リハビリ帰りに職場に顔を出してみた。
二か月ちょっとぶりの職場だった。
退院以来、一番長距離の出歩きである。
電車→バス→地下鉄。
退院以来、初めてのバス。
けっこう乗車、降車が大変だった。一瞬「どっちの足からスタートすればいいの?」という迷いが出る。
都心に向かう地下鉄。はじめは空いていたけれど、都心に近づくにつれて人が増えてくる。
都会の人は、いい意味でも悪い意味でも“人に無関心”である。みんなスマホなどをガン見しているので、周りに対しての注意が疎かである。
相手に悪気がないのは分かっているが・・・。とにかく怖い。
自分も元気な時はそうだったんだろうな・・・。
久しぶりの職場。みんなが笑顔で迎えてくれた。
温かな職場である。「元気ですか?もう大丈夫ですか?」と皆に声を掛けられる。
左足以外はいたって元気である。元気過ぎて申し訳ない気分である。
でも、みんなの顔を見て、本当に早く職場に戻りたいと思った。
・・・でも、今の状態じゃ何の役にも立てないし・・・複雑だ。
二か月も社会を離れていると、何気にボケている事に気が付く。
休職が長くなるにつれて、どんどんボケて、
社会復帰後の精神的な負担も心配だ。果たして、ついていけるだろうか?ちょっと不安になった。
主治医の言うように十二月中旬には復帰できても、しばらくは時差出勤で身体をならさないとダメだろうな。
写真のように、いつもガラガラの地下鉄だったらいいのですが・・・、ありえないよなぁ。