暦の巡りが早いと感じる水無月晦日

恒例の夏越祓に八幡宮詣

茅の輪は青々して立派ですねー

神事前でゆっくり眺める事が叶いました

神官の先導で茅の輪を左右くぐりながら

半年の穢れを祓い皆々の無息災を祈ると

清々しい気持ちになります

それにしても一日中酷暑でした



夏前に粉類や乾物を使いたく赤えんどう豆の

水無月菓子⁉️ やはり節目になりますね



明けて文月朔日は半夏生の日

鉢植え半夏生は何年も白塗り化粧はナシ

三溪園池端の半夏生群生は流石に見事でしたー



小舟にカワウが〜初めて見ました

餌付けしたのでしょうか



半夏生に蛸を食する地方もあると聞きましたが

あまりの暑さに暑気払い膳になりました

旬の食材は元気をもらえます



小鮎ご飯、海老蕪冷仕立て汁、夏野菜ピクルス

あまり栄養価は高くなく淡白になりました

猛暑本番を乗り切るにはタンパク質不足かな



木槿も一気に咲き始めて夏の気配ですねー



沖縄戦慰霊日 芭蕉は青々となびいています

島民の四人に一人が亡くなった事に改めて合掌



梅雨戻りの空模様 やはり雨降りも必要です



毎年新春公演で菊之助を愉しんでいたので

満を持しての八代目菊五郎の襲名披露口上

達者な子息は六代目菊之助にと脈々と繋がる

歌舞伎の梨園とは血の繋がりが如何に尊重されて

いるかを感じさせます



奇しくも話題になっている映画〜国宝〜

ベテランの助演者に支えてられて若き俳優の熱演に

驚きました

まるで歌舞伎ビューイングの趣きで重厚な作品

3時間あまりを一気に映像化

原作者の意図は〜やはり抗えない血筋かな〜と

この長編小説を読んでみたくなりました

曽根崎心中や連獅子に鷺娘など繰り返される

馴染みの演目

様々な役者さんに想いを馳せましたー

それにしてもどの世界でも世代交代ですね

新たな才能と世襲され繋がれる芸は両輪のように

芸道を歩んでいくのでしょう







夏草が次々に咲き始めています

朝方には昼顔が儚げで愛しいですね



先日の能〜半蔀〜では夕顔の趣きある作り物



図鑑によると夕顔はウリ科で干瓢になる‼️

昼顔科の朝顔とは違うのですね

源氏物語の夕顔さんは食用にしたのかな

人間国宝のシテの序ノ舞はゆったりと気品に溢れ

美しく恋を奏でてました

茶道具に瓢の花入れや大振りの炭入れがあり

実用にも使われていた



蛍袋も夏を感じさせる好みの草花です

暦では〜腐草為蛍〜腐れたる草が蛍となる候

昔庭から迷い込んだ蛍を灯りを消して眺めて

愉しんだ事かありましたね

都心のホテルで庭園に蛍を放っての鑑賞夕べが

あると聞きましたが商魂逞しいですねー



夏野菜が美味しくなり枝豆羹と先日作った醤油麹

何にでも付けて頂きます



冷や汁は青もみじ型を使いましたがシャープさが

出てないですね



蛍火錦玉で一服

ガラス皿で清涼感ありですがこれから梅雨本番

猛暑を乗り越えなければ〜

梅雨熱中症にも要注意との事です