講談社、減収増益の決算に
>2005年11月期業績は、売上高が前年比3.3%減の1546億円、税引前当期利益は78億円(前年は5億1000万円の損失)。分野別売上げでは書籍が1%減、雑誌が9%減、コミックが3%減となる見込み。コミックス、文庫はヒット企画もあり好調に推移したという。12月20日開催の販売会社「感謝の会」で、野間省伸副社長が発表。「06年度はビジネス書の新シリーズ立上げなどコンテンツを充実させ、縮小から拡大の年にする」と語った。
【12月22日更新】
3%減でコミックス好調というのはどういうことかとも思うけれど、要は下げ止まれば御の字ということなんでしょう。ただコンテンツを充実させって意味不明。書籍なんてコンテンツそのものなんですが?言うならばメディアミックスでもってコンテンツとして有効利用するというべきなんでは?
トニオ・トラサルディのモナド反社会学講座 第1回
最近(ここ数日)、書評めいたものを書き散らしているのでメモ。フォークの先でしゃべるような言葉ではなくて、完全に忘却した後に読み直したときにすーっと理解できる簡易な言葉を。
984 名前:山師さん 投稿日:2005/12/28(水) 12:58:57 ID:QBbBYxHb
システム開発の実際
顧客が説明した用件:イスが3つもある立派なブランコが欲しいな~。
プロジェクトリーダーの理解:普通のブランコを作ればいいんだ。
アナリストのデザイン:理屈っぽいとんちんかんなブランコをデザインする。
プログラマのコード:動きません。
営業の表現、約束:ゴージャスな肘掛付椅子を作ることできますよ。
プロジェクトの書類:そんなもの存在しません。
実装された運用:使ってみたら中途半端で役に立たない。
顧客への請求金額:ジェットコースターを作ってもらったくらい高いやんけ。
得られたサポート:ちょびっと。
顧客が本当に必要だった物:実は縄にタイヤがついてるくらいのブランコで充分間に合った。
「紅」片山憲太郎(著)
は以前→http://newmoon1.bblog.jp/entry/211983/
で好意的に取り上げたので追記。
これもきっと現在の西尾維新作品好きなんかに好意的に受け入れられるとは思うんですが私からすれば戯言シリーズについてぼやかして
不満を記した部分を型月→戯言とすれば流用できてしまいます。電波的ではまがりなりにも推理物の体裁(戯言シリーズの初期と同じく)を整えていたのに、派生作品の位置づけ(これまた零崎主役の単行本みたい)の本作ではいきなり、推理物をかなぐり捨てて異能バトル突入です。いろんな家を無駄に用意するところまで真似てどうするんでしょうね?これ読むくらいなら普通に戯言シリーズ読むことをお勧めします。
42 :メロン名無しさん :2005/12/09(金) 23:39:07 ID:???0
舞台が地球なところもそっくりだし、両方とも台詞は日本語ばっか。
こんなに似ている作品も珍しいよ。
この種の感想に対する痛烈な皮肉になのでメモ。ただし↑の作品に関しては取り下げる気なし。
「5121小隊の日常Ⅱ」については、だからこれをアニメ化してくれれば良かったのにという想いと同時に、どこまで続けるのかという点でそれこそ戦線の伸びが心配になってきました。おそらく九州撤退時点でやめるというのが綺麗な引き際だった気がします。それを今作で幻獣共生派と芝村の和解まで続けることが明らかになってしまったので、それこそゲームについて公式WebやCDドラマで平行世界をぐだぐだと拡張して( ゚д゚)ポカーン となった二の舞とならないことを切に祈っています。
私にとっていきなり刺されてゲームオーバーというあまりにも鮮烈な衝撃を味あわせてくれた原千翼長がほぼ主役(既存の作品はパイロットにばかり照明を当てているのに対して、五分五分で一見地味な整備、補給に光を当てているというだけでも恐るべき作品です)を張っている榊先生の手によるガンパレはゲームに勝るとも劣らない傑作だと思っています。
「未来の白地図」は萎えかけていたマリみてに対する想いに再び炎を燈してくれたみたいです。ドリルがロザリオを否定した瞬間、そしてそのことを巡る祥子さまと祐己との会話(彼女たちが姉妹になった話を下敷きにしているあたりも素晴らしい)も良かったのですが、今回のそしてたとえ祐己の妹が決まっても読み続けようと思ったのは令と祥子さまの会話。卒業という節目を妹との関係(それは自分自身に対する評価そのもの)に基づいて180度異なる選択をするのに対してともにそれを認め合っているところ。先に令さまの覚悟を聞いて(一般的に成長とされる選択)、毅然と祥子が選択するさまには改めて惚れ惚れとしてしまいました。