集団愚考 | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

ワンマンオーナー経営の会社によく成り立つ法則として

「集団愚考」なる概念がある(社会心理だったけれど原典忘却)。

①自集団への過大評価と不敗神話幻想
②不都合な情報を割り引く閉鎖的な精神性
③異なった意見に対する自己検閲

これらの3項目が当て嵌まる組織は、遅かれ早かれ何らかのアクシデントで逝っちゃうってことです。

(具体例)
①「うちは世界最高の経営者の卓見の下、磐石の経営をしてますから社員のみなさんは絶対に安心して仕事に邁進してください」
②「あんなブラックジャーナリストの言うことなんてでたらめ、ご家族には説明して安心させてください」
③「異見、お前は不満分子かと詰められるのが嫌ですから、何も言いません」
 
1週間前まで属していた組織がまさにそうでしたから、西武・コクド問題は他人事と思えません。