以前から、母は薬に関するコンプライアンスが悪い。
血圧が高いのにその必要性を理解していない。
もう、何十年も甲状腺の薬も使っているが、これについても「薬でコントロールされている」という事を理解していない。
・・・というか、
面倒だし、別に薬を飲んでいなくても変わらないし(本当は血圧がめちゃめちゃ高くなったり、何気に体調が悪い事がある)、こんなものいらないという感覚がどこかにある。
少ない年金で、お金がもったいないという感覚もあるらしい。こんな医療費に使うのだったら、もっと楽しい事や美味しい事に使いたいと思っている感じがする。
で、具合が悪くなったら、また薬をもらいに病院に行けばいいと思っている。
色々、言い訳を聞いているとこんな感じの心理が読めてくる。
風邪とか、急性の疾患とは違う。
たぶん、分かっているのだろうけれど、分かりたくないようである。
医療従事者の身内なんだから勘弁してほしい。
母自身のコンプライアンスの問題なのに、私が放置、虐待をしているように世間様から思われてしまう。
よって、ついつい口うるさくなるし、あまり分からないと半日以上口を利かないくらいにカッカッとしてしまう事がある。
内服をきちっとやっているか不安な事もあるので、時々声を掛ける。
昨日はどうも内服をし忘れた様子だったので、今朝は朝食後に内服を促すために母に声掛けした。
ところが、肝心の薬がない事が判明。いつから無いのか不明だが・・・。確実に昨日から無かった模様。
いつから無いのか問うと、ああだこうだとはぐらかしてごまかす。
まったく!!
という事で、朝一番で自分のリハビリに出掛ける。
すでに、母は腰痛治療のためのリハビリに行く気が全くなくなっているので、帰宅後すぐに母をリハビリに付き添っていく。
で、その帰りに、母の掛かりつけ内科クリニックに受診して薬を処方してもらい帰宅。
本当は、私も自分の掛かりつけで薬を処方して貰いたかったが、病院三件巡るとさすがに疲れる。
母の受診しているクリニックは、整形も内科も木曜日がお休みなので、今日は絶対Dayなのです。
しかし、私の掛かりつけは明日もやっているので^^
高齢になると、自分にいいように理解したり、自分勝手な思い込みで問題解決をして、誤りを訂正しても聞き入れないような・・・つまり“わからずや頑固”という傾向になる気がする。
あまりカリカリしないようにとは思っているけれど、、、。まだまだ修行がたりません。