久々の回転ずし | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

退院後初めてのスシロー。本当は、先月の“カニ祭り”に行きたかったのですが、何だかんだで行けなかった。

今日は、珍しくリハビリが早く終わり、母も嫌がらずに自主的に自分のリハビリに出掛けてくれたおかげで、

ゆったりと、お買い物ついでにスシローでランチが実現しました。

しかし、最近の回転ずしは流れてくるお寿司が少なくて、どのお客さんもお好みのお寿司を注文している。

何気に目の前を通り過ぎるお寿司が少なくて寂しい感じだ。

 

さて、最近のお年寄りは本当に元気だと思います。

前にも書きましたが、受付前のロビーは常連の方々のサロンになっている。

ある一つのコロニー。数人の八十代後半くらいの御婦人方に混じって、五十代後半の男性がペラペラと。

一人が、

「ねえねえ、ラインのアプリを入れたけど使い方が分からないから教えて」と白一点の五十代に聞いている。

うちの叔父も使っているし、けっこう歳を重ねている知人もラインを使っている。

が、何気に「すごい」と思ってしまいました。

なかなか、高齢になると新たな事を覚えるのが難しくなってくる。それが故に、新たなものを嫌厭しがちである。

それなのに、アプリをダウンロードして、それを使う手順を覚えようというのだからすごいと思った。

 

違うコロニーでは・・・。

この病院には、病院の関係者(もと職員だったか・・・もと患者さんだったか)が趣味で絵画を書いていて、その絵を数十点いたるところに飾っている。何気にシャガール系の雰囲気の絵である。

リハビリ室前にある絵は、やや暗めの色使いの抽象画である。その絵についての話で花が咲いているのだが・・・。完璧に「気持ち悪い」だの「癒されない」などと悪口を言っている。

そしたら、一人のご婦人(八十代くらい)がお家の方に誘われて映画を観に行ったそうです。

ご本人はサスペンスものの映画のつもりで構えていたそうなんですが、蓋を開けたらホラー映画だったそうで。

その映画のイメージとその絵画のイメージが似ている様で、「まるでホラーのような絵ね」なんて言っている。

あまりじっくりその絵画を鑑賞した事はないのだが、改めて見てみると確かにホラーと言えばホラーである。

しかし、八十代のご婦人の口から「ホラーね」なんて言葉が出てくると想像だにもしない世間知らずな私。

ちょっと吃驚した。

リハビリの待ち時間。耳ダンボにしていると、けっこう退屈しのぎになる。