折々の言の葉 -21ページ目
幾つになっても雛ひいなの日は嬉しいもの
飾りながら子供達の小さな頃を想い出しました
すっかり人形の目鼻がぼんやりしてきましたね
立雛、貝殻に蝶をあしらって引千切は小さく〜
雛菓子は愛らしいのがいいですね
大曲から松濤そして銀座通りに移築された能楽堂
とても懐かしい想いに駆られました
見所が狭くなりましたが見やすくなりましたね
復活能〜碁〜 初めての観能
碁を打つ空蝉と軒端の萩 光源氏をめぐっての
真剣勝負が今風ですね
女人達の長絹が美しく相舞も息が合い見応えあり
新進のシテでの~融~は囃子方との掛け合い
後シテ源融大臣の風流の極み〜三千人の汐汲に
大阪湾から海水を捌運ばせ焼いた塩竈の景色
光源氏のモデルのひとりらしいけど驚きです
屋敷跡の六条河原町は観光能史跡になりそー
久しぶりに早舞から急の舞など舞返之段に魅入り
満喫した観能になりました
流派や小書、シテ方により趣きが違うのも面白く
能楽の奥深さを改めて感じました
河津櫻は息長く葉桜に〜
伊豆ではなく近場の河津櫻
急な夏日で爛漫になりました
これから桜色に染まっていく日本列島
15日の西行忌に間に合ったけれど
山桜はまだ先で櫻狩本番が待ち遠しい
美しいものに出会うと元気を貰いますね
昨年春アムステルダムでの回顧展
チケットは直ぐに完売だったようですが
アートシネマで回顧展を愉しみました
現存37作品中28点が展示されどれ程貴重で
素晴らしかったか想像
昔のオランダ旅で観た作品が克明に細部まで
映像化され素晴らしかった
青衣の女は光と影のグラデーションが微妙で
青の彩りに魅了されいつまでも眺めていたい
これも巧みな描写、本当に牛乳が注がれてるみたい
解説により理解が深まり満足しました
早逝したのが残念です
光悦のマルチに活躍した足跡を辿る展示
その多彩ぶりは驚きでした
手捻りの茶碗がいいですね
書にしても独特の美意識ありで感嘆しました
茶花の侘助がようやく咲きはじめました
気温が高いわりには風が冷たい早春賦
一輪活けたくて手折りました
久しぶりに濃茶を練りました
先日観た大河ドラマの装束が美しく
平安時代の宮廷人の重ねの色合いに魅了され〜
( 忍草 襲 ) 勝手に付けた銘の主菓子で一服
昔は草木や鉱物から色出し
自然の色合いは本当に素晴らしい
蘇芳の色出しがわからないけど
ビーツで試してみたいです
百人一首の絵札をみながら襲色合いを妄想…
紫式部や道長よりも藤原公任が端正な歌人ぶりで
個人的な推しです
東博の中尊寺金色堂展
昔から何度か行ってますが間近に国宝仏を拝観し
たおやかな優美さに魅入りました
須弥壇の11体が寺外で公開されるのは初めての事
1124年建立した藤原清衡の美意識と財力に感嘆
京の都を想う熱い心が溢れています
900年の時を経て守られたのは稀有ですね
忘れ難い仏様たちでした
春一番もまもなくですがきぬ如月は忌日が
多い月です

