疼痛コントロール | fuyusunのfree time

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長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

疼痛はかなり精神的なものが影響する。

よって、単に身体的な痛みだけを解決しようとしても難しい時がある。

 

患者と看護師間の信頼関係は大切である。

頼りなさや、不信感を感じる関係性では、いくら身体的疼痛に対して投薬を行っても良い薬効が得られないという事を患者の立場になって実感した。

 

私は喘息があって、その為に「オペ後の痛み止めの指示が出ていない」とオペ前日に看護師から伝えられた。

今の時代に、痛いのを我慢しろという事かい!

だいたい、入院以来さんざんロキソニンやらカロナールやら使っているのに、何でですか?

「オペ後、どんなに痛くても我慢しかないですからね」なんて言う事を、平気で患者に伝えられる看護師の神経が疑われる。

もともと、入院時からここの多くの看護師の不誠実さにマイナスイメージしか抱いていなかったので、

オペ後は、予想以上にそれらマイナス因子が大きく影響して大騒ぎをしてしまった。

そして、その大騒ぎに対しても、予想以上の不誠実な対応に、今時こんな病院があるんだと吃驚した。

 

疼痛時、結局は喘息に影響の少ない薬剤投与をした。

普段とは違うけれど、そういう体質の患者に投与する薬があるのだから、

オペ前にきっと医師から指示を受けるべきである。

また、オペ前に無神経にもプレッシャーを与える言動は控えるべきである。

もし、オペ後の疼痛時の指示がない事を知らなければ、こんなプレッシャーはかからなかっただろうし、

看護師たちが信頼できる関係性が確立されていれば、まったく違ったオペ後だったかも知れない。

 

患者の立場になって、経験を通じてよい勉強となった。