海辺からは煌々とした名月を愛でることが

できました

各地で観月の宴がひらかれたたでしようね



急ぎお団子つくりお供えに〜

月齢では今夜が満月ですがほとんど望月

時間を忘れて眺めていられます

中秋になると秋の味覚が出回りますね

でも残暑が厳しく長かったせいか菊花びらが

見つけられませんでした



鮎ご飯に白茄子田楽、鴨治部煮

盛り皿には生麩に小さなホウズキ添え

久しぶりの顔触れのお月見宴⁉︎でした



〆は粟ぜんざい お月見は農作物に感謝をする

意味合いもありますね

暦に心寄せて暮らしたいと想いました

今夜も美しい望月に出会いますよーに




花水木が少し秋色ですがまだ30℃越え

でも重陽は古来縁起の佳い日

やはり菊花に着せ綿の主菓子作りました

平安時代の女人は菊に真綿を被せその夜露で

肌を拭う〜霊草の菊は邪気を祓い若さを得る

今で言う高級化粧水だった⁉️



着せ綿は茶席では季節の移ろいを感じる主菓子

三角棒の扱いが難しいけれども愉しい作業

皆々の無病息災延命を祈りますながら一服

この菓子皿は能登地震で倒壊した樽材から

輪島職人が制作

細やかな能登復興支援の想いです



先日箱根の美術館の夜イベントに



不思議な形のバルーン、ひとつ毎にメッセージ

社会情勢を反映したもの

やはりプロテストの意味があるのですね



フランスのFパレーノの不思議な空間アート

触って金魚鉢の中で一緒に泳ぐみたい

体感できるアート愉快でした


  

映像やイルミネーションなど多様な作品

観る者の感性が試されてあると感じました









台風の余波で今夜の越中八尾が気掛りです

かなり昔に一晩中町流しを路傍に佇んで〜

始発列車まで眺めた懐かしい想い出



朝方白く夜更けて紅花になる酔芙蓉を知りました

八尾で買った苗木はすっかり枯れましたが

妖しげな趣きを愛でて毎年近くに見に行きます

そして夏の果てを感じさせられ〜葛焼きを〜

長月朔日に一服してます



台風の影響に日本列島が蹂躙されてますが

昨日は晴れ間に観能が叶いました

〜朝長〜深傷を追い辿り着いた青墓の宿

16歳で自刃する哀れさ、平治物語では

このまま敵にとられるよりはと父義朝が〜

どちらかにしても観音懺法で現われる朝長の霊

激しい太鼓の音色に気品高く高貴な精神に満ち

無常を感じさせていました

伝世阿弥ですが重厚な演出で見応えあり

やはり三修羅ですね