身体的にも精神的にも大変だった | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

巨体を支えるには心もとない私の足首。少しでも普通に歩きたい一心で、階段の上り下りにかなり負担を掛けていた。

月曜日にとうとう悲鳴を上げて、火曜日から休業。またまた、杖無くしては歩けなくなってしまった。痛み止めで何とかしのいで、今日は少しいい感じになっている。

 

先日、母がスーパーでカバンを無くした。ショッピングカーにトートーバックを掛けていたのを忘れて帰宅してしまったのである。

すぐに気が付いてスーパーに行ったけれど、トートーバックは忘れものとして届けられる事なく姿を消していた。

財布は買い物を入れた袋に入っていたのでセーフでしたが、手帳・健康保険証の類・預金通帳・携帯電話が入っていた。

何かヤバいものばかり・・・。夕方だったので、すぐに携帯電話は使用停止の手続きをして、その他は翌日に・・・。

翌朝、痛い足を引きずって母を伴い、警察や銀行や役所を回った。

高齢な母。認知症とまではいかないが、こういった届け出や手続きが苦手になっている。

無くなったものから、とにかく早く届け出や手続きが必要と考えられる。とにかく悪用される事が怖い。

休業するほど足の調子が悪いのに・・・。

安静にしていたいのに、とにかく間の悪い時の事件である。

痛みをこらえて頑張って色々とやっているのに、隣で訳が分かったような分からないような声掛けをしてくるので、他人の前なのにぶちぎれてきつい言葉を何度も母にかけてしまった。

高齢者に心のストレスを掛けると、精神的によくない結果をもたらし、混乱や焦って失敗する事で悪い方向にどんどん進んでしまう事は、専門職なので重々知っているけれど、

私自身も、身体的にも精神的にもボロボロ状態。そんなわけで、我慢の限界がいつも以上にすぐに達する状態となっている。

警察・銀行・役所と手続きが済んで帰宅。母に「本当にありがとうね。私一人じゃできなかった」とねぎらいの言葉を掛けられたけれど、それだけでもイライラしてしまった。

その日は、痛みが増強して、杖を使用しても家の中以外の活動は難しくなってしまった。

さて、携帯電話も無駄に料金を払わないといけないので、今までのものを解約。新規に契約して新しいものを購入。

以前より、スマホにしたがっていたのでスマホにチェンジ。しかし、案の定、操作になかなか慣れない様子。

私の足は全然良く成ることなく、本当にストレスの上にストレス。スマホの操作を易しく教えてあげられる心の余裕がない。ついつい、またきつい言葉を母に投げかけ母をシュンとさせてしまう。

 

トートーバックをショッピングカーにかけ忘れた母が一番悪いが、

悪意にも、他人のバックを届ける事もなく盗んんだ輩は本当に憎々しい。

時間も経って明らかに盗難なのに、警察も「たまに、時間が経ってから『忙しくて届けられなかったのですが、こんなものを拾いました』と届けてくるケースがあるので」といって盗難を否定する。なんか不思議だ。

 

お買い物袋有料化で「エコバック万引き」が急増しているというニュースを見た。

何気に、この日本から「善意」という言葉が失われつつあることを感じる。