膝蓋骨融合術のオペ後翌日から超音波治療が施された。(写真は神奈川県のあおき整形外科という病院のホームページからお借りしました)
最近、流行の治療らしい。この療法を実施すると、骨折の治癒が40%も促進するのだそうです。
入院中は日曜、祭日以外毎日実施。退院後は器械をレンタルして自分で毎日実施しています。・・・という事で、病院にいた時よりも継続的に実施しています。
毎日、理学療法士さんが治療に現れる。「骨折の治りがはやくなる治療法です」と説明。いじわるな私は「どれくらいはやく治るの」と聞いてみた。
一瞬困った表情をする理学療法のお兄さん。「どれくらいか分からないけれどはやく治るみたいですよ」とごまかしたような答え方。
まったく頼りない事である。
ネット検索すると色々な文献が出ている。サッカー選手のベッカム氏や野球選手の松井秀喜氏が骨折した時におこなった治療で話題になったらしい。一般に比べて30~40%も骨折治癒期間を短縮できる。プラセボと比較しても証明されたとか・・・。
やっぱり、医療者としてはきちっと数値を述べて答えるべき。「個別差はあるけれど、一般に30~40%治癒期間を短縮できるんですよ」と説明された方が説得力がある。
この治療は動いてはいけないという難点はあるけれど、痛くもかゆくもない療法である。
「本当に効いているの」という感じ。でも、そういわれれば一生懸命にやろうという気持ちになる。
実際、ネットで検索して効果のほどを知ったので、リハビリに行けない日やお休みの日でも家でできるように器械をレンタルした。たぶん、知らなければ、レンタルしようなんて思わなかった。
最近は保険適応のようだけれど、ちょっと前までは自費だったようだ。かなり高額な治療。高嶺の花の治療だったようだが、運よく保険適応になってからで良かったです。