でいこう。」~理「心」論~
を記したように、いまきちんと定期的に連載されている先生の中で、緑川先生と並んで大好きな愛してやまない先生です。内容?今回は触れません、いずれ纏めて感想をあげます。ただ、自分の中で歯車が動いたのを感じました。節目、節目(前回が天使禁猟区でしたからだいたい10年ぶりですか)でこのような作品に出会える…これだからオタはやめられないです。
あと、同じように後押ししてくれた作品として時をかける少女~Time waits for no one~
も密かにアップ♪(おそらくシムーンも同じ役目を果たしてくれるはず、このように立て続けに後押しされるとさすがに運命を感じ…感じたいかな)
【幸せを届けてくれた作品群】
「4ジゲン」1巻 にざかな
これまた以前、「B.B.JOKER」過渡期に舞い降りた黒い笑い
を書いたように好きな作家だったので再結成まんせー!というか、まったく作風が変わっていないw 巻末でネタにしていますが、原作と漫画担当両者の仲の悪さ、ぎすぎすかげんがつくりだすネタと絵の違和感がギャグの強度を強めています♪この黒い笑いがたまらないっす!
【購入に値した作品群】
「桜蘭高校ホスト部」9巻 葉鳥ビスコ
いつのまにかにアニメの方が原作を抜いていたりしたんですね…。アニメはあと2話で文化祭話(環&鏡夜が主役)をオチにもってきたみたいですが、原作の方もようやく環が己の感情に気付き…って微妙に先送りしたのでいつ終わるか分かりません。ただ、以前双子の片割れが述べていたように、気付いた瞬間に否応なく関係は変わらざるを得なくそこから収束は早そうです。
【暇潰しにはなった作品群】
「ちょこっとヒメ」1巻 カザマアヤミ
動物好きではまったくないはずなのに妙に心がくすぐられました。そんな自分でも可愛いという感情が湧き上がったくらいですから、たぶん、犬猫好きにはたまらない一冊と思われます。
「金魚奏」 ふじつか雪
微妙…。古色蒼然とした恋愛ものは嫌いではないのですが、1話限りの短編ならともかく一冊引っ張るにはちょっと力量不足を感じました。
「つよきす」1巻 皇ハマオ
これでアニメやってくださいw ちょっとキャラがむちむちしているけれどそれもまた健康的な色気を出せていてよろし!
【なぜ手に取ったのか理解できない作品群】
「会長はメイド様!」1巻 藤原ヒロ
「シュガー☆ファミリー」 萩尾彬
幼稚すぎてコメント不能、「なかよし」「ちゃお」辺りがお似合いな気がする。
【惰性と言う慣性の法則が働いている作品群】
「ぱにぽに」9巻 氷川へきる
さすがにもう飽きた…もうそろそろ見切るかも(思わせぶりに着々と進行しているはずの大事件がまったく表に出てきていないよ!)