ようなく彼岸花 例年より見かけないのですが

秋の気配を感じます



クロアゲハを暫し眺めた散策



花水木が実をつけ色づき始めた先月から

コンサートへ出向く事が多くなりました



好きな木のホールでのひとときは忘れ難い



才能溢れた繊細かつ情熱的な演奏

プロコフィエフのソナタは圧巻

ラヴェルのツィガーヌも佳かった

たまたまシネマを観ていたのでー



深く音楽を理解し合う人妻とは結ばれなかった

精神を病んで病院へ向かう際、差し出された

エナメル靴をもう使わないからと言ったシーン

心に残りました〜

作曲家の生涯を知るのも興味深いですね



よく悪妻と言われたチャイコフスキーの妻

帝政ロシアは女性がいかに生きにくかったか

盲目的に愛した妻は夫に拒絶され40年間も

会うことなく最後は精神を病んでいく

史実とフィクションありの野心作だけど

チャイコフスキーも女性を愛せない人だった〜

古今人間同志の感情の絡み合いは複雑だけど

何処かでバランスを保って生きている

チャイコフスキーはコレラで病死後も

妻は最後まで作曲家の妻であると叫んでいた

その悲劇性かひしひしと描写されていました

これから名曲を聴く度に何か感じるかも〜