根拠なき熱狂~悪影響「大」論の科学的検証~ | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

「テキサスの狙撃兵」

→あらかじめ納屋の壁に銃倉が空になるまで銃弾を撃ち込んでおく。そして壁に歩いていき、銃弾が当たった部分に標的を描く。

例)表現規制をするということがあらかじめ決まっている中で、正当化する理屈ならばなんでも事挙げ、否定する言説に対しては「科学性」を分離し「社会的に」「常識的に」のような茫洋とした言説で矮小化すること。


バーチャル社会のもたらす弊害から子どもを守る研究会第七回 議事要旨が公開されました。注目すべきは前回公開時のコメント欄 で「次の委員会が既に成されている可能性が極めて高い」と記しましたが、案の定、11月10日(金)と前回分公開前になされていました。先週末のサンデープロジェクトで教育再生会議の議事録公開が満足に成されていないとの批判があり(義家は微妙な問題なので途中で明らかにすると影響されるみたいなことを言っていましたが)、草野教授がせめて1ヶ月もかけずにすぐに公開すべきとの見解に対して、海老名氏も義家もそれは可能だと述べておられたことを覚えておきましょう。

まずは恒例のABCゲーム当て嵌めから今回はA~Gの7つ、参加委員は8名です。(?つけましたがGに関しては池田佳隆代理日本青年会議所会頭の可能性を捨てきれませんが)

A=小林寿一(科学警察研究所犯罪行動科学部少年研究室長)

B=岡田尊司(京都医療少年院精神科医・『脳内汚染』ならびPN小笠原慧 でのエログロ小説著者)

C=坂元章0(お茶の水女子大学准教授。CERO理事)

D=相原佳子(弁護士)

E=竹花豊(警察庁生活安全局局長・元東京都副知事)

F=江川紹子(ジャーナリスト)

G=姉崎昭義?(PTA全国協議会環境対策委員会副委員長)


冒頭にちらっと触れた先週のサンプロについてはInterdisciplinaryさま「懐古」 をお読みください。具体的にどこがどう良かったのか体感以上のものは根拠皆無のくせにこの海老名氏の自信、いったいどんな教育を受けてこられたんでしょうね?まだおどおどしている義家の方がましです。今は「家庭」でなく「家」になってしまったから「庭」を作らないといけないって…たぶん縁側がどうこうというものを洒落たうまいこと言ったつもりなんでしょうが元ネタは誰でしょうね(しかし、携帯についてフィルタリングの義務化のようなものを提言しているとかさも専門家のような言にこのバーチャル委員会でのやりとり知っている人間としては失笑してしまいましたよ)?

参考;教育再生会議第二分科会 子どもの「心の成長」のためにw (議論たたき台)

あとですね、さもいじめ自殺で今の子どもが自殺しまくっているかのような印象を形成しかねませんが性・年齢階級別自殺死亡率(人口10万対)の年次比較 見ればそんなことがないことは一目瞭然ですね。どう見ても死んでいるのは成人です、桁が違いますw

子どもの頃によく遊んでいた遊びランキング
>1位には、お互いを無邪気に追いかけまわした《鬼ごっこ》、2位には鬼が大きな声で呪文を唱える《だるまさんがころんだ》、3位にはボールがあれば地面に線を引いてやった《ドッジボール》がランク・インしました。

1位、2位いずれも鬼はひとりで他の皆は逃げたり、鬼から仲間を解放して孤立化させる遊び。ましてやドッジボールなんて人にボールを思いっきりぶつける…イジメを助長しかねないんじゃないの?w


以下 関連するようなしないようなニュース続き+ABCゲーム解説

えー今回、懲りずにご自身の小説と混同したかのような脳科学的言説を岡田氏が開陳されているようなので↓

澤口俊之の「脳科学者はかく稽ふ」さま「ゲーム脳」の行方
>森昭雄氏が『ゲーム脳の恐怖』という本を書いた(2002年)。その主旨は「子供がTVゲームをし過ぎると脳が壊れる」という,この言説自体が意味不明なもので,読むに耐えない本だった。脳波の解析を軸にしているが,「脳波とは何か」すら分かっていないような中味で,むろん科学書ではない。「本での言説は概してレベルが低い」という典型で,いわば「エッセイ」であった。

>「TVゲームは前頭前野(前頭連合野)によくない」と学会やシンポジウムで言明していた有名な日本人脳科学者(名は特に秘す)がいる(当時は,計算や読書がいい,と力説していた)。しかし,彼は国内では森氏ほどの非難を浴びてこなかった。ただ,ヨーロッパのシンポジウムがらみで,この言説がヨーロッパで(特にゲーム会社から)痛烈に批判されたせいらしく(本人から聞いたが,詳細は不明),この説を今では撤回している。撤回する前は,むろん,原著論文を書いていない。しかも,最近では「TVゲームは前頭前野にいい」とまで(やはり原著論文なしに)言い始めている(最近,TVゲーム関係の企業と提携したせいかもしれない)。

>「TVゲーム有害説」も,その逆「TVゲーム有益説」も,現時点では,「牛乳有害説」や「牛乳有益説」よりもレベルが低い「真実」である,としかいえないのである。

かつて新・後藤和智事務所さま「俗流若者論ケースファイル37・宮内健&片岡直樹&澤口俊之」 のようなことを述べていた方とは思えません。・゚・(つД`)・゚・ 。これぞ科学者としての真っ当な見解ではないでしょうか?ただ慎重に私見と断っておいでですが、それが善か悪かはともかくゲームによる影響については大きなものを見積もっておいでのようですね。

痛いニュース(ノ∀`) さま「「『グシャッ!』と潰されて死んでしまいました」小学校教諭、子供の遺体や全裸写真をHPに大量掲載→生前写真掲載された遺族が告訴へ」
>男は「写真が載ったHPがある」と匿名のメールを遺族にも送りつけていた。さらに「クラブきっず」という名前でHPを運営、別のHP上で「3度の飯より遺体が好き」などと名乗って自らのHPを紹介していたことが分かり、告訴・告発に踏み切ることを決めた。男は現在、東京都羽村市の小学校に勤務。

こういうインパクトのでかいのが喧伝されることで…はぁ~こういう迷惑なやつはさっさと勝手に(自主規制)

A=小林寿一(科学警察研究所犯罪行動科学部少年研究室長)
>普通パネルというのは同じ尺度を2回測って、ほかにもいろいろな統制要因つまりかく乱要因なんかを統制してます

以前、発言時も統計に基づいた指摘、補足であったことを考えると間違いありません。

B=岡田尊司(京都医療少年院精神科医・『脳内汚染』著者)
>臨床的な実感としても社会性の発達の問題の一部にそういうメディアへの耽溺とかあるいは暴力的な面に触れてやりすぎるという説明が非常に関係しているのではないかとういうことがあるわけです。

はい、はい「ゲーム脳」「ゲーム脳」('A`)

C=坂元章(お茶の水女子大学准教授。CERO理事)
>前回の会議で、CEROからお話がございましたけれども、CEROの審査では、そういう特に問題になりそうなところを集めたビデオを業者が提出して、それを審査しています。

間違えようはずもありません!なんと前回分も含めて専門家としての良心に基づき一歩も引かず戦っておいでです。・゚・(つД`)・゚・ 。

D=相原佳子(弁護士)

>表現の自由との関係が問題になると思いますが、やはり子どもの問題に関してはそれはかなり大きく制限してもいいのではないかと私は基本的に思っております。そこら辺のところできちっと書いていただくべきと。ただ児童ポルノの単純所持にはまた違う配慮が必要だというのはそれはよく分かります。

>結局一番被害者になるのは子どもです。いわゆる子どもを性の対象にしての幼児に対する加害の問題が大きいですよね。

表現の自由について法的規制の観点から語れる専門家は前田か、弁護士であられるこの方。そして以前に記しましたが相原氏はもと少年(女)刑務所に勤務しておられ後段抜いたようなスタンスで竹花とスタンスをそろえることは自然かと。

E=竹花豊(警察庁生活安全局局長・元東京都副知事)
>そんな形でまとめさせていただければよろしいでしょうか。

>私としてはこの中の弊害については、もちろん誰もが納得し得るようなものであればこのまま研究会の報告として書かせていただい

はいはい、会議の私物化、私物化。

F=江川紹子(ジャーナリスト)
>あれもこれもというのはどうなのかなと。むしろあいつらはバーチャル的なものは嫌いだから目の敵にしているから全部やってるんだというふうに否定されるよりも、もうちょっと説得力があった方がいいかなという感じがしたんですが。

>ビデオ、ゲームも私はもっともっとすごい影響があるかと思っていた、あるいは野放し状態だと思っていたら、ここでいろいろな人たちの意見を聞かせてもらったおかげでかなり意識がこの業界も、いろいろな批判を浴びたこともあって高まってきているなというの知った

C委員もおっしゃったように、携帯のところで触れる中でほかのメディアの影響も相まってというようなそういう感じが限界ではないかなという気がします。

>私も今のG委員やC委員の意見に非常に同感するところがあります。子どもに対する性行為を社会的に黙認する風潮は私はそんなに蔓延していないと思うんですね。

C委員すなわち坂元先生に賛同の意見を積極的に述べられているという点でこれまでと同様に江川氏で間違いないでしょう。今回、江川氏も前回の議論に危機感を覚えたのか積極的に発言されています。・゚・(つД`)・゚・ 。

G=姉崎昭義(PTA全国協議会環境対策委員会副委員長)
>私も社会的に黙認する風潮が蔓延するというよりも、認識した人が要は社会的に黙認されているんじゃないかなと勘違いするような状況が、実際的には問題なんじゃないかなというふうに感じます。

>次の段階の法規制として製造を禁止するという前に、ある程度の審査を受けることを義務付けるというような方法もあるんじゃないかと、今皆さんのお話を聞いて感じました。


実は今回一番驚いたのはこの方。青年会議所には偏見に近いものがあるのでこのような意見は消去法で姉崎氏と推測しているのですが、きちんとこれまでの坂元先生、江川氏の意見を聞いて理解しその意見に賛同する立場を明確にされています!あー正論を受け容れる人がおられたんですね。・゚・(つД`)・゚・ 。


Comments
後藤様引き続きお返事させてください♪

実際のところ「食育」に関してはそんなことを主張する人間が痛いだけでって(…これだけ誰も彼もがいう状況だとむしろこちらがガリバーなのかorz)あまり害はないかと(あの歯が退行するうんぬん壮語した輩はともかく)。しかし、食生活の理想が戦前の粗食?だとするとその頃はいったいどれだけみんな長生きしていたんでしょうね?きっとそれだけ良いものを食べていたんだから平均寿命は今より長いはずですから。

>男性はこの10年で、肥満に該当する人がどの年代でも5%ずつ増える一方、若い女性の無理なダイエットなどが原因で、新生児の体重が2500グラム未満の「低体重児」の増加も深刻な問題になっているという。1990年には全体の6.1%(約7万5000人)であったものが、2004年には9.1%(10万4000人)。「妊娠時に栄養が足りないと、生まれた子どもが高血圧、動脈硬化、糖尿病などになるリスクが高い」とやせ過ぎの女性に警鐘を鳴らした。

●ここまでくると(地産地消とか)もう「食育」の守備範囲が無制限に拡大してなにさしているんだか分からないんじゃない?w だいたい日本人の食生活を貿易摩擦解消のために宗主国アメリカ様にさしだしたのはどこの国の政府なんでしょうね?
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2006/12/14 00:21
 「食育」がらみで追記を。

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/e20061124003.html

―――――

健全な食生活呼びかけ 初の「食育白書」 閣議で決定
2006年11月24日(金)16:04

* 産経新聞

 政府は24日の閣議で、食育の推進施策をまとめた初の「食育白書」を決定した。昨年7月に施行された食育基本法に基づき内閣府が作成したもので、家族一緒で取る夕食の減少や生活習慣病の増加など、健全な食生活が失われつつある深刻な現状を指摘。現在実施中の施策の具体例を示し、食育の国民運動への発展を呼びかけている。

 白書は、今年3月に政府の食育推進会議が決定した「食育推進基本計画」について、平成22年度までに朝食を取らない子供をゼロにすることや、中性脂肪や血糖値などが高い「メタボリック症候群」を知っている国民の割合を80%にするなどの目標を紹介。同年度までに、全都道府県と半分以上の市町村で食育推進計画を実施・作成するとしている。

 すでに実施中の食育推進施策としては、福井県鯖江市の小学校での栄養教諭の取り組みや、食事の望ましい組み合わせをイラストにした「食事バランスガイド」の徳島県での活用例などを特集して解説している。

 内閣府は「初の食育白書が、食育を国民運動として盛り上げていくための契機になればいい」としている。
(産経新聞)

―――――

 さらに。
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2733503/detail
http://www.shokuiku-gakkai.jp/
 こんなものもあります。ああ、もういやだ。
commented by 後藤和智
posted at 2006/12/06 12:15
たにーさん、こんばんわ。

>自主規制強化路線ですかね、まぁ正確には”強制的”に自主規制を強いるのでしょうけども。

私もそう思います、強制も書くなという直戴なものではなくて、その種のものはおおっぴらに流通させるなという辺りの搦め手でありながら最も効果的(この点を今回相原氏、前田氏は見抜いていましたね)な手段でやるあたりがね。流通できないものを出版社も作者も好き好んで描けないですから、結果的に描けなくなる。そして+αとしてそのような縛りがきかない同人に対しては強制力をというのが落としどころになりそうな恐怖があると思います。

警察の天下りよう団体に関しては、こと竹花に関してはこれまでの議事要旨批判に記したようにその種の分かりやすい利害に基づいて行動していないマジな人だと思いますよ。単に利権を作るだけならばもっと利口な方法はいくらでもあるでしょう…。
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2006/12/06 00:52
後藤さん、こんばんわー♪

澤口さんに対する追及厳しいなってかつてセクハラで大学を追われたときに石投げろと書いていた自分が言う台詞ではないかもしれませんがw

>「サンプロ」も録画しております、一応。

海老名氏には神経ぶちきれるかもしれませんから見ないほうが精神衛生上いいかもと一応忠告しておきます。

>教育再生会議第2分科会資料

いやもうここまでくると笑うしかないですよね、こういうことを真顔で言っている人たちに対して届く言葉はもはや「恥を知れ」というだけです…こいつらはつい5年ほど前に「生きる力」とやらを教え込めとか主張されていたことをしらないのでしょうか?いや、お世辞ではなしに後藤さんがこの種の委員会に入れる日が来ることを祈っていますよ…。

>「食育白書」

…最初、県単位の調査なんかでこんなものが出てきた日にはただ嘲笑すべきものとしてメモしていたはずなのにまさかこんなことになるとは流石に予測していませんでした。というか、まずは「ワタミ」の社長に家で食事を作り、とるべく廃業を推奨することから始めてみればとか思います(投げ槍)

>奴らは戦後の豊かさが食の崩壊を生んだ

戦争では若い世代も巻き添えになってしまうので手っ取り早くこの手の主張をする奴らはアフリカで1年くらい援助なく生活してみればいいのに、豊かな生活を満喫しつつそれを否定するってなんて「美しい国」なんでしょうね。

>筑紫哲也でさえ

この辺に右も左もこと若者・子どもに関する問題に関しては統一戦線組んでの現実遊離した妄言吐き散らしているという実例ですね。そんなに現在を大切に出来ないのかというより、どうしてそこまで過去を美化できるのか不思議でならないよ。
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2006/12/06 00:45
>もともと胃弱なのに、最近ますます胃弱な男さん(コメント名長いよ!)コメントありがとうございます。

今回、私の嫌いな言葉に「空気」と並ぶものとして「風潮」が加わりました。最初に記されている雑感についてほとんど同感です。

・同人は擁護者がいないので嫌な予感がします。
・江川氏にとって性の低年齢化という部分は見逃せない問題でその要因は…という部分があるのでしょう。ただ、内容規制そのものについてを求めるのではなく、流通段階での自主規制を求めるに留めているのが良心的な部分といえばそうなのかなーと。
・お礼の言葉なら別に迷惑じゃないんじゃない?というか今回ゲーム(結果的にアニメも)内容への規制が外れたのは、誰がどう読んでも100%坂元先生のお力ですよ、本当にオタは坂元先生宅に足を向けて眠れませんよ。・゚・(つД`)・゚・ 。
・岡田に関しては今回で完全に論破されているので、もはや研究的に裏づけがあるので規制しろという言説はでてこないんじゃない?それこそ竹花―前田が途中から方針転換した「風潮」に基づく規制こそが脅威かと。

>法規制云々と言ってるのは竹花だけ

この点では前田でさえ一線を置いているので安心できるかなと思っていたのですが、よく考えれば両者が対立しているような構図はあやしいかも…。あえて竹花が極端な対案を出すことで前田らが考える自主規制という名の下に、ある種警察なり何なりが規制を強制する仕組みを穏当なものにみせていることに成功しているとか…これは考え出すと陰謀論になりそうなのでやめておきますが。でも、G委員を指弾されていますが、G委員が嵌った構図はとりあえず極論よりはまだ穏当だし良いんじゃないというようなものを感じません?
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2006/12/06 00:29
>>後藤和智さん

>教育再生会議第2分科会資料の内容の電波ぶりに噴いてしまいました。

私も噴きました。『学校で30人31脚をやる』とかもね。教育再生会議なんて言ってるけど、こいつらが教育語る資格なんてないですよ。馬鹿すぎる。


>>たにーさん

竹花はガチで法規制かけたいんでしょうけど、他の委員はそこまでは考えてなさそうですね。警察としては、2007年問題(団塊世代の大量退職)に備えて自主規制団体という名の天下り先を確保したいのかなぁ、と私は想像しますが。



commented by もともと胃弱なのに、最近ますます胃弱な男
posted at 2006/12/05 13:39
とりあえずPDFの方、全部読みました。

・法規制云々と言ってるのは竹花だけなので少し安心しましたが、「自主規制と法規制の間~」の議論を見ていると、審査団体を作ってそこで審査させる、という流れになりそうな気がします。
やっぱりあれか、天下り先の確保か(´・ω・`)


>次の段階の法規制として製造を禁止するという前に、ある程度の審査を受けることを義務付けるというような方法もあるんじゃないかと、今皆さんのお話を聞いて感じました。

って言ってるG委員もいるしね。でもね、G委員さん。

「ある程度の審査を受けることを“義務付ける”」ってのは、日本語で「事前検閲」って言うんですよ。
commented by もともと胃弱なのに、最近ますます胃弱な男
posted at 2006/12/05 13:25
しっかしこの人達は法規制、法規制と度々言っているけど本気で法規制に踏み込めると思ってるんでしょうかね?PDF見ていても法規制の難しさは、よく理解してるという空気が伝わってくるんですが・・・。
やっぱり自主規制強化路線ですかね、まぁ正確には”強制的”に自主規制を強いるのでしょうけども。
それでどこが”強制的”に自主規制を強いるかというと、あちこちで言われていますが、警察が新しく設立する予定の「天下り団体」なんでしょうね・・・・。
commented by たにー
posted at 2006/12/05 13:19
>澤口俊之
 せっかくだから、戸塚ヨットスクールの持ち上げとか、あるいは「HQ」論とかも撤回してくれるといいですね。

>義家
 昨日のNHK教育「視点・論点」はこいつでした。録画してあるので、まあいつか見ようと思います(まあ、見ると言ってもずいぶん先になるでしょうけど)。「サンプロ」も録画しております、一応。

>岡田尊司
 《中学生なんかを対象にした大規模な調査なんかでも、その社会性の面でいびつな発達というか、そういうゲームとかに長時間依存している方の場合には社会性の発達の問題が出ていると》第7回議事録10ページ。それなんて魚住絹代?などと思ってしまいました。

>教育再生会議第2分科会資料
 内容の電波ぶりに噴いてしまいました。7番目の1つ目(労働法規の遵守の徹底)以外は全部変な精神論の息がかかっており、こんなのが論議されるのであればむしろ教育再生会議に俺を入れろ、といいたくなりましたよ。

 少しだけ関係する話題ですが、ついに「食育白書」なるものが出るようですね。連中にとっては、「食育」も「早寝早起き朝ご飯」も青少年問題を解決するための万能薬である、と思っている節があるんでしょうかねえ。奴らは戦後の豊かさが食の崩壊を生んだ、などと言っているので、だったら戦争を起こしてみろよ、そうすれば国民全体が貧しくなって食文化の問題など直ちに解決するぜ、と放言しておきます。

 それにしても「食育」という概念、広く左右の中高年以上の層に受け入れられそうな悪寒がします。筑紫哲也でさえ(こいつのウォッチャーを2年ほど続けてきた私にとっては「でさえ」という表現はそぐわないと思いますけど、念のため)、『スローライフ』(岩波新書)において、食文化の崩壊が青少年問題の宣言だ、といっておりますし、丸橋賢も、食育なる言葉こそ使っていないものの、「いのちの保守主義」などといって、結局「食育」論と似たり寄ったりの議論をしてますし。
commented by 後藤和智
posted at 2006/12/05 13:08
一週間ぶりにネットを見たら、第7回出てたんですね。
今、PDF見ながら書いてます。読んでる最中なので雑感ですが……

・同人は規制派にとって目の上のたんこぶなんですかねぇ。個人だし。

・江川さんが微妙に規制論に傾いているような気が……

・坂元先生は相変わらず素晴らしいの一言。個人的にお礼が言いたい気分です(先方には迷惑な話でしょうけど)。

・岡田センセは相変わらず電波の一言。前田よりタチが悪いよ、この人。

研究会。あと1回か多くても2回くらいで終わりそうですね。すごく気になるけど、我々は吉報を待つ事しかできないんだよなぁ……
commented by もともと胃弱なのに、最近ますます胃弱な男
posted at 2006/12/05 11:04