ようなく彼岸花 例年より見かけないのですが

秋の気配を感じます



クロアゲハを暫し眺めた散策



花水木が実をつけ色づき始めた先月から

コンサートへ出向く事が多くなりました



好きな木のホールでのひとときは忘れ難い



才能溢れた繊細かつ情熱的な演奏

プロコフィエフのソナタは圧巻

ラヴェルのツィガーヌも佳かった

たまたまシネマを観ていたのでー



深く音楽を理解し合う人妻とは結ばれなかった

精神を病んで病院へ向かう際、差し出された

エナメル靴をもう使わないからと言ったシーン

心に残りました〜

作曲家の生涯を知るのも興味深いですね



よく悪妻と言われたチャイコフスキーの妻

帝政ロシアは女性がいかに生きにくかったか

盲目的に愛した妻は夫に拒絶され40年間も

会うことなく最後は精神を病んでいく

史実とフィクションありの野心作だけど

チャイコフスキーも女性を愛せない人だった〜

古今人間同志の感情の絡み合いは複雑だけど

何処かでバランスを保って生きている

チャイコフスキーはコレラで病死後も

妻は最後まで作曲家の妻であると叫んでいた

その悲劇性かひしひしと描写されていました

これから名曲を聴く度に何か感じるかも〜







海辺からは煌々とした名月を愛でることが

できました

各地で観月の宴がひらかれたたでしようね



急ぎお団子つくりお供えに〜

月齢では今夜が満月ですがほとんど望月

時間を忘れて眺めていられます

中秋になると秋の味覚が出回りますね

でも残暑が厳しく長かったせいか菊花びらが

見つけられませんでした



鮎ご飯に白茄子田楽、鴨治部煮

盛り皿には生麩に小さなホウズキ添え

久しぶりの顔触れのお月見宴⁉︎でした



〆は粟ぜんざい お月見は農作物に感謝をする

意味合いもありますね

暦に心寄せて暮らしたいと想いました

今夜も美しい望月に出会いますよーに




花水木が少し秋色ですがまだ30℃越え

でも重陽は古来縁起の佳い日

やはり菊花に着せ綿の主菓子作りました

平安時代の女人は菊に真綿を被せその夜露で

肌を拭う〜霊草の菊は邪気を祓い若さを得る

今で言う高級化粧水だった⁉️



着せ綿は茶席では季節の移ろいを感じる主菓子

三角棒の扱いが難しいけれども愉しい作業

皆々の無病息災延命を祈りながらの一服

この菓子皿は能登地震で倒壊した樽材から

輪島職人が制作

細やかな能登復興支援の想いです



先日箱根の美術館の夜イベントに



不思議な形のバルーン、ひとつ毎にメッセージ

社会情勢を反映したもの

やはりプロテストの意味があるのですね



フランスのFパレーノの不思議な空間アート

触って金魚鉢の中で一緒に泳ぐみたい

バルーンシリーズは体感できるアート愉快でした


  

映像やイルミネーションなど多様な作品

観る者の感性が試されていると感じました





夜の庭に出て箱根の森をしばし散策

でも暗闇は怖〜いですね