今回の演奏会で一番楽しみだったのはアニメーション『孫悟空』でした。
実は初演発表会を見ている私でした。逆算したら八歳の頃でした。
ええっ!東音会とのお付き合い・・・。そんなに古かったのですね。
当時の事の記憶・・・。
学校を休んでいった演奏会。学校が休めた事でルンルンでした。
いつも山台で演奏している人が舞台上でマイクを持って喋っていた。
松島庄十郎氏がきっとたぶん解説をしたんだろうな。よく覚えていない。ただ、演奏している人がマイクを持って喋っている姿が強く記憶に残っている。
馬の脚の画像が印象に残っている。「これこれ♪」と今日も記憶通りの画像に感動でした。
私が小学校に就学する前に、手塚治虫のアニメで『悟空の大冒険』というのをテレビでやっていた。大好きで見ていた。
その孫悟空が強く印象にあるので、そういう悟空が出てくるかと思いきや、かわいくない悟空にショックを受けた事を思い出します。
今日見た感じでは、そんなにショックを受けるほどかわいくない悟空ではなかったけれど。。。
手塚治虫の悟空に比べて、やっぱり可愛くないなぁ・・・。
母は、学校の勉強より「生の芸術が子供の心を育てる」という主義の人だったので、学校を休んで色々な舞台を観に行った事を覚えています。
東音会も複数学校を休んで観に行った記憶があります。
こんな幼ない頃から親しんでいた東音会。六十周年ですって。歳をとるはずです。
考えてみたら、人間国宝のあの方も若いお兄さんというイメージが今も残っている。
『操り三番叟』・『橡の木』・『新曲浦島』・『雨の四季』・長唄メドレー『四季の彩-「春」娘七種・梅の栄・花見踊り「夏」都鳥・東都のひびき・菖蒲浴衣「秋」夜遊曲・俄獅子・秋の色種「冬」まかしょ・四季山姥・鷺娘』・『あたま山』・『孫悟空』・『勧進帳』というプログラムでした。
今年は「立分れ『勧進帳』」が流行っているのですかね。今年に入って三回目です。個人的好みでは今日の演奏が一番素敵でした。
『あたま山』。いつ聞いても面白い。後半の演目が外せないものばかり。よい一日を過ごしました。楽しかった♪