任天堂の勝利~義家弘介ゲーム擁護派に転校ならぬ転向~ | あざみの効用

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或いは共生新党残党が棲まう地

『ある人が嘘を吐くということを考えてみれば、それはその人が神に対しては大胆であり、人間に対しては卑怯であるということにほかならない。』

                    フランシス・ベーコン

23日から学校視察=議論公開へ-教育再生会議
>政府の教育再生会議(野依良治座長)は5月末の第2次報告取りまとめに向け、23日から小中学校など教育現場の視察を開始する。また、再生会議は22日の合同分科会で、現在は非公開としている同会議の議論を公開する方向で大筋一致した。教育現場の視察に関しては、安倍晋三首相が22日、記者団に「現場の声を聞くことも重要だ」と表明。

議事録からだけでも十分腐臭漂うパンドラの箱をついに開けてしまうんですかw楽しみです♪教育再生会議 開催状況 で総て読めますので暇を見てこちらも直接全部読んで何かメモするかも(これはあくまで予定)。

~今日(正確には昨日)のスッキリ!より~

●「注目の宮崎県議会 終始友好ムード?」のニュースでのやりとり
義家「どんどん本音でやったらいいと思いますよ。」
加藤「教育再生会議とかどうなんですか?」
義家「今日もこれからありますけれども、やっぱりどんどん喧々諤々やんないとだめですよ。だって未来決めるような答申やっていくんですから。馴れ合いの中でするするなんてあんなぬるいことやっていたらダメです。」
加藤「今後、再生会議でがんがんやっていくんですか?」
義家「やります。」

加藤は皮肉で聞いているのか?wと思えるようなやりとり。喧々諤々どころか、17人の参加者による三分間の時間制限つき意見発表方式なんてどうみても一問一答方式に直そうという宮崎県議会以下、だいたいどこが喧々諤々なんですか?

参考;http://newmoon1.bblog.jp/entry/356929/ (喧々諤々の再生会議)

●「ヤンキー先生&浅草キッド 一日限定の課外授業!」でのやりとり
義家「我々もつねに成長し続けなければならない」教育論を熱く語るのは我らがヤンキー先生義家弘介さん。任天堂DSの新ゲーム「シムシティDS」発売を記念し、浅草キッドさんと共に特別授業を開きました。

( д ) ゚ ゚

( д )    Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒。 γ゚

( д )オメメモドッテコナイ

しかもその授業のタイトルが、「シムシティDS 一日だけの夢の授業」ってw

司会「義家先生は発電所をいっぱい作って大丈夫ですか?」
義家えー明るい街を作ろうと思って…。

いや、発電所を作っても明るい街にはなりませんよって少しは常識で考えようよw

授業では話すことよりも新ゲームに夢中になっていた義家先生、そんな先生について浅草キッドのお二人は、
水道橋博士「すごい僕、真剣な方だなと思いました。子どもたちに言葉を届かせようっていう気持ちが強くて…」
玉袋「最初のイメージは金ぴか先生だと思っていたんだよね。」

ちょちょっとwこの番組義家馬鹿にしているだろw(話すことよりもゲームに夢中になっていたってナレーションの後でコメントそして「真剣になっていた」とか「子どもたちに言葉を届かせよう」って笑い死ぬ!

そして、スタジオに戻って…
義家「あのね、自分ね、ゲームというものに色眼鏡があるんですね。これ没頭するとあまり子どもに良くないみたいなね。あれがあったんですけれど。本当にね、ゼロから街を作っていくんですよ。で、これ一個失敗すると人口も減っていて、税収入も減っていって…もしかしたらね、子どもの中から夕張再建案具体的に出てくるんじゃないか と。」

バーチャルと現実との混同キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!…ってあれ???ともかく第八回 バーチャル社会の弊害から子どもを守る研究会 で、抜いた部分ですがつい昨年末の義家の発言を再度抜粋いたしますね。
>自分なんかは専門家ではないんですけれども、非常に分かりやすいものとして、ゲームが子どもにもたらす弊害について。4月にこの研究会の一員になってから自分は結構ストイックな人間なのでかなり勉強してきました。関係あるいろいろな文献を読みあさってきましたけれども、その中で教育現場にいて自分が非常にストンと落ちた本が一冊あったんですね。それが岡田委員の著書なんですよ。

実はこのゲームの発展というのは教育問題と当てはめると非常にリンクして恐ろしいぐらいリンクしているんですね。その時代時代に起こる青少年問題とより高度なハードの普及というのを当てはめてみるとすごく、私自身ちょうど小学校高学年にテレビゲームが登場したということでよりリアルに実生活の中で体験してきた人間でもあるんですけれども。非常にわかりやすい。

>ただ、具体的な名前をこの報告書に書けるかどうかというところで難しさはあると思いますけれども。あれを外の人が見たら、ああ、なるほど、ゲームが子どもにもたらす弊害というのは教育問題と時代背景的にもぴったり合っているんだなということをだれもが認知する、すごく分かりやすい記述だったなと思うんですよ。その辺についてぜひ簡単に岡田委員の方から何か説明があれば一番共通認識しやすいなと思うんですけれども。

>ああいう分かりやすさと具体性なんですよね。相関何とかと言われても、私なんかが一般の人間としてそれを見ても実際よくわからない。日本でどのように教育問題と関わりがあってきたのかということ、それをしっかりと記述することというのはすごく、少なくとも私はなるほどと、子どもたちの現実、それから自分の育った現実と当てはめたときに本当になるほどなと100%思ったのがあれだったんですね。

とまさに「脳内汚染」大絶賛の上、ゲーム批判の片棒を担いでいた義家がDSというまさに新しいハードの普及、宣伝に協力する図、しかも教育現場で!。「いやーお金って本当に素晴らしいですね(淀川風)。」

義家「ゼロからものを作る経験って今の子達ほとんどないんですね、出来たものを利用する経験しか。そういう意味ではゲームの世界でも非常に意義のあることが出来る ツールですね。」
加藤「シムシティってのは前からあるゲームなんですね…」

加藤さん(*^ー゚)b グッジョブ!! 「シムシティ」はスーファミの頃からある歴史あるゲームです。いまさらこのソフトの登場をもってゲームを擁護とかちゃんちゃらおかしいです。というかバーチャルの体験で現実経験を補完できるって認めちゃったよ、この人!

義家「杉並の和田中のよのなか科っていうところで使ったんですね、色々なところで活用されているんですよね。」

ストイック義家は今回のキャンペーンで一体、任天堂からいくらもらったんでしょうねぇw

ヤンキー先生こと義家弘介氏(35)が21日、都内で都市開発ゲームソフト「シムシティDS」の発売記念イベントを行った。
>今夏の参院選出馬を報じられた義家氏は「要請もないし、出馬は考えられません」と否定した。(2007年2月22日 スポーツ報知)

ふ~ん、参院選ある意味期待していたのに残念!

997 名前:ラジオネーム名無しさん メェル:sage 投稿日:2007/02/21(水) 17:08:52 ID:slX7TRtL
義家ラジオのパターン

プルルルガチャ

相談を聞く

相談者から「みんなに迷惑が、、」というワードが出ると直ぐに憤慨

「親呼べ親呼べ!」コール

相談者(いや、、あの誰(親)にも相談出来ないから先生に相談したんですけど、、)といった感じでそれは無理ですと言うと

「よし!じゃあ俺がお前の学校に乗り込んでってやるよ!なあ!」

リスナー全員「ハア?w」

ここらへんで相談者が泣き出す

義家「うんうん、そうか辛いんだよな、、わかるわかるわかるぞ 皆辛いんだ!皆で頑張っていこう!失礼します!また何か前進があったら連絡ください!」

くっさい曲が流れ始め終了

体外は1度出て終了
2週目に入ると異常な所まで義家が介入していく

義家ってホント、ドSだよな。何人かのやつは学校で、こんな馬鹿宗教ラジオに出てる(しつこく介入されてる)って事バレてたりするんだろ?カワイソ

これは素晴らしいテンプレですね♪これを作成した人は「義家科」首席合格ですw


義家研究会 さまにおかれましては、↑のテンプレを利用した具体例の羅列を要望しておきますw


Comments
nobさん、こんにちわ~。

>ネット君臨について追記されていたんですね。

うっ、ごめんなさい。とりあえずこれからは追記予定のものはタイトルから「建設中」の文字を外さないようにしようかと(とりあえず、今日これから頑張ります!)。

インターネットのよい使い方についても、坂元先生(編)「インターネットの心理学」という本でものされています(とっても平易なわかりやすい一冊です)。

>結論から言えば、有効利用を導くインターネットの特徴は大きく分けて3つあると考えられる。第一に、それがコミュニケーションツールとして優秀であること、第二にデータベースシステムとして優秀であること、第三にインターネットの中では社会的手がかりがないことである。
(中略)
>(第一について)インターネットでは同期的、非同期的コミュニケーションが可能であり、それを併用することが出来る。
(中略)
>教育や臨床の実践においては、こうした併用に意味がある場合は少なくないであろう。また、インターネットには、こうしたコミュニケーションの同期性における柔軟性の他にも、送り手-受け手の人数における柔軟性もある。
(中略)
>(第三について)社会的手がかりが少ないことは、特に臨床の分野で、インターネットの有効利用の可能性を高めている。インターネットの利用者は、社会的手がかりの少なさによって、他者からの圧迫感を持たずに済み、また匿名性が保証されるので、本音での自己開示や、思い切った情報提供をするようになる。これは心理療法や自助グループにおいて必要なことであり、インターネットの利用はそれを促すものと言える。また、社会的手がかりの少なさは、障害者や高齢者などに対するコミュニケーションを偏見に左右されないものにすると見られる。

●もちろん、影の部分についても書かれています(例えば、↑の社会的手がかりの少なさが逆にフレーミングを起こさせやすくする場合もあるとか)。しかし、それでも大事なのは規制ではなくて、教育であると。

>あと、Web2.0 は漠然とした概念で具体的な技術の総称ではないはず。

…だから濁したんですよ(汲み取って!)一応この座談会において唯一まともな反論をされているので、もしこのような文脈かにおける発言でなければ、「Web2.0が~」みたいなことを言った瞬間に私の中では「イタイ人」です(笑)
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2007/02/28 13:06
遊鬱さん、こんにちは。

ネット君臨について追記されていたんですね。見落としていました。

「インターネット(ARPAnet)」はもともと匿名を売りにした技術ではないんですけどね。(核攻撃を受けた場合、ネットワーク全体を停止させないため)そんなに自分たちがモラルが高いと思っているのならよりよい使い方を教えてほしいものです。

あと、Web2.0 は漠然とした概念で具体的な技術の総称ではないはず。SNS、ブログを扱っているから Web2.0 というわけではないと思うのですが…
commented by nob
posted at 2007/02/26 11:58
安原さん、こんばんわ。とてもお勉強になる情報をありがとうございます。

十分に先進的な研究も知見も蓄積されているアメリカでも結局は…というのはなんか悲しい事実ですが、それでもこのような質疑が国会で行われたということに私は希望を見出します。きちんと見るなり、読めば日本の国会での質疑はそんなに捨てたものじゃないことはとてもよくわかります(これもマスゴミなんかのいまどきの政治家は発言を鵜呑みにしていては見えない真実ですが)。

あと、毎ゴミ新聞呼ばわりさせてもらっていますが、
「きび談語:1月17日の岡山面で… /岡山」
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/okayama/news/20070224ddlk33070661000c.html
>1月17日の岡山面で、刑務所の過剰収容問題を紹介しました。取材の過程で大きな示唆を与えてくれたのが「犯罪不安社会-誰もが「不審者」?」(光文社新書、浜井浩一・芹沢一也著)です▲「現在、治安は悪化し、凶悪犯罪が多発している」と言えば納得する人は多いと思います。これは事実でしょうか。答えは否。同書では犯罪関係の統計や犯罪の語られ方などを多角的に分析し、「治安悪化説」に根拠がないことを解き明かしてします▲「06年ベスト新書」の声もある同書。編集を担当した倉敷市出身のフリー編集者、安原宏美さんは「事実ではなく、感情で治安対策を進めていいのか」と言います。虚実を見極める大切さを改めて思わされました。【石戸諭】(毎日新聞 2007年2月24日)

●石戸記者って以前、安原さんが誉めていた記者ですよね。こうしてその毎ゴミ新聞と言う汚濁の中にも、一粒の希望の種がいつのまにかに芽吹いていたんですね。今年あたりからはそれこそ治安悪化言説に対して逆アクセルがかかってもおかしくない感じがお世辞ではなく、安原さん周辺からしてきましたね。
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2007/02/25 22:47
nobさん、こんばんわ。

>そんなただ、家で読売を購読してるだけですから。

いえ、私なんてそれこそ当初のブログが単なるヲタブログであったことから明らかなように、継続する中で徐々にこう変質してこんな呪詛粘着系に辿り着いただけのことです。ですから、私にとってそれがどのような経路を辿ったかは人それぞれとして同じような問題意識をもっておられるというだけでも十分です。

○愛知の自立支援施設、入所者に少年連行を見学させる
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070223it15.htm
>今月13日午前10時ごろ、県警西枇杷島署員が愛知学園を訪れ、1月10日に同県清須市内で起きたひったくり事件の容疑者として、入所中の中学3年生(14)と中学2年生(14)に任意同行を求めた。学園はこの際、社会見学を予定していたほかの入所者23人の出発を遅らせ、別の部屋から任意同行の様子を見せていた。

>元横浜刑務所首席矯正処遇官の浜井浩一・龍谷大法科大学院教授(犯罪学)は「少年院に比べて、児童自立支援施設は職員の専門性や人数が足りず、サポート体制も不十分で孤立化しやすい。施設側が追い詰められ、こうした対応を取らざるを得なかったのではないか」と、国や県の支援が必要だと指摘している。(2007年2月23日 読売新聞)


すごいですね、この種の事件が起きて、コメントをとりにいくべき識者・専門家として読売新聞は浜井教授を認められたということですね。それだけで素晴らしい!と思うのですが、「刑務所の風景」などでも刑務官による暴行事件などについての記述と同様に、事件についてはそれとして批判されたうえで、まったくの別問題として現場の悲鳴を訴えたというところなのでしょう。ちょっとインタビューのまとめかたに問題があるのでしょうね。
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2007/02/25 22:35
遊鬱さん こんばんは
サンデープロジェクト、のっけから電波とばしてましたね。
まさに、ヤンキー脳の恐怖。
「ノストラダムスの大予言は当たっていた。1999年はドコモがiモードを始め、子どもたちが自分で情報を得るツールを手にした、それで大人の情報の信憑性がなくなり、大人の言うことを聞かなくなった。(大意)」
もう何度も言ってますが、自分が有料携帯サイトを作って金儲けしていることはお忘れ?
第一、言ってる本人が1999年より前にグレて親姉弟同級生担任らに暴力をふるい、恐喝など悪いことはなんでもやったのだから、iモードはグレた原因ではないですね。
それと、ゆとり教育批判をしていますが、自伝では「北星余市高校は、全国に先駆けて1992年から完全週休2日制を導入した。」とあり、ゆとりの使い方を「私は休日の多くを、生徒たちと共に過ごしている。釣りに行ったり、温泉に行ったり、ドライブに行ったり、サーフィンに行ったり。」と書いてます。勉強は????
commented by みる姉さん
posted at 2007/02/25 22:17
nobさん 遊鬱さん

こんにちわ。nobさん、私より見つけるのはやっ!読売は先般の治安についての世論調査について「体感治安」って書いてましたし、浜井先生に話を聞きに行くというあたりで、方向転換しようとしてるのかな。嬉しいです!

ただ、以下の記事についてはちょっと書き方がおかしいですね。『学校側の対応について、専門家の間では「単なる見せしめで逆効果」「やむにやまれぬ対応」と受け止め方が分かれている。』と「分かれている」と表現してますが、分かれているわけではなくて、「単なる見せしめで逆効果なのになぜ施設がやってるか」という理由をいっているが浜井先生のコメントの主旨なんで分かれてないです。
 浜井先生は、国会でも論考のなかでも、アメリカで行われたよく似た犯罪者処遇=スケアード・ストレイトプログラムの効果を完全否定(むしろ有害=再犯率があがる)と指摘してるからです。以下国会の会議録から浜井先生のコメント部分を抜粋しておきます。長くなってすいません。

第162回国会 法務委員会 第17号
平成十七年五月十日(火曜日)

「これを読んで、アメリカで注目された非行少年処遇を思い出しました。そのプログラムは、スケアード・ストレート・プログラムといいます。直訳すると、怖がらせて立ち直らせるという一種のショック療法です。地域で問題となっている保護観察中の非行少年を集めて、重警備刑務所に一泊二日の参観ツアーを組みます。刑務所では、第一段階として屈強な凶悪受刑者と対面させ、さんざん脅かせるとともに、恐怖の刑務所生活の実態をかいま見せます。その次に、何人かの受刑者と面会をさせ、彼らから自分たちの人生がいかに惨めでそれを後悔しているのかということを語らせてツアーは終了します。このプログラムは全米で行われて、一部はドキュメンタリーとして報道されました。ツアーの直前まで刑務所なんか怖くないと虚勢を張っていた非行少年が、受刑者に脅かされ小さくなり、その後、受刑者の話を聞いてしんみりした表情でこんな人生は送りたくないと更生を誓う姿は、専門家だけでなく視聴者から多くの賛同を得ました。
 ここまで聞いた人の中には、それはいい方法だと、日本でも是非このプログラムを導入すべきではないかというふうに考えた方もいらっしゃるのではないかと思われます。現実にこのプログラムを導入すべきだと言っている専門家の方もいます。
 しかし、このプログラムは繰り返し実験が行われております。非常に簡便に導入できるので実験を行っています。無作為に二つのグループに非行少年を分けて、一方のグループにはそのプログラムに参加させる、もう一方のグループには全く参加させないということを実際に実施してみて、その後の再犯率の効果を検証します。これは、再犯率については、一か月、一年、それから五年という単位で追跡調査を行います。その結果、どのプログラムにおいても、実際にそのプログラムに参加した少年たちの再犯率の方が高くなってしまったという結果が生まれております。にもかかわらず、このスケアードプログラムは、おととし辺りからイリノイ州で復活の兆しを見せております。
 これはなぜかと申しますと、基本的には、その今私のお話を聞かれて興味を持たれた方もいらっしゃると思いますけれども、非常に専門家も含めて、これはなかなかいい方法ではないかというふうに心に響いてくる、すごく効果的に思えるんですね。で、効果的に思えるそういった犯罪者処遇というのが必ずしも科学的な根拠を持たないという例は実はたくさんあります。このスケアード・ストレート・プログラムについても、キャンベル共同計画と言われている犯罪学者の集まりですけれども、国際的なプロジェクトで、何が本当に科学的に犯罪を減らすことができるかということを系統的に研究しているグループですが、そこのグループでも真っ先に取り上げられて、その効果が否定されております。否定されただけではなくて、より参加した非行少年にとっては再犯率が高くなっておりますので、有害であるというふうに認定されております。」
commented by 安原
posted at 2007/02/24 15:43
遊鬱さん、こんにちは。

> いえいえ、読売専門家として頼りにしていますから

そんなただ、家で読売を購読してるだけですから。(以前、朝日を購読していたこともあったなぁ)他紙と読み比べているわけではないし、遊鬱さんのアンテナに引っかかりそうな記事を参照してるだけですよ。

あと、
愛知の自立支援施設、入所者に少年連行を見学させる
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070223it15.htm

この記事に浜井浩一先生が登場するあたり「犯罪不安社会 誰もが「不審者」? 」の効果が出ているのではないでしょうか。芹沢先生の「ホラーハウス社会」も小さいですけど紹介されていましたし、少しずつですけど変わってきていると思います。
commented by nob
posted at 2007/02/24 13:19
nobさん、こんにちわー♪

>またまた、読売ですみません。一部抜粋します。

いえいえ、読売専門家として頼りにしていますから(しかも抜粋していただけると、どこにnobさんが着目されたのかもわかりやすくてありがたいです!)

>代表取締役を「師範」、店舗を「道場」、採用を「入門」と呼ぶような居酒屋チェーンだ。

本田さんの述べておられるようなことは最近だと、「搾取される若者たち―バイク便ライダーは見た! 」阿部 真大 (著) に著されているので興味あれば一読くださいませ(薄いし平易な新書なんで…社会学者の分析としてよりも、バイク便の労働実態のルポとして読む分には楽しめるかと)。

しかし、読売は先の「体感治安」用語の強調(アカヒ、毎ゴミ、産経が黙殺したに関わらず)といい、格差問題に関してコメントを本田氏からとるあたり、中道への揺り戻し(もともとナベツネが社長になる前までは左系の新聞だったんだし)が始まったのかな?どう思われます?
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2007/02/24 12:15
みる姉さん、こんにちわー♪

いや、むしろ安部内閣の失速をみて機を見ること(だけ)に敏なストイック義家としては、もう十分に名を売って自分の(講演会)価格を吊り上げたし逃げに入っているのではないでしょうか?ここで、再び保守派そのものに後足で砂をひっかけはじめたら笑えます(愛国・歴史教育に対する慎重論とか、体罰絶対禁止とか)。

しかし、任天堂は義家の人間性をよくとらえた絶好のタイミングでの起用でしたね。さすがお金の使い方の上手い京都の会社です!どう転んでも損はないもん。
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2007/02/24 12:03
TAKESANさん、おそようございます!

関係ないですが、シムシティといえば原子力発言所万歳という点で一回りして時代の最先端にあるのだろうか?(笑)一作目、飽和状態になるまでやりこんだことを懐かしく思い出しました。

※明日のサンデープロジェクトは録画しましょうね。※

413 名前:実習生さん 投稿日:2007/02/23(金) 22:58:53 ID:6JjNfgJ9
~TV番組のお知らせ~
25日(日)午前10時からのテレ朝系「田原総一朗のサンプロ」
▽「ゆとり教育」の見直し、出席停止…教育再生会議第一次報告をどう考える?「再生なるか? ニッポンの教育」総理の肝いりで始まった教育再生会議の第一次報告書が先日まとまり、「ゆとり教育」の見直し、いじめに加担した子供の出席停止、体罰の見直しなどが盛り込まれた。しかし、教育現場や他省庁、地方からまで異論も続出。これらの政策で本当にいじめは防げるのか?ニッポンの教育は再生できるのか?
教育再生会議の事務局長を務める山谷えり子総理補佐官、担当室長の「ヤンキー先生」こと義家弘介氏に、田原が徹底的に斬り込む。更に、東京都で初めて、民間から公立中学の校長になった藤原和博氏に、現場での挑戦と教育再生の試みを聞く。
≪出演≫
山谷 えり子(総理補佐官・教育再生会議事務局長)
義家 弘介(教育再生会議担当室長)
藤原  和博(杉並区立和田中学校長)
http://www.tv-asahi.co.jp/sunpro/
絶対にお見逃し無く!

えーっとうん、てぐすねひいて録画予約もいれておきました!

>手術スキルとゲームの関係は、面白いですよね。勿論、遊鬱さんも仰る様に、慎重に検討しなければなりませんけれども。

任天堂はまさにゲーム脳を逆手にとってゲーム悪影響論をゲーム善影響に塗り潰そうとしていますね。カウンター戦略としてなんでそう訴えないんだとぶつくさメモしていましたが、そこを巨大市場に育て上げてしまったあたりに単なる言葉遊びなどでは決して変えられないまさに力を感じました。

科学的正しさについては…ね?そこはTAKESANもよくご存知の通りです、ただ敵側の土俵にあえて乗ってそれをのっとったということで手放しで素晴らしいと思います。
commented by 遊鬱◆jnhN514s
posted at 2007/02/24 11:57
遊鬱さん、こんにちは。

またまた、読売ですみません。一部抜粋します。

読売新聞 2007年2月21日水曜日 19面 2007思潮2月
「仕事=自己実現」の洗脳 生きる意味求める現代人

 論壇では以前として「格差」をめぐる議論が続いている。その一つの論点が世代間格差の問題、すなわち厳しい環境に置かれた若者たちの問題だ。
※中略
「自己実現のためには低賃金も厭わない」という若者は確かにいるが、今の社会には、彼らを食い物にし、収穫する仕組みがある、と指摘するのは教育社会学者の本田由紀氏だ(「<やりがい>の搾取」=『世界』)。
 ここで本田氏は、「自己実現系ワーカホリック」、すなわち「仕事=自己実現」と思い定めるあまり、働きすぎてしまう人たちが今日増えつつあるとの認識示す。そこで問題になるのは、例えば、「サークル的・カルト的な『ノリ』」で高揚感を演出し、結果的に「働きすぎ」をもたらす企業の存在だという。実例として挙げられるのは、代表取締役を「師範」、店舗を「道場」、採用を「入門」と呼ぶような居酒屋チェーンだ。
 それで自己実現できているなら当人は幸福では」という見方もありうる。しかし本田氏はこう反論する。「彼らは自発的に『自己実現』に邁進しているように見えて、実は彼らをその方向に巧妙にいざなうしくみが、働かせる側によって、仕事の中に組み込まれているのである」

(時田英之)
commented by nob
posted at 2007/02/23 14:20
見ましたよ~浅草キッドのコメント「真剣な人」が効いてましたね。教育ではなく、ゲームに真剣な人という意味だと。
バーチャル(略)研究会はもちろん、瀬戸内寂聴との対談などでのゲーム批判発言は何だったんでしょう。任天堂も生徒の下宿におしかけてゲーム機叩き壊したような人をわざわざイベントに呼ばなくてもいいんじゃないのw
目の前のギャラに釣られ、竹花が警察庁を辞めたからもうゲーム批判して尻尾を振る必要はないってことでしょうか。
携帯批判してるくせに、有料携帯サイトをやってるわ、有料着ボイス配信しようとするわ、主張と言動は矛盾しているが、金儲けという信念は通してますね。
さすが、ストイックw
commented by みる姉さん
posted at 2007/02/23 08:55
おそようございます。

いや、今回のヤンキー先生は、最近のニュースの中でも、ケッサクですよ。あの人は、自分が何を言ったのか、とか、憶えてんのか、と…。

 >義家「ゼロからものを作る経験って今の子達ほとんど
 >ないんですね、出来たものを利用する経験しか。そう
 >いう意味ではゲームの世界でも非常に意義のあること
 >が出来るツールですね。」
 >加藤「シムシティってのは前からあるゲームなんで
 >すね…」
これはひどい。ストイックな人間は、一味違いますな。最早、腹も立たないです。

--------------

手術スキルとゲームの関係は、面白いですよね。勿論、遊鬱さんも仰る様に、慎重に検討しなければなりませんけれども。
commented by TAKESAN
posted at 2007/02/23 04:20