よく分からない季節 | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

昨日は○○回目の誕生日でした。

今年は何かなァ・・・。夏の終わりに思いがけない事故にあって、三か月近く経ってもリハビリの毎日。

ただただ一生懸命な今日で、“祝♪誕生日”といつもの盛り上がりが足りない感じがする。

 

先週頃から、いよいよ初冬の気配を感じていましたが、昨日の暑さには吃驚しました。

何だかんだと言って寒いに違いないと思った私は、冬物の上着を着てリハビリに出掛けてしまった。

三十分かけて徒歩での通院。歩いて運動しているせいもありますが、上着の下は汗だく・・・。上着を脱ぎたかったですが、片手に杖だし、両手がふさがってしまう。動きが不自由なのに両手がふさがってしまうのは何気に怖い。

本当に、この上着を着てきた事に後悔しました。

翌日の今日は、またまた初冬の気配。寒い・・・。何か暑かったり寒かったりで体調が悪くなりそうだ。

小雨ポツポツの寒い中、鷺が水遊びしていた。深々と響く雪音の中、佇む鷺の精。『鷺娘』の冒頭のシーンを思い出し、余計に寒くなったような気がする。何て、ちょっと大袈裟ですね。

 

通院している病院は、受付時間前までに来た人に整理券を配っている。で、整理券を持っている人から受付を開始する。

聞くと、六時半から待っているとか、脅威な人々がけっこういる。

起床したらまず病院に行って整理券を取って帰宅。それから朝ごはんを食べて身支度をしてもう一度受付時間近くに来院するというご近所のご婦人とも出会った。

受付前の受付ロビーはサロン化している。果物や野菜などがパンパンに入ったレジ袋をいくつも抱えて来ているご婦人。

顔馴染みの患者さんに配りまくっている。とてもローカルな吃驚な風景である。

この病院の看護師がダメ子ちゃんの理由の一つに、患者さんが良い意味で優しく、悪い意味でお節介だからなのかなぁと最近感じる。

ただただルーチンに動くのみで、看護師としての気遣いとかが全くできない人が多くて、本当に居心地の悪い病院。が、人というのは、そんな環境でも、何とか居心地よくしようとする。だから、患者さん同士が思いやり、良い意味で優しく親切で悪い意味でお節介となる。その雰囲気が退院後も続いているんじゃないのかしら。

看護師は、患者さん同士で何とかやっているんだから「いいじゃん」と思っているのか、はたまた、患者さん同士が補っている事に気が付いていないのか。「ここの看護師さんは若いから仕方がないよなぁ」という患者さんの言葉に甘えすぎのような気がする。まあ、他所の病院の事だからいいのですが・・・。患者の立場で、もう一度、抜鈎の手術を受けるために入院しなきゃいけないじゃない。患者として。できればもう少し看護がよい環境に入院したい。まあ、一日、二日の入院だから我慢できる範囲ですが。